文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 体育学科 > スポーツ方法論(バレーボール)
日本大学ロゴ

スポーツ方法論(バレーボール)

このページを印刷する

令和元年度以前入学者 スポーツ方法論(バレーボール)
教員名 水上 博司
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 体育学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 課題研究(blackboardを通じた学習資料配信)
授業概要 中学生・高校生を対象にしたバレーボールのオーバーハンドパス・アンダーハンドパスとサーブ・アタック技術の指導方法を習得し、それらの方法を活用した授業指導案の作成と指導案に基づいた模擬授業を実施する。なお課題研究(blackboardを通じた学習資料配信)方式による遠隔授業を通して本授業のねらい・到達目標となる基礎技術の的確な習得に必要な知識の獲得を目指す。授業計画の各回の習得課題を的確にレポートする。
授業のねらい・到達目標 以下のねらいを学習するための成果となる指導案を作成する。バレーボールの基礎技術(オーバーハンドパスとアンダーハンドパスとサーブ)の指導法とゲーム(6人制)中に必要とされるサーブ・アタックの基礎技術の指導法を受講生を対象にした模擬授業を通して実践できるようにする。
この科目は文理学部(学士(体育学))のディプロマポリシーDP1,DP3,DP6,DP7及びカリキュラムポリシーCP1,CP3,CP6,CP7,に対応しています。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる(A1-3)。
・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる(A3-3)。
・さまざまな人々とのコミニュケーションを通じて相互の意思伝達を自由かつ確実に行い,他者との良好な関係を確立することができる(A6-3)。
・集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者として他者と協働し,作業を行うことができる(A7-3)。
授業の方法 本授業は遠隔授業である。本授業では、中学生・高等学校の生徒を対象にした複数回の指導案を作成します。本授業の「ねらいや到達課題および授業計画」をベースにしながら、学習教材を提示し、それを補助教材を合わせて探求しながら指導案を作成します。
オーバーハンドパスとアンダーハンドパスとサーブの指導上の注意点を確認し、こうした基礎技術向上のためのさまざまなトレーニングメニューを理解する。また、ゲーム中のポジショニングに合わせた基礎技術習得のための指導上の注意点を確認し、そのためのトレーニングメニューを理解する。以上を理解した上で、指導案を作成し、この指導案に基づいた模擬授業を行う。本授業の事前・事後学習は,各1時間(合計2時間)の学習を目安とします。受講人数は50人程度と想定しております。履修希望者が受講制限人数をオーバーした場合には、第1回のガイダンス出席受講生から抽選をします。履修希望者が受講制限人数をオーバーした場合には、第1回目のガイダンス出席受講生から抽選をします。
履修条件 授業1回目のガイダンスに出席すること。履修希望者が受講制限人数をオーバーした場合には、第1回目のガイダンス出席受講生から抽選をします。

授業計画
1 授業の目的と受講上の注意などガイダンス、グループ分けも実施する。グループ内で自己紹介をしながら、バレーボールの技術習得についての考えを互いに伝え合う(A-6,A-7)
【事前学習】2年次のスポーツ実習(バレーボール)で配布したバレーボール基礎スキルハンドブックを読んでおくこと(A-1,A-3) (1時間)
【事後学習】オーバーハンドパスとアンダーハンドパスの練習を各自行っておくこと(A-1,A-3) (1時間)
2 オーバーハンドパスとアンダーハンドパスにおける指導法(1):短い距離のパスと長い距離のパスの体の動きの違いと基礎的トレーニングプログラムを理解する(A-6,A-7)
【事前学習】バレーボール基礎スキルハンドブック2ページから9ページを読んでおくこと(A-1,A-3) (1時間)
【事後学習】指導の導入プログラムを説明できるようにハンドブック9ページに記しておくこと。 (1時間)
3 オーバーハンドパスとアンダーハンドパスにおける指導法(2):グループ学習を通じて、パス技術の習得レベルや体力差の違いによる指導法の違いと配慮すべき学習内容を議論しながら理解する(A-6,A-7)
【事前学習】バレーボール基礎スキルハンドブック2ページから9ページを読んでおくこと(A-1,A-3) (1時間)
【事後学習】グループ学習の指導メニューとそのメリットとデメリットを説明できるようにハンドブック9ページに記しておくこと。 (1時間)
4 オーバーハンドパスによるロングパス(9メートル)の指導法:とくに実際の指導計画(60分)をつくり、グループ内で模擬授業を実施する(A-6,A-7)
【事前学習】バレーボール基礎スキルハンドブック27ページを読んでおくこと(A-1,A-3) (1時間)
【事後学習】ロングパスの指導上の注意点と指導プログラムを説明できるようにする。 (1時間)
5 アンダーハンドパスによるサーブレシーブの指導法:とくに実際の指導計画(60分)をつくり、グループ内で模擬授業を実施する(A-6,A-7)
【事前学習】バレーボール基礎スキルハンドブック28ページを読んでおくこと(A-1,A-3) (1時間)
【事後学習】サーブレシープというアンダーハンドパスの指導上の注意点と指導プログラムを説明できるようにする。 (1時間)
6 サーブレシーブ(アンダーハンドパス)から2段トス(オーバーハンドパス)の各種トレーニングメニューの理解:とくにラリーを続けることを重視し、ボールをキャッチしない人の動きを理解する(A-6,A-7)
【事前学習】レーボール基礎スキルハンドブック29ページを読んでおくこと(A-1,A-3) (1時間)
【事後学習】アンダーハンドパスとロングパスの連携動作に必要な動きのポイントを説明できるようにする。 (1時間)
7 チームビルディングをもちいたサーブレシーブから2トスの各種トレーニングメニューの指導法:とくにラリーを続けることを重視し、ボールをキャッチしない人の動きを理解する(A-6,A-7)
【事前学習】2年次のスポーツ実習(バレーボール)で学んだチームビルディングプログラムの注意点を確認しておくこと(A-1,A-3) (1時間)
【事後学習】アンダーハンドパスとロングパスの連携動作に必要な動きのポイントを説明できるようにする。 (1時間)
8 アタックの基礎技術獲得のための指導法:とくに実際の指導計画(60分)をつくり、グループ内で模擬授業を実施する(A-6,A-7)
【事前学習】バレーボール基礎スキルハンドブック30ページを読んでおくこと(A-1,A-3) (1時間)
【事後学習】アタック技術に必要な動きのポイントを説明できるようにする。 (1時間)
9 アタック技術向上のためのいろいろなトレーニングメニューを理解する。実際にトレーニングしながら指導のポイントをどのように指導するのか、その指導言語を習得する(A-6,A-7)
【事前学習】バレーボール基礎スキルハンドブック31ページから32ページを読んでおくこと(A-1,A-3) (1時間)
【事後学習】アタック技術向上のトレーニングプログラムのポイントを説明できるようにする。 (1時間)
10 サーブレシーブ・トス・アタックの3段攻撃の正確性を高めるための指導法とトレーニングメニューの理解。実際にトレーニングしながら指導のポイントをどのように指導するのか、その指導言語を習得する(A-6,A-7)
【事前学習】バレーボール基礎スキルハンドブック33ページを読んでおくこと(A-1,A-3) (1時間)
【事後学習】3段攻撃におけるプレイヤーの役割をそれぞれ説明できるようにする。 (1時間)
11 3人組・4人組のミニゲームを取り入れた3段攻撃の指導法(A-6,A-7)
【事前学習】バレーボール基礎スキルハンドブック34ページを読んでおくこと(A-1,A-3) (1時間)
【事後学習】ミニゲームにおけるプレイヤーの動きの特徴をそれぞれ説明できるようにする。 (1時間)
12 模擬授業(1)とリーグ戦(1):とくにラリーを続けることを重視し、ボールをキャッチしない人の動きを理解する。またチーム内での課題を話し合い、課題克服のために必要な技術とチーム戦術を修正する(A-6,A-7)
【事前学習】模擬授業をする受講生は指導案を作成しておくこと(A-1,A-3) (1時間)
【事後学習】模擬授業の反省と改善点をハンドブック35ページにレポートすること。 (1時間)
13 模擬授業(2)とリーグ戦(2):とくにラリーを続けることを重視し、ボールをキャッチしない人の動きを理解する。またチーム内での課題を話し合い、課題克服のために必要な技術とチーム戦術を修正する(A-6,A-7)
【事前学習】模擬授業をする受講生は指導案を作成しておくこと(A-1,A-3) (1時間)
【事後学習】模擬授業の反省と改善点をハンドブック35ページにレポートすること。 (1時間)
14 模擬授業(3)とリーグ戦(3):とくにラリーを続けることを重視し、ボールをキャッチしない人の動きを理解する。またチーム内での課題を話し合い、課題克服のために必要な技術とチーム戦術を修正する(A-6,A-7)
【事前学習】模擬授業をする受講生は指導案を作成しておくこと(A-1,A-3) (1時間)
【事後学習】模擬授業の反省と改善点をハンドブック35ページにレポートすること。 (1時間)
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深め、リーグ戦(3)を行う(A-6,A-7)
【事前学習】指導案の作成ポイントを理解しておくこと(A-1,A-3) (1時間)
【事後学習】バレーボールの基礎技術の指導法について、自らの改善点をハンドブック36ページにレポートすること。 (1時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 日本バレーボール協会・日本バレーボール学会 『コーチングバレーボール(基礎編)』 大修館書店 2017年 第1版
日本バレーボール協会 『最新バレーボールコーチ教本:公認バレーボール上級指導員・上級コーチ用』 大修館書店 2005年 第1版
成績評価の方法及び基準 授業参画度:バレーボールの基礎スキルの獲得を目的とした授業を構想し、指導案を作成する(70%)、教員との双方向のやり取りの内容から課題探求への姿勢を評価する(30%)
課題レポート(指導案)は必ず提出してください。すべての課題(指導案)が提出できていることが成績評価のための条件となります。なお教員との双方向のやり取りの内容から課題探求への姿勢の評価は、すべてblackboard上で行いますので、毎日一度はblackboardをチェックするようにしてください。
オフィスアワー blackboard上のコメント欄に質問をしてください。

このページのトップ