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スポーツ方法論(テニス)

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令和元年度以前入学者 スポーツ方法論(テニス)
教員名 髙橋 正則
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 体育学科
学期 半期 履修区分 選択必修
授業の形態 主として課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信)とし、一部対面型授業で実施する。

Blackboard ID: 金曜日2限→20202491
授業概要 テニスの競技特性を理解し,安全管理等における指導上の基本的知識を実践的に学ぶ。
授業のねらい・到達目標 <授業のねらい>
テニスにおける基本的な技能を向上させ,効果的な指導法を身につけることができる。特に,学習者がテニスを生涯にわたり継続できることを目標に,技能習得のための段階的指導法を学習し,学習者個々に対応した指導方法を見出せるようになる。また,どのようなレベルにおいても学習者がゲームを楽しんで出来るゲームベースドアプローチを考慮した指導実践力を発揮することができる。

<到達目標>
この科目は文理学部(学士(体育学))のDP及びCP1,3,6,7に対応しています。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる(A1-3)。
・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる(A3-3)。
・さまざまな人々とのコミニュケーションを通じて相互の意思伝達を自由かつ確実に行い,他者との良好な関係を確立することができる(A6-3)。
・集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者として他者と協働し,作業を行うことができる(A7-3)。
授業の方法 各授業では,主にBlackboardに課題を提示します。課題実施後,各自,授業内容に関するクイズまたは課題に対するリアクションペーパー等にまとめ,Blackboardにて提出してください。なお,提出された課題は添削し,Brackboard上でフィードバックします。
<対面型授業における注意>
1.体調管理に努め,自身や同居家族の不調があった場合は出席を見合わせること。
2.授業に参加する際は大きな声で騒がず,大人数で密にならないように集合し,授業後は速やかに大学構内から帰宅すること。
3.授業前後はマスクを装着し,学内への入構の際には手洗い消毒を行うこと。
なお、対面型授業の進度によって授業計画の内容が入れ替わる場合がある。
履修条件 「スポーツ実習1(テニス)」「スポーツ実習2(テニス)」の単位を必ず修得すること。
一部対面型授業を行うため,受講希望者が超過した場合には,抽選等を行う場合がある。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法,諸注意について説明する)
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第2回以降の授業に備え,テニスを行う際の用具等の準備をしておくこと。 (2時間)
2 【対面授業】安全管理:テニスコートの管理,準備運動,ボール遊び(ゲームベースドアプローチによる指導法),P&S・ショーツラリーの指導法(A-1,A-6)
【事前学習】ガイダンス時の注意事項を十分確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】用具やコート等の管理方法など,ノート等に整理しておくこと。 (2時間)
3 【対面授業】グランドストローク(フォアハンドストローク)の指導法(運動の観察:自己及び他者観察)(A-6)
【事前学習】前回授業で実施した準備段階やテニスの専門的用語を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】学習内容を振り返り,素振り等の練習を各自で実践し,その振り返りをノート等に整理しておくこと。 (2時間)
4 【対面授業】グランドストローク(バックハンドストローク)の指導法(運動の観察:自己及び他者観察)(A-6)
【事前学習】テニスの基本的技術名を書籍等で調査しておくこと。 (2時間)
【事後学習】フォアハンドとバックハンドの技術について整理しておくこと。 (2時間)
5 【対面授業】ボレー(フォア・バック)とボレー&ストロークの指導法(A-6)
【事前学習】ボレーの機能について専門書等で調査しておくこと。 (2時間)
【事後学習】ボレーの技術と指導上のポイントについてまとめておくこと。 (2時間)
6 【対面授業】サーブ(球種とコース)とサーブ&リターンからのラリーの指導法(A-6)
【事前学習】サーブやリターンをする際に重要な要点は何か検討しておくこと。 (2時間)
【事後学習】対象者の技能レベルに応じた言葉がけを調査しまとめておくこと。 (2時間)
7 【課題研究】ボレー&スマッシュの指導法,フィーディングの技術(A-6)
【事前学習】安全で効果的な練習方法を考えておくこと。 (2時間)
【事後学習】日本スポーツ協会が求めるコーチ1レベルのフィーディングが出来るよう練習しておくこと。 (2時間)
8 【課題研究】応用技術の指導法,指導計画の作成と実施(A-3)
【事前学習】応用技術としてどのような技術があるのか調査しておくこと。 (2時間)
【事後学習】効果的な言語教示についてまとめておくこと。 (2時間)
9 【課題研究】試合方法の指導:試合のルール,マナー・エチケット,試合時のコート管理(A-3,A-6)
【事前学習】試合のルールについて専門書またはインターネットを活用し調査しておくこと。 (2時間)
【事後学習】指導上,重要となる指導者の資質についてまとめておくこと。 (2時間)
10 【課題研究】試合方法の指導:シングルス(運動の観察:グループ観察)(A-6)
【事前学習】テニスのルール(シングルス)を十分確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】シングルスの試合の進め方と指導方法についてまとめておくこと(A-7)。 (2時間)
11 【課題研究】試合方法の指導:ダブルス(運動の観察:グループ観察)(A-6)
【事前学習】テニスのルール(ダブルス)を十分確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】ダブルスの試合の進め方と指導方法についてまとめておくこと。 (2時間)
12 【課題研究】試合の運営(シングルスにおける審判等)(A-3,A-7)
【事前学習】テニスのルール(シングルス)・試合の流れ等を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】審判に求められる態度についてまとめておくこと。 (2時間)
13 【課題研究】試合の運営(ダブルスにおける審判等)(A-3,A-7)
【事前学習】テニスのルール(ダブルス)・試合の流れ等を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】試合の運営上,管理すべき要点についてノート等にまとめておくこと。 (2時間)
14 【課題研究】第2回目から第13回目までの授業内容についての質疑応答(A-1,A-3)
【事前学習】前回授業までの内容を確認し,疑問点を整理しておくこと。 (2時間)
【事後学習】疑問点に対する回答が得られた場合,その内容を整理しておくこと。 (2時間)
15 【課題研究】指導計画と実践のまとめ(A-7)
【事前学習】全授業の内容を確認し,指導案を作成し具体的に指導できるよう準備しておくこと。 (2時間)
【事後学習】全授業内容を振り返り,要点等をノート等に整理しておくこと。 (2時間)
その他
教科書 なし
参考書 公益財団法人日本テニス協会 『テニス指導教本Ⅰ』 大修館書店 2015年 第1版
成績評価の方法及び基準 レポート:技術の理解度を含む(50%)、授業参画度(50%)
授業参画度は、授業内容に関するクイズまたは課題に対するリアクションペーパー等で評価する。
レポートは、第8回と第15回授業で実施する計2回の内容(技術の理解度を含む)で評価する。
<出欠と成績評価について>
 一部の授業は対面型で実施するが,地方出身者や感染予防の観点から大学へ登校できない学生については課題研究で実施する。
オフィスアワー 授業実施日
備考 受講人数は30人程度を想定している。
対面型授業として実技を実施する場合には、テニスに相応しい服装・シューズを準備すること。

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