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令和元年度以前入学者 | 地理学演習 | ||||
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教員名 | 佐野充 | ||||
単位数 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 地理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | Web双方向授業を Blackboard Collaborate Ultra を用いて実施します。 授業配付資料・課題・授業関連情報などは、blackboard で事前に配布・提供します。 |
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授業概要 | 地理学に関する学術論文を講読し、論文の読み方や要点のまとめ方を講義にて指示し、レビューワークを行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 地理学に関する学術論文の要点の取りまとめ方とレビューワークについて実践的に学ぶ。文献として取り上げる系統地理学分野や、地理学全般に関わる学術用語および学術研究内容を正しく理解すると共に、それらの説明ができるようになることを目指す。また、地理学における論文の構成や研究手法を正しく理解し、適切に説明できると共に、内容に対して自身の意見を述べられるようになることを到達目標とする。 この科目は文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP1に対応しています。 |
授業の方法 | 学術論文の講読を行い、学術用語の使い方、論文構成、研究手法などを確認しながら、要点の取りまとめ方を講義する。これを踏まえ、受講者の読んだ学術論文について、授業内で報告し、教員と受講者全員による討論を行う。 そのために、授業に臨むにあたって、次のことを準備しておくこと。 1)担当する学術論文を事前に提示するので、各自が担当することになった学術論文の概要を、①「レジュメ」(指定様式/事前読解レポート)にまとめること。報告者は、レジュメを事前に提出すること。 2)報告者が指定された学術論文について読解した内容を報告する際には、事前に作成したレジュメを基に、プレゼンテーションのための②提示資料(Word、PowerPointを活用して作成)を準備すること。 3)報告者は、レジュメを「発表実施日の1週間前木曜日17時まで」に、教員(blackboard)に添付ファイルで提出すること。そのレジュメは発表日2日前(水曜日)までにblackboardで受講者に配布される。報告者は指定された学術論文に関して、専門用語や地名などを確認し、熟読することが求められる。必要に応じて、発表前に教員に相談すると良い。 4)各学術論文について、報告者以外の受講者は、事前に該当論文を読み、③「事前読解要点」(指定様式)をまとめ、当日質問ができるように問題点などを整理しておくこと。 5)それぞれの学術論文に関して、授業でのレビューワークののちに、報告者は④「発表事後報告書」(指定様式)を、報告者以外の受講者は、リアクションレポートの⑤「ディスカッション後の整理・総括」(指定様式)を③「事前読解要点」とともに、受講Reportととして、それぞれ発表日翌日の13時までにblackboardで提出すること。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。 *各受講生の担当論文、発表日時・順番は、第3回授業までに決定する。授業時に「読解のための論文の選び方」で指示をする。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する。
【事前学習】シラバスを事前に確認すること。 (2時間) 【事後学習】第5回以降の授業に備え、授業で使用する論文すべてをダウンロードしておくこと。発表する論文については、論文を読んでレジュメや提示資料を作成して発表準備をしておくこと。 (2時間) |
2 |
学術論文の構成と読解(1) 人文地理学分野を例として(講義形式)
【事前学習】人文地理学分野の指定された論文をダウンロードして、論文を読み、専門用語や地名の確認、質問事項をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をまとめておくこと。 (2時間) |
3 |
学術論文の構成と読解(2) 自然地理学分野を例として(講義形式)
【事前学習】自然地理学分野の指定された論文をダウンロードして、論文を読み、専門用語や地名の確認、質問事項をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をまとめておくこと。 (2時間) |
4 |
学術論文の構成と読解(3) 地理学的手法;ビックデータの活用とGIS分析を例として(講義形式)
【事前学習】地理学的手法の指定された論文をダウンロードして、論文を読み、専門用語や地名の確認、質問事項をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をまとめておくこと。 (2時間) |
5 |
文献に関する発表(1) 人文地理学領域における研究 ー歴史地理学・地理学論を題材としてー (発表・討論形式)
【事前学習】歴史地理学に関する論文を読み、疑問点を解決できるように質問事項を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表と教員の講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をまとめておくこと。 (2時間) |
6 |
文献に関する発表(2) 人文地理学領域における研究 ー都市地理学・社会地理学・GISを題材としてー (発表・討論形式)
【事前学習】都市地理学に関する論文を読み、疑問点を解決できるように質問事項を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表と教員の講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をまとめておくこと。 (2時間) |
7 |
文献に関する発表(3) 人文地理学領域における研究 ー商業地理学・都市政策・まちづくりを題材としてー (発表・討論形式)
【事前学習】商業地理学に関する論文を読み、疑問点を解決できるように質問事項を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表と教員の講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をまとめておくこと。 (2時間) |
8 |
文献に関する発表(4) 人文地理学領域における研究 ー農業地理学・農村地域研究を題材としてー (発表・討論形式)
【事前学習】農業地理学に関する論文を読み、疑問点を解決できるように質問事項を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表と教員の講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をまとめておくこと。 (2時間) |
9 |
文献に関する発表(5) 人文地理学領域における研究 ー観光地理学・地方の活性化を題材としてー (発表・討論形式)
【事前学習】観光地理学に関する論文を読み、疑問点を解決できるように質問事項を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表と教員の講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をまとめておくこと。 (2時間) |
10 |
文献に関する発表(6) 自然地理学領域における研究 ー気候学・気候と暮らしを題材としてー (発表・討論形式)
【事前学習】気候学に関する論文を読み、疑問点を解決できるように質問事項を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表と教員の講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をまとめておくこと。 (2時間) |
11 |
文献に関する発表(7) 自然地理学領域における研究 ー水文学・河川研究を題材としてー (発表・討論形式)
【事前学習】水文学に関する論文を読み、疑問点を解決できるように質問事項を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表と教員の講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をまとめておくこと。 (2時間) |
12 |
文献に関する発表(8) 自然地理学領域における研究 ー植生地理学・地域環境を題材としてー (発表・討論形式)
【事前学習】植生地理学に関する論文を読み、疑問点を解決できるように質問事項を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表と教員の講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をまとめておくこと。 (2時間) |
13 |
文献に関する発表(9) 自然地理学領域における研究 ー地形学・平野の研究を題材としてー (発表・討論形式)
【事前学習】地形学に関する論文を読み、疑問点を解決できるように質問事項を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表と教員の講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をまとめておくこと。 (2時間) |
14 |
文献に関する発表(10) 自然地理学領域における研究 ー自然災害・防災研究を題材としてー (発表・討論形式)
【事前学習】自然災害の地理学的研究に関する論文を読み、疑問点を解決できるように質問事項を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表と教員の講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をまとめておくこと。 (2時間) |
15 |
地理学論文の総合的解説,レビュー・プレゼンテーションとディスカッションへの取り組み方の確認
【事前学習】第2回から第14回までの内容を復習すること。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理すること。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 適宜紹介する |
成績評価の方法及び基準 | レポート:レポート(事前20%・事後20%)(40%)、授業参画度(30%)、授業内発表(30%) 授業内発表に関しては、作成したレジュメの内容、プレゼンテーション(パワーポイント使用可能)内容、質問に対する応答などにより評価を行う。授業参画度は発表者に対する意見や質問など討論への参加により評価を行う。各人の事前レポートは、事前学習で論文内容と論文に収められている専攻論文の抜粋や専門用語の解説などをまとめたレポート,論文講読後のディスカッションを経た後にまとめた事後報告書により評価を行う。 |
オフィスアワー | Web授業終了後。 |
備考 | 提出物について;「授業の方法」の追加説明。 報告者:①を作成して、事前に提出すること。発表は、②を用いて行うこと。発表後に、②と④を提出すること。 受講者(報告者以外):③を作成して授業に望むこと。授業後に、③と⑤を提出すること。 |