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令和元年度以前入学者 | 野外スポーツ実習(スノースポーツ) | ||||
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教員名 | 髙橋 正則 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 体育学科 | ||||
学期 | 集中 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 集中授業 |
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授業概要 | 自然の中でスノースポーツの楽しみ方と教え方に関する基礎的知識を実践的に学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> 冬の代表的なスノースポーツであるスキーについて,基礎スキーの技術体系や指導法,安全対策,自然環境などの知識を関連概念を含めて理解することができる。また,実際の体験から困難な状況への挑戦とスキル向上による達成感,および自己実現の喜びを知るとともに,共同生活を通して適正な社会性を身につけ,日常生活では得ることのできない自然環境の振舞いを身をもって体験することができる。 <到達目標> この科目は文理学部(学士(体育学))のDP及びCP1,4,5,8に対応しています。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる(A1-3)。 ・問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる(A4-3)。 ・責任と役割を担い,新しいことに挑戦することができる(A5-3)。 ・学修状況を自己分析し,その成果を評価することができる(A8-3)。 ・ |
授業の方法 | 授業形態は,宿泊を伴う学外実習で実技を主とし,基礎スキーの技術体系や指導法,安全管理,競技スキー,スノースポーツの現状等については宿舎施設にて講義形式で実施する。スキーゲレンデにおける実技は,スキルレベルに応じた班を受講単位とし,スキルアップと指導法の習得を目指した滑走指導を行う。なお,提出されたレポートは添削して返却する予定である。 |
履修条件 | 必ず事前ガイダンスを受講すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標,授業の方法,受講上の注意について説明する)
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解しておくこと。 (1時間) 【事後学習】集中授業に備え,ガイダンス内容を整理しておくこと。 (1時間) |
2 |
<講義>基礎スキーの技術体系と指導法,安全管理,傷害とその予防,競技スキーの概要(A-1)
【事前学習】実習用資料(小冊子)を事前に確認し,障害予防のための行動の仕方や対処方法を理解しておくこと。また安全を自ら確保するために,スキー滑走の基本的な動きと起こりうる傷害を確認しておくこと。 (1時間) 【事後学習】学習内容を振り返り,ノート等に安全管理上の注意事項を整理しておくこと。 (1時間) |
3 |
<講義>スキーを取り巻く自然環境,障害者スキー,スノースポーツの現状と今後(A-1)
【事前学習】実習用資料(小冊子)を事前に確認しておくこと。 (1時間) 【事後学習】スノースポーツの現状と今後について説明できるようにまとめておくこと。 (1時間) |
4 |
<第4回以降は実技実習>スキルレベル別班編成,環境とスキーに慣れる(A-5) 上・中級レベル:大回りターンでポジション確認 初級レベル:安全と防寒,用具,移動,滑走 【事前学習】スキーゲレンデにおける注意事項を十分確認しておくこと(A-1)。 (1時間) 【事後学習】各レベルに応じて学習内容を振り返り,自らの課題を抽出しておくこと。 (1時間) |
5 |
上・中級レベル:大回りターンで姿勢・スタンス・ターン孤をチェック,長い距離をゆっくりと滑る 初級レベル:安全管理,リフトを使う,プルークスタンスと姿勢を理解して滑走スピードをコントロール 【事前学習】自らの課題を確認するとともに,課題解決のための質問事項を検討しておくこと(A-4)。 (1時間) 【事後学習】各レベルに応じて学習内容を振り返り,自らの課題を抽出しておくこと。 (1時間) |
6 |
上・中級レベル:大回りターンで荷重と角づけの変化と運動によるターンのコントロール 初級者レベル:プルークボーゲンで方向を変える 【事前学習】スキー用具の管理方法や管理の重要性について認識を深めておくこと。 (1時間) 【事後学習】各レベルに応じて学習内容を振り返り,自らの課題を抽出しておくこと(A-4)。 (1時間) |
7 |
上・中級レベル:大回りターンで急斜面を安全に,中・緩斜面をスピード豊かに 初級レベル:ショートスキーでプルークボーゲンを楽しむ 【事前学習】スキーに関する専門用語について実習用資料(小冊子)を参考に確認しておくこと。 (1時間) 【事後学習】各レベルに応じて学習内容を振り返り,自らの課題を抽出しておくこと(A-4)。 (1時間) |
8 |
上・中級レベル:整地された様々な斜面を大回りターンで滑る(ターン孤の深さによるスピードコントロール) 初級レベル:プルークボーゲンからプルークターンへ,長い距離を滑る 【事前学習】自ら出来ることと,出来ないことについてまとめておくこと(A-4)。 (1時間) 【事後学習】各レベルに応じて学習内容を振り返り,自らの課題を抽出しておくこと。 (1時間) |
9 |
上・中級レベル:小回りターンの姿勢・ターン孤・身体各部の協調運動をチェック 初級レベル:プルークボーゲンと斜滑降からシュテムターンへ,左右脚(板)の交互操作 【事前学習】同一のグループメンバーに自らのスキルについて他者評価を得ておくこと(A-4)。 (1時間) 【事後学習】各レベルに応じて学習内容を振り返り,自らの課題を抽出しておくこと。 (1時間) |
10 |
上・中級レベル:小回りターンで荷重・角づけ・リズムの変化と運動によるターンのコントロール 初級レベル:シュテムターンからパラレルターンへ,大きな動作によるスムーズな切り替え 【事前学習】各技術について自らの課題を事前に確認しておくこと(A-4)。 (1時間) 【事後学習】各レベルに応じて学習内容を振り返り,自らの課題を抽出しておくこと。 (1時間) |
11 |
上・中級レベル:整地・不整地・急斜面を小回りターン(ウェーデルン)で滑る 初級レベル:パラレルターンで長い距離を滑る,斜面の変化に対してプルークも利用する 【事前学習】各レベルに応じたコース選択を行うため,スキーゲレンデの地図を確認しておくこと。 (1時間) 【事後学習】各レベルに応じて学習内容を振り返り,自らの課題を抽出しておくこと。 (1時間) |
12 |
上・中級レベル:ショートスキーで大回り・小回りターンを楽しむ,初級者の指導 初級レベル:ターンのリズムを変化して小回りターンへ,安全に様々な状況に対応 【事前学習】各レベルに応じた安全管理の重要性を確認しておくこと(A-1)。 (1時間) 【事後学習】各レベルに応じて学習内容を振り返り,自らの課題を抽出しておくこと。 (1時間) |
13 |
初・中・上級レベル:斜面変化や自然環境の変化を楽しみながら長距離を移動,様々な状況に挑戦(A-5) 習得すべき知識についての授業内筆記試験(A-8) 【事前学習】スノースポーツにおける基礎的知識について再確認しておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業内筆記試験の内容を振り返り,不十分な知識を補っておくこと。 (1時間) |
14 |
理解度の確認と解説(質疑応答を含む)
【事前学習】実習期間における全ての学習内容を確認し,疑問点を整理しておくこと。 (1時間) 【事後学習】各レベルに応じて学習内容を振り返り,自らの課題を抽出しておくこと(A-8)。 (1時間) |
15 |
実習の振り返りとまとめ(A-8)
【事前学習】実習期間における全学習内容を,整理しておくこと。 (1時間) 【事後学習】実習を通して学習した内容を振り返り,スノースポーツの魅力と安全管理をノート等にまとめておくこと。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 実習用資料(小冊子)を配布する。 |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート(5%)、授業内テスト(15%)、授業参画度(50%)、技術の理解とその向上(30%) レポート及び授業内テスト:各1回とし最終講義時に実施する。 授業参画度:実習に対する取り組み方を観察にて評価する。 |
オフィスアワー | 火曜日:15時~16時 木曜日:18時~ 金曜日:昼休み 場所:体育学研究室第6研究室 |