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心理演習A

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平成30年度以降入学者 心理演習A
教員名 内藤佳津雄・河野千佳・松浦隆信・横田正夫・伊藤菜穂子・檮木てる子
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 Zoom等による同時双方向型授業(Bbによるオンデマンド型を代用することもある)と対面授業を組み合わせて実施する

Blackboard ID(クラス別になっています)
松浦20202759、伊藤20202761、内藤20202763
横田20202765、河野20202767、梼木20202769
授業概要 公認心理師として必要とされる知識及び技能の基本的な水準の修得
医療機関・福祉施設・教育機関等での臨床心理士または心理専門職としての心理支援に関する実務経験をもとに具体的場面を設定した演習を実施する
授業のねらい・到達目標 【公認心理師コース科目(受験資格取得に必要な科目)】
公認心理師としての知識及び技能の基本的な水準の修得を目的とする。
心理に関する支援を要する者等に関するコミュニケーション、心理検査、心理面接、地域支援等の知識及び技能の習得、心理に関する支援を要する者等の理解とニーズの把握及び支援計画の作成、心理に関する支援を要する者の現実生活を視野に入れたチームアプローチ、多職種連携及び地域連携、公認心理師としての職業倫理及び法的義務への理解について、具体的な場面を想定した役割演技(ロールプレイ)や事例検討等を行い、これらに関する基本的な知識及び技術の修得を目標とする。

他者の意見を聴き取ること ができる(A-6-1)
自己を振り返ることができる(A-8-1)
この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP6,DP8及びカリキュラムポリシーCP6,CP8に対応しています。
授業の方法 講義、ロールプレイング、グループ学習を通して、支援者としての姿勢を身につけていく。逐語記録の提出等の課題作業もある。
課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。
履修条件 公認心理師コース受講許可(2年次)を得ている者のみ受講可
授業計画
1 科目オリエンテーション(同時双方向型)
対人支援者としての姿勢、公認心理師としての職業倫理及び法的義務を理解する
【事前学習】公認心理師法やその解説を読み疑問点をまとめること。 (1時間)
【事後学習】授業内容に基づき公認心理師としての職業倫理と法的義務を整理すること。 (2時間)
2 コミュニケーション実習(1)非言語的交流(対面授業)
身なり、他者に添う動き、姿勢、距離、アイコンタクト等の非言語的交流の意識化を行い、話し手が話を聴いてもらえていると感じる関わりについて学ぶ。
【事前学習】非言語的交流について調べる (2時間)
【事後学習】実習として行った内容の復習・練習を行う、出題された事後課題を実施する。 (2時間)
3 コミュニケーション実習(2)傾聴と応答(同時双方向型)
あいづち、短い言葉の応答のみを行いながら、相手の話しを傾聴し、話し手の気持ち、感情を理解する。
【事前学習】聞くことと聴くことの違いについて調べる。 (2時間)
【事後学習】実習として行った内容の復習・練習を行う、出題された事後課題を実施する。 (2時間)
4 コミュニケーション実習(3)傾聴とストーリー理解(同時双方向型)
話し手が、話を一通り終えるまで傾聴後、大切と思われる個所を相手の言葉を使用して短い言葉でのみ返し、理解の確認、質問、話の焦点づけを行いながら、話し手の伝えたいストーリーを理解する。
【事前学習】話のストーリーを読むとはどういうことなのかを自分なりに考える。 (2時間)
【事後学習】実習として行った内容の復習・練習を行う、出題された事後課題を実施する。 (2時間)
5 コミュニケーション実習(4)傾聴とストーリー理解の伝え返し(対面授業)
コミュニケ―ション実習(1)~(3)で学んだことを総合し、話し手の伝えたい感情や内容を、話し手の言葉を使いながら、ストーリーとして伝え返す関わり方について学ぶ。
【事前学習】コミュニケーション実習(1)(2)(3)の資料等を再読する。 (2時間)
【事後学習】実習として行った内容の復習・練習を行う、出題された事後課題を実施する。 (2時間)
6 心理面接のロールプレイング(1)(対面授業)
クライエント役、クライエントの観察者役、カウンセラー役、カウンセラーの観察者役、全体の観察者役になり、ロールプレイングを行い、その後に話し合いのフィードバックを行う。
【事前学習】担当する役割に関して、設定する内容を考える。 (2時間)
【事後学習】実習として行った内容の復習・練習を行う、出題された事後課題を実施する。 (2時間)
7 心理面接のロールプレイング(2)(対面授業)
クライエント役、クライエントの観察者役、カウンセラー役、カウンセラーの観察者役、全体の観察者役になり、ロールプレイングを行い、その後に話し合いのフィードバックを行う。
【事前学習】担当する役割に関して、設定する内容を考える。 (2時間)
【事後学習】実習として行った内容の復習・練習を行う、出題された事後課題を実施する。 (2時間)
8 事例の理解(1)(同時双方向型)
保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働、その他の分野からの事例報告を通して、支援を要する者等への理解とニーズの把握、および支援計画の作成について学ぶ。
【事前学習】担当教員の指定した領域における心理職の役割について調べる。 (2時間)
【事後学習】実習として行った内容の復習・練習を行う、出題された事後課題を実施する。 (2時間)
9 事例の理解(2)(同時双方向型)
保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働、その他の分野からの事例報告を通して、支援を要する者等への理解とニーズの把握、および支援計画の作成について学ぶ。
【事前学習】担当教員の指定した領域における心理職の役割について調べる。 (2時間)
【事後学習】実習として行った内容の復習・練習を行う、出題された事後課題を実施する。 (2時間)
10 事例の理解(3)(同時双方向型)
保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働、その他の分野からの事例報告を通して、支援を要する者等への理解とニーズの把握、および支援計画の作成について学ぶ。
【事前学習】担当教員の指定した領域における心理職の役割について調べる。 (2時間)
【事後学習】実習として行った内容の復習・練習を行う、出題された事後課題を実施する。 (2時間)
11 心理検査のロールプレイング(1) 質問紙法(対面授業)
心理検査の準備、ラポールのつけ方、施行、フィードバックについて学ぶ。施行者、受検者、観察者役をつけて、話し合いとフィードバックを行う。
【事前学習】担当教員の指定した心理検査について調べる。 (2時間)
【事後学習】事例について検討した内容の復習を行う、出題された事後課題を実施する。 (2時間)
12 心理検査のロールプレイング(2) 描画法(対面授業)
心理検査の準備、ラポールのつけ方、施行、フィードバックについて学ぶ。施行者、受検者、観察者役をつけて、話し合いとフィードバックを行う。
【事前学習】担当教員の指定した心理検査について調べる。 (2時間)
【事後学習】事例について検討した内容の復習を行う、出題された事後課題を実施する。 (2時間)
13 心理検査のロールプレイング(3) 投影法(対面授業)
心理検査の準備、ラポールのつけ方、施行、フィードバックについて学ぶ。施行者、受検者、観察者役をつけて、話し合いとフィードバックを行う。
【事前学習】担当教員の指定した心理検査について調べる。 (2時間)
【事後学習】事例について検討した内容の復習を行う、出題された事後課題を実施する。 (2時間)
14 多職種連携と地域支援(同時双方向型)
支援を要する者等に対するチームアプローチの意義、および多職種間の連携と地域支援について理解する。
【事前学習】地域支援について調べる。 (2時間)
【事後学習】授業中に検討した内容の復習を行う、出題された事後課題を実施する。 (2時間)
15 総括・振り返り・達成度の評価(同時双方向型)
ここまでの授業内容の振り返りを行う。出題された授業内課題を各自行う。
【事前学習】授業内課題に対する準備事項を提示するので、必要な準備をする。 (3時間)
【事後学習】授業中に行った課題について復習を行う。 (2時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 プロカウンセラーの聞く技術、東山紘久著、創元社
成績評価の方法及び基準 授業参画度(100%)
授業参画度は、2〜10回はロールプレイ等への積極的参加、授業終了時の達成度、授業内・事後課題がある場合にはその内容を評価する
11〜14回は事例検討への積極的参加、授業内・事後課題がある場合にはその内容を評価する
15回は授業内に行う課題を評価する
評価の配分は2〜14回が各回7点満点、15回が9点満点とする。
オフィスアワー 担当教員ごとに1回目の授業で伝える
備考 ※この科目の単位は卒業単位に含まれない

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