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平成30年度以降入学者 | 社会・集団・家族心理学A(社会心理学) | ||||
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平成29年度以前入学者 | 社会心理学 | ||||
教員名 | 芳賀道匡 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 主としてBlackboard等を用いたオンデマンド型授業で行う。コメントシートの提出および小テストと試験は授業時間に行うよう求められる。 Blackboard ID: 20202610 |
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授業概要 | 社会心理学は人と人との相互作用に関して研究する学問です。本講義では, 個人とあらゆるレベルの他者ないし集団(家族や社会含む)の相互作用過程について考え, 生活における様々な現象の捉え直しを目指します。具体的には, 第1回・第2回で社会心理学とそれを支える実証的アプローチへの導入を行い(第Ⅰ部), 第3回から第4回で自己と他者の関係について(第Ⅱ部), 第6回から第9回で対人関係の形成から崩壊について(第Ⅲ部), 第11回から第14回では集団現象(家族, 社会, 文化)について(第Ⅳ部)紹介していきます。なお, 第5回・第10回はそれぞれの日程における学習内容の復習と小テストを, 第15回は本講義の全日程における学習内容すべての復習と本テストを行います。 |
授業のねらい・到達目標 | 【公認心理師受験資格取得に必要な科目】 対人関係並びに集団における人の意識及び行動についての心の過程、人の態度と行動、家族・集団・文化が個人に影響を及ぼす影響について学ぶ。 ①社会心理学の基本的な考え方,概念や理論を理解する。 ②社会心理学の実験例や調査例を通し,実証的アプローチの仕方について理解している(A-3-3)。 ③生活における身近な現象を,社会心理学の枠組みから考えられるようになる(A-3-3, A-4-3)。 新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3,4及びカリキュラムポリシーCP3,4に対応しています。 |
授業の方法 | ・配布する資料およびスライド, 教科書に基づき講義します。 ・講義の一部では, 模擬的な心理学実験や心理学の調査を体験してもらいます。 ・小テストおよび本テストは, 施行後その場で回答と一部の解説を行います。 ・課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション:社会心理学の考え方, 臨床心理学との関連
【事前学習】テキストp.2-7を読み疑問点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】テキスト, 配布資料等をもとに復習する。 (2時間) |
2 |
社会心理学の研究法:実証的アプローチ, 実験研究と調査研究
【事前学習】テキストp.7-15を読み疑問点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】テキスト, 配布資料等をもとに復習する。 (2時間) |
3 |
自己と他者1:自己意識, 認知的不協和
【事前学習】テキストp.18-27, p.231-232を読み疑問点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】テキスト, 配布資料等をもとに復習する。 (2時間) |
4 |
自己と他者2:原因帰属と適応
【事前学習】テキストp.34-56, p.221-225を読み疑問点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】テキスト, 配布資料等をもとに復習する。 (2時間) |
5 |
復習と小テスト1(到達度の確認)
【事前学習】テキスト, 配布資料等をもとに復習する。 (2時間) 【事後学習】テキスト, 配布資料等をもとに復習する。 (2時間) |
6 |
対人関係1:対人関係の開始
【事前学習】テキストp.27-32, p.78-91を読み疑問点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】テキスト, 配布資料等をもとに復習する。 (2時間) |
7 |
対人関係2:対人関係の親密化, 崩壊
【事前学習】テキストp.91-101を読み疑問点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】テキスト, 配布資料等をもとに復習する。 (2時間) |
8 |
対人関係3:援助行動, 援助要請
【事前学習】テキストp.103-122を読み疑問点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】テキスト, 配布資料等をもとに復習する。 (2時間) |
9 |
対人関係4:ソーシャル・サポート
【事前学習】配布資料, テキストp.122-123を読み疑問点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】テキスト, 配布資料等をもとに復習する。 (2時間) |
10 |
復習と小テスト2 (到達度の確認)
【事前学習】テキスト, 配布資料等をもとに復習する。 (2時間) 【事後学習】テキスト, 配布資料等をもとに復習する。 (2時間) |
11 |
集団現象1:家族とDV, 虐待
【事前学習】テキストp.125-147を読み疑問点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】テキスト, 配布資料等をもとに復習する。 (2時間) |
12 |
集団現象2:内集団と外集団, 同調, 服従といじめ
【事前学習】テキストp.48-49, p.166-170, p.150-160を読み疑問点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】テキスト, 配布資料等をもとに復習する。 (2時間) |
13 |
集団現象3:ステレオタイプ, 偏見と障害
【事前学習】テキストp.47-56, p.170-175,を読み疑問点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】テキスト, 配布資料等をもとに復習する。 (2時間) |
14 |
集団現象4:ソーシャル・キャピタルと社会的ジレンマ
【事前学習】参考書p.1-67を読み疑問点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】テキスト, 配布資料等をもとに復習する。 (2時間) |
15 |
復習と本テスト(到達度の確認)
【事前学習】テキスト, 配布資料等をもとに復習する。 (2時間) 【事後学習】テキスト, 配布資料等をもとに復習する。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 岡 隆・坂本真士 『ポテンシャル社会心理学』 サイエンス社 2018年 第1版 テキストがないとテストで不利になるので, 必ず購入すること。 |
参考書 | 稲葉陽二 『ソーシャル・キャピタル入門:孤立から絆へ』 中公文書 2011年 第1版 社会心理学と他の学問領域とのつながり及び異同について学習することのできる一冊である。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:本テスト(第15回目)(70%)、授業参画度:コメントシート(各回)(10%)、小テスト(第5, 10回目)(20%) |
オフィスアワー | 授業時間前後1時間に限り、メール(haga.michimasa2@nihon-u.ac.jp)を通して質問を受け付けます。 |