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スポーツ方法論(陸上競技)

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令和元年度以前入学者 スポーツ方法論(陸上競技)
教員名 青山 清英
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 体育学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 課題研究(Blackboardを通じた課題学習)と対面授業の併用型。
Blackboard ID : 火曜日1限20202479、水曜日1限20202480、水曜日3限20202481
授業概要 理論と実践の両面から陸上競技の特徴、学習を理解できるようにする。
授業のねらい・到達目標 スポーツ種目としての陸上競技の特徴を理解できるようにするとともに、動きの習得と指導を運動観察の課題を中心に理解し、実践できるようにする。この科目は文理学部(学士(体育学)のDP及びCP1,3,6,7に対応している。・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、陸上競技の指導において自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる(A1-3)。・仮説に基づく課題や問題を提示し、客観的な情報を基に、陸上競技の指導活動を論理的・批判的に考察できる(A3-3)。・陸上競技の指導活動においてさまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互の意思伝達を自由かつ確実に行い、他者との良好な関係を確立することができる(A6-3)。・集団の活動において、より良い成果を上げるために、陸上競技の指導者として他者と協働し、作業を行うことができる(A7-3)。
授業の方法 授業は実技実習と課題研究の両面から行っていく。レポート課題や授業時のリアクションペーパーについては、提出回の次の授業で課題のねらいと考察のポイントを解説する。Blackboardの成績表ページにてフィードバックを行う
履修条件 1年時の「陸上競技」の実技の単位を修得していること。
授業計画
1 オリエンテーション及び陸上競技コーチング学の概要を理解できるようにする。
【事前学習】テキスト『陸上競技のコーチング学』の目次を確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】陸上競技コーチング学の概要をノートにまとめておくこと。 (1時間)
2 陸上競技の特徴:陸上競技のさまざまな種目の特徴を運動構造、ルール等の観点から理解し、説明できるようにする(A1-3)。
【事前学習】陸上競技のさまざまな種目のルールを確認しておく(A1-3)。 (1時間)
【事後学習】陸上競技の特徴をノートにまとめておくこと(A1-3)。 (1時間)
3 運動学習の理論(動きの動感習得):運動感覚論的な運動学習について理解し、説明できるようにする(A1,3-3)。
【事前学習】運動学的運動学習理論を復習しておくこと(A1,3-3)。 (1時間)
【事後学習】動きの動感習得についてノートにまとめておくこと(A1,3-3)。 (1時間)
4 ハードル走(実技):ハードリングとインターバル走ができるようにする(A3,6,7,3-3)。
【事前学習】ハードル走の技術について復習しておくこと(A1,3-3)。 (1時間)
【事後学習】ハードル走の技術についてノートにまとめておくこと(A1,3-3)。 (1時間)
5 ハードル走(実技):スタートから1台目のハードリングをできるようにする(A3,6,7,3-3)。
【事前学習】スタートから1台目のハードリングの技術について復習しておくこと(A3,6-3)。 (1時間)
【事後学習】ハードル走:スタートから1台目のハードリングポイントについてノートにまとめておくこと(A3,6-3)。 (1時間)
6 ハードル走(実技):スタートから3台目のハードリングをできるようにする(A3,6,7,3-3)。
【事前学習】ハードルの技術構造について調べておくこと(A3,6-3)。 (1時間)
【事後学習】ハードルの技術ポイントについてノートにまとめておくこと(A3,6-3)。 (1時間)
7 運動観察論:マイネルの運動観察論を中心に説明する(A3,6-3)。
【事前学習】一年時の運動学の授業内容を理解しておくこと(A3,6-3)。 (1時間)
【事後学習】マイネルの運動観察論をノートにまとめておくこと(A3,6-3)。 (1時間)
8 ハードル走の質的運動分析(A6,7-3)。
【事前学習】ハードル走の運動観察について整理しておくこと(A6,7-3)。 (1時間)
【事後学習】分析結果をノートにまとめておくこと(A6,7-3)。 (1時間)
9 ハードルの動感自己観察(A1,3-3)。
【事前学習】マイネルの運動観察論を確認しておくこと(A1,3-3)。 (1時間)
【事後学習】学習指導要領における「陸上競技」の教育的位置づけについてノートにまとめておくこと(A1,3-3)。 (1時間)
10 運動指導の理論(A1,3-3)。
【事前学習】動きの促発指導について確認しておくこと(A1,3-3)。 (1時間)
【事後学習】授業内容をノートにまとめておくこと(A1,3-3)。 (1時間)
11 指導案の作成:ハードル走の単元について実際に指導案を作成してみる(A1,3-3)。
【事前学習】ハードル走の教材について調べておくこと(A1,3-3)。 (1時間)
【事後学習】作成した指導案について再検討し、修正し、ノートにまとめておくこと(A1,3-3)。 (1時間)
12 指導方法の立案(ハードル走)(A3,6-3)。
【事前学習】ハードル走の指導方法について調べておくこと(A3,6-3)。 (1時間)
【事後学習】ハードル走の指導方法についてノートにまとめておくこと(A3,6-3)。 (1時間)
13 走り幅跳びの質的運動分析(A6,7-3)。
【事前学習】第12回の授業内容を復習し、運動観察の方法を理解しておくこと(A3,6-3)。 (1時間)
【事後学習】ハードル走の観察指導ができるようにノートにまとめておくこと(A3,6-3)。 (1時間)
14 走り幅跳びの動感自己観察(A1,3-3)。
【事前学習】走り幅跳びの運動観察について整理しておくこと(A6,7-3)。 (1時間)
【事後学習】分析結果についてノートにまとめておくこと(A6,7-3)。 (1時間)
15 陸上競技の指導における安全の確保:陸上競技の指導における学習者の安全確保について理解し、実際に対処できるようにする(A1,6,7-3)。
【事前学習】実技授業における安全確保の考え方について調べておくこと(A1,6,7-3)。 (1時間)
【事後学習】陸上競技の指導における学習者の安全確保についてノートにまとめておくこと(A1,6,7-3)。 (1時間)
その他
教科書 日本陸上競技学会 『陸上競技のコーチング学』 大修館書店 2020年 第1版
参考書 小木曽一之ほか編著 『中学・高校 陸上競技の学習指導』 道和書院 2017年 第1版
成績評価の方法及び基準 レポート:レポートはテーマと内容、提出状況をみて評価する。(50%)、授業参画度:授業参画度は授業態度、リアクションペーパー等で評価する。(50%)
対面授業に参加できない学生については、別途課題等を出して対応します。
オフィスアワー 授業終了時
備考 実技授業に出席する学生のみなさんへ
・体調管理に努めていただき、自身の不調や同居家族の不調があった場合は出席を見合わせること。
・授業に参加する際は大きな声で騒がず、大人数で密にならないように集合し、授業後は速やかに大学構内から帰宅すること。
・授業前後はマスクを装着し、学内への入構の際には手洗い消毒を行うこと。
・陸上競技場に来る前に正門にて検温を行うこと。また、陸上競技場入口で手指の消毒を行うこと。

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