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測定評価演習

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令和元年度以前入学者 測定評価演習
教員名 髙橋 正則
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 体育学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 主に課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信)によるが,状況により個別にオンライン授業となる場合がある。
授業概要 体力測定法に基づいて正しく体力測定を実施し,適切な基礎データを収集する。また,得られたデータをサンプルとし,データの扱い方や統計処理ソフトSPSSによる統計解析,および図表作成を通して,客観的評価に関する一連の手続きを実践的に学ぶ。
授業のねらい・到達目標 <授業のねらい>
文部科学省の体力測定項目に基づいて体力測定を正しく実施できるようになるとともに,得られたデータから,統計処理ソフトを利用して統計学的観点から客観的に評価することができる。

<到達目標>
この科目は文理学部(学士(体育学))のDP及びCP1,3,4に対応しています。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる(A1-3)。
・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる(A3-3)。
・問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる(A4-3)。
・学修状況を自己分析し,その成果を評価することができる(A8-3)。
授業の方法 各授業では、Blackboardに課題を提示します。課題実施後、各自、課題に対するリアクションペーパーにまとめ、Blackboardにて提出してください。
履修条件 必ず「体力測定法」および「測定評価」を受講し,単位修得すること。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標,授業の方法,受講上の注意について説明する)
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第2回以降の授業に備え,ガイダンス内容を確認しておくこと。 (2時間)
2 統計の意味・コンピュータの扱い方(A-1)
【事前学習】統計学の書籍を熟読しておくこと。 (2時間)
【事後学習】学習内容を確認し,パソコン使用時の注意事項をノート等に整理しておくこと。 (2時間)
3 代表値(平均値,中央値,最頻値)と散布度(標準偏差,分散)
【事前学習】記述統計について書籍等で調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】代表値や散布度の算出方法をノート等にまとめておくこと。 (2時間)
4 平均値の差の検定(対応なし・等分散を仮定する場合)(A-3,A-4)
【事前学習】有意差検定の必要性について再確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】統計量の算出方法についてノートにまとめておくこと。 (2時間)
5 平均値の差の検定(対応なし・等分散を仮定しない場合)(A-3,A-4)
【事前学習】背理法を確認して,t検定が説明できるようにしておくこと。 (2時間)
【事後学習】等分散を仮定しない場合のt検定であるウェルチの法について,その手続きをまとめておくこと。 (2時間)
6 平均値の差の検定(対応あり)(A-3,A-4)
【事前学習】対応の有無の違いについて書籍等で確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】対応がある場合の統計量の算出方法についてまとめておくこと。 (2時間)
7 カイ2乗検定(A-3,A-4)
【事前学習】カイ2乗検定の意味について調査しておくこと。 (2時間)
【事後学習】結果の味方および記述方法について,ノートに手順をまとめておくこと。 (2時間)
8 相関分析・回帰分析(A-3,A-4)
【事前学習】相関分析ならびに回帰分析の意味を書籍を利用して理解しておくこと。 (2時間)
【事後学習】擬似データを用いて,統計処理ソフトSPSS以外のエクセル等でも分析してみること。 (2時間)
9 一要因分散分析(対応ない,対応あり)と多重比較(A-3,A-4)
【事前学習】一要因分散分析の意味と多重比較検定について調査しておくこと。 (2時間)
【事後学習】結果の味方および記述方法についてまとめておくこと。 (2時間)
10 二要因分散分析(様々なデザイン)(A-3,A-4)
【事前学習】二要因分散分析におけるデザインについて調査しておくこと。 (2時間)
【事後学習】交互作用と主効果,単純主効果検定,多重比較検定,二要因分散分析の流れについてまとめておくこと。 (2時間)
11 測定データの評価
【事前学習】図表等の記述について要点を調査しておくこと。 (2時間)
【事後学習】統計学の観点から客観的評価を施す要点についてまとめておくこと。 (2時間)
12 レポート作成1(パラメトリクス検定のまとめ)
研究レポート作成(導入)
【事前学習】統計処理結果をレポートにまとめる際の必要な情報を調査しておくこと。 (2時間)
【事後学習】統計処理結果を研究レポートとして記述する際の要点を整理しておくこと。 (2時間)
13 研究レポート作成(展開・まとめ),第2回目から第13回目までの演習(講義含む)内容についての質疑応答
【事前学習】研究レポート作成に必要な資料を準備しておくこと。 (2時間)
【事後学習】作成した研究レポートは,内容を精査して完成度を高めておくこと(A-1)。 (2時間)
14 授業内テスト
【事前学習】これまでの疑問点を整理しておくこと(A-8)。 (2時間)
【事後学習】疑問点に対する回答が得られた場合,その内容をまとめておくこと(A-1)。 (2時間)
15 テストおよび研究レポートの振り返り,総括(A-8)
【事前学習】作成した研究レポートに対する自己評価をまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】次年度の卒業研究で活用できるよう,研究レポートに対する他者評価をまとめておくこと。 (2時間)
その他
教科書 なし
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(50%)、授業参画度(50%)
授業参画度は、毎回実施する課題に対するリアクションペーパー等で評価する。
オフィスアワー 授業実施日

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