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スポーツ方法論(剣道)

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令和元年度以前入学者 スポーツ方法論(剣道)
教員名 川井 良介
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 体育学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 12週のオンデマンド授業(PowerPointによる録画授業配信)と3週分の課題研究を行う。
授業概要 スポーツ実習1・2で身に付けた基本動作や対人的技能を基に、剣道の「形」の学習を通して、武道の伝統的な考え方を理解し、相手を尊重する態度を養成する。基本技稽古法では「元立ち」と「掛かり手」、日本剣道形では「打太刀」と「仕太刀」の相互関係を理解し、刀の操法や対人的技能を理論的に学習する。
体育会の部活動で剣道指導の実務経験を有する者が、その経験を活かして、剣道を理論的かつ実践的に指導する。
授業のねらい・到達目標 剣道指導における諸課題について、専門知識と競技特有の動作を身につける。また、学生が指導者になった際に課題を解決することができるようになることを目指し、生徒に対する剣道の指導法を理解することを目標とする。
これまでの運動・スポーツ経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3)
剣道の指導法における課題や問題を提示し、客観的な情報を基に、論理的・批判的に考察できる。(A-3-3)
形の練習を行うため、さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互の意思伝達を自由かつ確実に行い、他者との良好な関係を確立することができる。(A-6-3)
集団の活動において、より良い成果を上げるために、指導者として他者と協働し、作業を行うことができる。(A-7-3)
この科目は文理学部(学士(体育学))のDP及びCPの1、3、6、7に対応しています。
授業の方法 1)プレゼンテーションの方法
Blackboardで授業資料(PowerPoint)と課題を提示する。
2)授業形態
毎時、Blackboardで提示した授業資料の説明動画を閲覧し、各自、内容を整理する。質問があれば、掲示板に記入する(適宜、教員からフィードバックを行う)。また、小レポートを課すこともある。本授業の事前・事後学習は、合わせて2時間の学習を目安とする。
履修条件 スポーツ実習1・2(剣道)の単位を修得していること
スポーツ方法論(剣道指導法)も履修すること
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)、木刀による剣道基本技稽古法と日本剣道形に触れる(示範と映像で)(A-1-3)(オンデマンド授業)
【事前学習】シラバスを事前に確認すること、スポーツ実習1・2(剣道)の授業で明らかとなった課題を確認しておくこと (1時間)
【事後学習】配布された木刀による剣道基本技稽古法の作法について、ノートにまとめておくこと (3時間)
2 【木刀による剣道基本技稽古法】 基本1(一本打ちの技)(A-6-3)(オンデマンド授業)
担当教員の実務である剣道部コーチでの指導経験を基に、指導現場に即した授業を行う
【事前学習】前回の授業で配布した資料の「基本1」の要点をノートにまとめておく (2時間)
【事後学習】授業中に撮影した動画を見ながら、リフレクションノートに復習を行う (2時間)
3 【木刀による剣道基本技稽古法】 基本2、3(二・三段の技、払い技)(A-6-3)(オンデマンド授業)
担当教員の実務である剣道部コーチでの指導経験を基に、指導現場に即した授業を行う
【事前学習】第1回の授業で配布した資料の「基本2、3」の要点をノートにまとめておく (2時間)
【事後学習】授業中に撮影した動画を見ながら、リフレクションノートに復習を行う (2時間)
4 【木刀による剣道基本技稽古法】 基本4、5(引き技、抜き技)(A-6-3)(オンデマンド授業)
担当教員の実務である剣道部コーチでの指導経験を基に、指導現場に即した授業を行う
【事前学習】第1回の授業で配布した資料の「基本4、5」の要点をノートにまとめておく (2時間)
【事後学習】授業中に撮影した動画を見ながら、リフレクションノートに復習を行う (2時間)
5 【木刀による剣道基本技稽古法】 基本6、7(すり上げ技、出ばな技)(A-6-3)(オンデマンド授業)
担当教員の実務である剣道部コーチでの指導経験を基に、指導現場に即した授業を行う
【事前学習】第1回の授業で配布した資料の「基本6、7」の要点をノートにまとめておく (2時間)
【事後学習】授業中に撮影した動画を見ながら、リフレクションノートに復習を行う (2時間)
6 【木刀による剣道基本技稽古法】 基本8、9(返し技、打ち落とし技)(A-6-3)(オンデマンド授業)
担当教員の実務である剣道部コーチでの指導経験を基に、指導現場に即した授業を行う
【事前学習】第1回の授業で配布した資料の「基本8、9」の要点をノートにまとめておく (2時間)
【事後学習】授業中に撮影した動画を見ながら、リフレクションノートに復習を行う (2時間)
7 木刀による剣道基本技稽古法のまとめ(レポート)(A-7-3)(オンデマンド授業)
担当教員の実務である剣道部コーチでの指導経験を基に、指導現場に即した授業を行う
【事前学習】第2回~第6回の授業中に撮影した自身の演武を見て、形の流れを確認しておくこと (2時間)
【事後学習】授業中に撮影した動画を見ながら、リフレクションノートに復習を行う (2時間)
8 【日本剣道形】 歴史と理法、1本目(A-6-3)(オンデマンド授業)
担当教員の実務である剣道部コーチでの指導経験を基に、指導現場に即した授業を行う
【事前学習】第7回の授業で配布した資料の「日本剣道形の歴史と理法、1本目」の要点をノートにまとめておく (2時間)
【事後学習】授業中に撮影した動画を見ながら、リフレクションノートに復習を行う (2時間)
9 【日本剣道形】 2~3本目(A-6-3)(オンデマンド授業)
担当教員の実務である剣道部コーチでの指導経験を基に、指導現場に即した授業を行う
【事前学習】第7回の授業で配布した資料の「2、3本目」の要点をノートにまとめておく (2時間)
【事後学習】授業中に撮影した動画を見ながら、リフレクションノートに復習を行う (2時間)
10 【日本剣道形】 4~5本目(A-6-3)(オンデマンド授業)
担当教員の実務である剣道部コーチでの指導経験を基に、指導現場に即した授業を行う
【事前学習】第7回の授業で配布した資料の「4、5本目」の要点をノートにまとめておく (2時間)
【事後学習】授業中に撮影した動画を見ながら、リフレクションノートに復習を行う (2時間)
11 【日本剣道形】 6~7本目(A-6-3)(オンデマンド授業)
担当教員の実務である剣道部コーチでの指導経験を基に、指導現場に即した授業を行う
【事前学習】第7回の授業で配布した資料の「6、7本目」の要点をノートにまとめておく (2時間)
【事後学習】授業中に撮影した動画を見ながら、リフレクションノートに復習を行う (2時間)
12 【日本剣道形】 小太刀1~3本目(A-6-3)(オンデマンド授業)
担当教員の実務である剣道部コーチでの指導経験を基に、指導現場に即した授業を行う
【事前学習】第8回~第11回の授業中に撮影した自身の演武を見て、形の流れを確認しておくこと (2時間)
【事後学習】授業中に撮影した動画を見ながら、リフレクションノートに復習を行う (2時間)
13 武道における「形」に関するレポート(A-6-3)(課題研究)
担当教員の実務である剣道部コーチでの指導経験を基に、指導現場に即した授業を行う
【事前学習】これまでの授業中に撮影した動画を視聴しながら、第1回と第7回の授業で配布した資料に目を通し、自身の演武を確認する (2時間)
【事後学習】授業中に撮影した動画を見ながら、リフレクションノートに復習を行う (2時間)
14 筆記テスト(A-3-3)(課題研究)
【事前学習】筆記テストに向け、各自これまでの授業を振り返り、準備を各自行うこと (2時間)
【事後学習】筆記テストの中で、解けなかった問題の正答を調べ、ノートにまとめておくこと (2時間)
15 まとめ(これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める)(課題研究)
担当教員の実務である剣道部コーチでの指導経験を基に、指導現場に即した授業を行う
【事前学習】第2回~第14回までの内容を復習しておくこと (3時間)
【事後学習】まとめの内容を基にして、「武道における形稽古の意義」についてノートにまとめておくこと (1時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 全日本剣道連盟 『剣道指導要領』 プリ・テック株式会社 2008年
成績評価の方法及び基準 レポート:月に一度の小レポートと、第13回のレポートでのテーマと内容、提出状況をみて評価します。(30%)、授業内テスト:授業内テストは、筆記テストの結果で評価します。(40%)、授業参画度:授業参画度は、質問など(掲示板への書き込み)の積極的な参加姿勢を評価する。(30%)
オフィスアワー Blackboard上で質問を受け付け,次回のオンデマンド資料中で解説します。

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