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平成30年度以降入学者 | 心理学研究 | ||||
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平成29年度以前入学者 | 心理学研究2 | ||||
教員名 | 厳島行雄 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 主にオンデマンド型の遠隔授業(15回)で行う(スライド資料、文章、音声情報を利用して提供する)。 Blackboard ID 木曜2時限→ 20202636 |
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授業概要 | 英語で学ぶ心理学(2) 事前にテキストを熟読し専門用語を確認する等,十分に準備して参加すること。また,授業後には専門用語やテキストの内容を復習すること。 本授業で扱う章は第1章である。Psychology, Critical Thinking, and Scienceの章である。 |
授業のねらい・到達目標 | 心理学ワールドの標準語は今は英語である。最も新しい心理学の知見にいち早く触れるには,英語の文献を読む力が必要とされる。本授業では,欧米の多くの大学で使用されている心理学入門のテキストを用いて,心理学の英語文献を読解するための基礎的な力を養うことを目標とする。英語の専門用語や現代の心理学の考え方の理解に重点を置く。 この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP5,6及びカリキュラムポリシーCP5,6に対応している。つまり、次の項目が到達目標である。 新しい課題に取り組む意識を持ち,そのために必要な情報を収集することができる。(A-5-2) 他者の意見を聴き取って, 自分と異なる価値観を理解・尊重することができる。(A-6-2) |
授業の方法 | 後期日程において実施される15回の授業で、学生はBlackboardを通して教員から提示された指示のもとに、すでに所有しているテキストの指定された部分を読み,その内容を適切な日本語で表現し、それをBlackboardを介して、レポートとして提出する。学生諸君においては全訳を試みること。本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。事前にテキストを熟読し専門用語を確認する等,十分に準備して参加すること。また,授業後には専門用語やテキストの内容を復習すること。またテキストに関する質問もBlackboardによって行うこと。またレポートの提出は提出されてから一週間以内に行うこと。 |
履修条件 | 平成29年度以前入学者が「心理学研究2」を履修する際には心理学科事務室に相談の上,指定されたクラスを履修すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)。心理学の歴史的発展の講義も行う(オンデマンド授業)。
【事前学習】教科書p.15の英文を読み疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業の内容について、まとめておくこと。 (2時間) |
2 |
テキストの輪読(1)教科書p.16ー18までを読む。心理学の知識と常識は何がどのように異なるのかを考える(オンデマンド授業)。
【事前学習】教科書p.16ー18までを読み疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業中に直した部分を含め、p.15ー18の訳を完成させておくこと。 (2時間) |
3 |
テキストの輪読(2)教科書p.19ー21までを読む。批判的思考とはどのような思考かを考える(オンデマンド授業)。
【事前学習】教科書p.19ー21までを読み疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】批判的思考の原理についてまとめておくこと。 (2時間) |
4 |
テキストの輪読(3)教科書p.22ー24までを読む。科学的研究とはどのような研究なのかを考える(オンデマンド授業)。
【事前学習】教科書p.22ー24までを読んでおくこと。科学における仮説や理論の性質について考える。 (2時間) 【事後学習】授業の内容をまとめ、科学における仮説や理論の役割についてまとめる。 (2時間) |
5 |
テキストの輪読(4)教科書p.25ー27までを読む。 心理学の諸学派について理解する(オンデマンド授業)。 【事前学習】教科書p.25ー27までを読み疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】心理学の諸学派がどのような特徴を有しているのかを理解する。 (2時間) |
6 |
テキストの輪読(5)教科書p.28ー30までを読んでおくこと。 精神分析学や人間性心理学のアプローチを学ぶ(オンデマンド授業)。 【事前学習】教科書p.28ー30までを読み疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】いわゆる了解心理学のアプローチについて、まとめておく。 (2時間) |
7 |
テキストの輪読(6)教科書P.31ー33までを読んでおくこと。 現代の心理学的展開について学ぶ(オンデマンド授業)。 【事前学習】教科書p.31ー33までを読み疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】生物学的展開、心理学的展開、社会文化的展開について考える。 (2時間) |
8 |
テキストの輪読(7)教科書p.34ー36までを読んでおくこと。 心理学者の仕事と領域について考える(オンデマンド授業)。 【事前学習】教科書p.34ー36までを読み疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】キャリアとしての心理学者についてまとめておく。 (2時間) |
9 |
テキストの輪読(8)教科書p.37ー39までを読んでおくこと。 心理学における因果性とはどのようなものかを考える(オンデマンド授業)。 【事前学習】教科書p.37ー39までを読み疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】実験で操作される変数、そして因果性についてまとめておく。 (2時間) |
10 |
テキストの輪読(9)教科書p40ー42までを読んでおくこと。 心理学における研究法とはどのようなものかを考える(オンデマンド授業)。 【事前学習】教科書p40ー42までを読み疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】心理学の方法についてまとめておくこと。 (2時間) |
11 |
テキストの輪読(10)教科書p.43ー45までを読んでおくこと。 心理学における非実験的方法について学ぶ(オンデマンド授業)。 【事前学習】教科書p.43ー45までを読み疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】実験以外の心理学の方法論についてまとめておく。 (2時間) |
12 |
テキストの輪読(12)教科書p.46ー48までを読んでおくこと。 メディアの心理学について学ぶ(オンデマンド授業)。 【事前学習】教科書p.46ー48までを読み疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】メディアの心理学の最近の展開についてまとめておく。 (2時間) |
13 |
テキストの輪読(13)教科書p.49ー50までを読んでおくこと。 12回までの授業でやったことのまとめについて、回答できるかどうかチェックする(オンデマンド授業)。 【事前学習】教科書p.49ー50までを読み疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】説明が難しかった問題について、その箇所が書かれたテキストの部分を復習する。 (2時間) |
14 |
本章と関わるイントロダクションの該当箇所に関して学習する(本書全体の概観を行う)(オンデマンド授業)。
【事前学習】本書の目次をすべて訳す。 (2時間) 【事後学習】各章のテーマについて、まとめておくこと。 (2時間) |
15 |
全体の討論と質疑:科学としての心理学の全体像について議論し、まとめる(オンデマンド授業)。
【事前学習】各回の授業の内容に関して復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】心理学以前に心はどのように捉えられていたのかを調べる。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | Coon, D. & Mitterter, J.O., Introduction to Psychology, Cengage, 2016, 14 edition |
参考書 | 授業中に指示する |
成績評価の方法及び基準 | レポート:基本的にこのレポートの提出回数とその内容によって評価する。(80%)、授業参画度:質問やコメントの内容によって判断する。(20%) レポートは各テーマの購読と発表が終了した時点で課すが、その内容によって評価する。また授業参画度は発表の回数とその内容で評価する。 |
オフィスアワー | 金曜5時限研究室 |