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スポーツ実習(水泳)

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令和2年度入学者 スポーツ実習(水泳)
令和元年度以前入学者 スポーツ実習1(水泳)
教員名 鈴木 淳也
単位数    1 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 体育学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 対⾯式実技(5回限定)とオンライン(またはオンデマンド)の併⽤授業
Black BoardID:20202409、20202410
授業概要 ⽔泳を教えるために必要な実技能⼒と、指導の際に必要な⽔泳に関する専⾨知識、泳法観察スキルを養い、教育実習やスポーツ指導職における実技指導の⼟台づくりをする。
授業のねらい・到達目標 1 ⽔の特性と⽔泳学習における注意事項を認識し、説明できるようにする(A-4-1)。
2 近代4泳法習得の過程で、4泳法の泳技術や習得過程やチェックポイントを説明できるようにする(A-4-1)。
3 楽に泳ぐ技術(呼吸法など)の習得のため、クロールによる連続泳ができるようにする(A5-1)。
4 様々な泳法の仕組みを⼗分に理解し、各泳法習得の際に挙がる問題点と解決⽅法を習得する(A-4-1)。
これらの習得過程でワークシートとGoogleフォームなどを活⽤し、動作感覚を⾔語化して省察する(A-8-1)。
この科⽬は⽂理学部(学⼠(体育学))のディプロマポリシーDP4,DP5,DP8,及びカリキュラムポリシーCP4,CP5, CP8に対応しています。
授業の方法 初回授業でグループ分けを⾏い、対⾯とオンライン(オンデマンド)のローテーションについて指⽰する。
また、プール施設利⽤に関しては、プール施設内に⼊る前には⼿指の消毒を⾏うことや、男⼦は総体更⾐室で更⾐し、⼥⼦はプール更⾐室で更⾐し、荷物は全員プールサイドへ持参するなど、「⽔泳実技ガイドライン」を守り、各⾃感染症拡⼤予防に務めること。
毎回授業前⽇までに、その⽇の実技についてデモンストレーションと講義を配信し、簡易型の事前テストを受け、知識の定着を確認してから授業に⼊る。プールでの対⾯実技についてはステューデント・アシスタント(SA)とともに進めていく。実技技能習得の過程では、SAはじめ同じ班の他者と協⼒し合い、毎回の練習では泳ぎの状態のフィードバックを受け、各課題に求められる動きを、受講⽣が協⼒し合いながら主体的に養っていく。
さらに、専⾨的知識及び実技能⼒以外に、その領域特性を踏まえた体つくり運動も⾏う。
課題の提出⽅法やフィードバック⽅法などは、第1回⽬授業にて説明する。
履修条件 教員免許取得希望者は、2年次「スポーツ⽅法論(⽔泳)」も履修すること。
授業計画
1 ガイダンス、プール利⽤のガイドラインの提⽰とグループ分け。
⽔泳の歴史・⽔泳の意義
【事前学習】シラバスの記載内容を確認し、疑問点や課題となりそうなことをノートに記⼊すること(A-4) (2時間)
【事後学習】Googleフォームに必要事項を記⼊し、次の授業の課題を、授業当⽇に発表できるようシートに記⼊す ること(A-8) (2時間)
2 ⽔泳の特性と⽔泳学習時の注意事項
【事前学習】次回の授業内容を教科書・リフレクションシートで確認し、⽬標設定をシートに書き込むこと(A-4、 A-5) (2時間)
【事後学習】リフレクションシートに必要事項を記⼊し、次の授業の課題を、授業当⽇に発表できるようシートに記 ⼊すること(A-8) (2時間)
3 ⽔泳のバイオメカニクス(抵抗⼒、揚⼒、抗⼒、慣性⼒)
近代4泳法の構造と泳法習得の際のつまづきのポイント
【事前学習】次回の授業内容を教科書・リフレクションシートで確認し、⽬標設定をシートに書き込むこと(A-4、 A-5) (2時間)
【事後学習】リフレクションシートに必要事項を記⼊し、次の授業の課題を、授業当⽇に発表できるようシートに記 ⼊すること(A-8) (2時間)
4 対⾯組:クロールの泳法習得過程の実習
オンデマンド組:クロールの泳法観察と指導のポイント
【事前学習】次回の授業内容を動画で確認し、⽬標設定をシートに書き込むこと(A-4、A-5) (1時間)
【事後学習】オンデマンドで指⽰した課題を記⼊し、ワークシートに必要事項を記⼊すること(A-8) (3時間)
5 対⾯組:クロールの泳法習得過程の実習
オンデマンド組:クロールの泳法観察と指導のポイント
【事前学習】次回の授業内容を動画で確認し、⽬標設定をシートに書き込むこと(A-4、A-5) (1時間)
【事後学習】オンデマンドで指⽰した課題を記⼊し、ワークシートに必要事項を記⼊すること(A-8) (3時間)
6 対⾯組:背泳の泳法習得過程の実習
オンデマンド組:背泳の泳法観察と指導のポイント
【事前学習】次回の授業内容を動画で確認し、⽬標設定をシートに書き込むこと(A-4、A-5) (3時間)
【事後学習】オンデマンドで指⽰した課題を記⼊し、ワークシートに必要事項を記⼊すること(A-8) (1時間)
7 対⾯組:背泳の泳法習得過程の実習
オンデマンド組:背泳の泳法観察と指導のポイント
【事前学習】次回の授業内容を動画で確認し、⽬標設定をシートに書き込むこと(A-4、A-5) (3時間)
【事後学習】オンデマンドで指⽰した課題を記⼊し、ワークシートに必要事項を記⼊すること(A-8) (1時間)
8 対⾯組:平泳ぎの泳法習得過程の実習
オンデマンド組:平泳ぎの泳法観察と指導のポイント
【事前学習】次回の授業内容を動画で確認し、⽬標設定をシートに書き込むこと(A-4、A-5) (2時間)
【事後学習】オンデマンドで指⽰した課題を記⼊し、ワークシートに必要事項を記⼊すること(A-8) (2時間)
9 対⾯組:平泳ぎの泳法習得過程の実習
オンデマンド組:平泳ぎの泳法観察と指導のポイント
【事前学習】次回の授業内容を動画で確認し、⽬標設定をシートに書き込むこと(A-4、A-5) (3時間)
【事後学習】オンデマンドで指⽰した課題を記⼊し、ワークシートに必要事項を記⼊すること(A-8) (1時間)
10 対⾯組:バタフライの泳法習得過程の実習
オンデマンド組:バタフライの泳法観察と指導のポイント
【事前学習】次回の授業内容を動画で確認し、⽬標設定をシートに書き込むこと(A-4、A-5) (3時間)
【事後学習】オンデマンドで指⽰した課題を記⼊し、ワークシートに必要事項を記⼊すること(A-8) (1時間)
11 対⾯組:バタフライの泳法習得過程の実習
オンデマンド組:バタフライの泳法観察と指導のポイント
【事前学習】次回の授業内容を動画で確認し、⽬標設定をシートに書き込むこと(A-4、A-5) (2時間)
【事後学習】オンデマンドで指⽰した課題を記⼊し、ワークシートに必要事項を記⼊すること(A-8) (2時間)
12 対⾯組:泳法チェックと実技まとめ
オンデマンド組:泳法チェックのポイント
【事前学習】次回の授業内容を動画で確認し、⽬標設定をシートに書き込むこと(A-4、A-5) (3時間)
【事後学習】オンデマンドで指⽰した課題を記⼊し、ワークシートに必要事項を記⼊すること(A-8) (1時間)
13 対⾯組:泳法チェックと実技まとめ
オンデマンド組:泳法チェックのポイント
【事前学習】次回の授業内容を動画で確認し、⽬標設定をシートに書き込むこと(A-4、A-5) (2時間)
【事後学習】オンデマンドで指⽰した課題を記⼊し、ワークシートに必要事項を記⼊すること(A-8) (2時間)
14 筆記試験(オンデマンド)
【事前学習】これまでの授業課題をワークシートで確認し予習ておくこと(A-4、A-5) (1時間)
【事後学習】採点後ワークシートを⾒直し、⾃⾝の強みと弱みを把握すること(A-8) (3時間)
15 授業および泳法試験・筆記試験の振り返り
【事前学習】前期の授業を振り返り⾃⾝の弱みをフォローするための⽅策を練っておくこと(A-4、A-5) (1時間)
【事後学習】今後の課題を挙げ、課題に対するアクションの⼿段と内容をワークシートに記⼊し、次年度まで補講時 間帯に週1回1時間を⽬安に「間の学び」を実施すること(A-4, A-8) (3時間)
その他
教科書 『『水泳指導教本(日本水泳連盟)』』 大修館書店
参考書 特になし
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:近代4泳法の泳⼒確認テストとオンデマンドの筆記試験(50%)、授業参画度:授業前知識確認試験および、授業後に提出する事後課題の記述内容(50%)
授業内の実技テストは、⽇本⽔泳連盟泳⼒検定基準表と、教員採⽤試験の実技課題の合格ラインを基準に採点される。
授業前にオンデマンドでデモンストレーション動画を閲覧し、泳法習得の課題について事前知識確認試験を実施するので、毎回必ずそれを受験し、満点を獲得してから受講すること。毎回授業の最後に実技の達成度をはかる泳⼒試験を実施する。授業後に実技実施者、遠隔での受講者に対し、その⽇の実技の動画をもとにした課題を課す。事前知識確認試験と事後課題を提出することで出席点とみなし、前者の実技技能と合わせ「授業参画度」の評価とする。事後課題の提出数が全授業回数の2/3未満の場合は、成績評価対象から除外する。
オフィスアワー 月曜日1~2限 昼休み 総合体育館プール事務室
備考 特に泳ぎの自信がない学生は、入学前から公営のプールなどで、自主的に練習を積んで準備しておくこと。

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