検索したい科目／教員名／キーワードを入力し「検索開始｣ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に１文字スペースを入れずに、検索してください。
自然災害論
| 令和元年度以前入学者 | 自然災害論 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 佐藤浩 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 地理学科 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業の形態 | オンデマンド授業（PDFファイルによるスライド資料配信） |
|---|---|
| 授業概要 | 国土交通省国土地理院で電子国土調整官として地理空間情報の活用推進を通じた防災行政の実務に従事した経験を活かし、国内・海外の災害を事例に基づき講じる。 |
| 授業のねらい・到達目標 | 土石流や火山災害、洪水被害などの近年の自然災害の事例を知るとともに、そのような災害を防ぎ、あるいはリスクを減らすには、歴史的な被災事例や地形・地質的な特徴からしか伺えない証拠から得られることを理解できるようになります。本講義は、地震と土砂災害を中心に展開され、それにより災害の素因や誘因を読み解いてもらう力と防災意識を向上してもらうことをねらっています。したがって、災害に関わる国内法について理解を深めることができます。災害に対する自助・共助の意識が高まる中、本講義で学んだ内容や身に付けた意識を、卒業後の日常生活にも役立てることができます。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に，自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3) ・入手した客観的な情報を基に，論理的・批判的な思考をすることができる。(A-3-3) この科目は文理学部（学士（地理学））のディプロマポリシーＤＰ1,ＤＰ7及びカリキュラムポリシーＣＰ1,ＣＰ7に対応しています。 |
| 授業の方法 | (1) プレゼンテーションの方法：本講義ではプレゼンテーションを実施しない。 (2) 授業形態：講義形式 教科書の指定ページを次回までに読んで予習すること。授業は受け身ではなく，積極的に取り組むことが重要である。紹介する自然災害の事例については、状況に応じて適宜、選択する。 ブラックボードで提供する小テストについてはブラックボード上で採点結果がわかるようにする。 本授業の事前・事後学習は，各2時間の学習を目安とします。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
本講義のねらいの解説と自然災害の概要。防災地理情報や地理情報技術を主題とした講義を行う(A-1-3)
【事前学習】シラバスを読むとともに昨年、国内で起こった自然災害についてWebで内容を調べること。 （２時間） 【事後学習】教科書pp.1-10を読むとともに関連する小テストにブラックボードを通じて解答して授業内容の理解を深めること。 （２時間） |
| 2 |
自然災害事例の紹介（令和元年東日本台風（2019年台風19号）に関連した大雨災害を例にして）。防災地理情報や地理情報技術を主題とした講義を行う(A-1-3)
【事前学習】以下のURLを参照し、国土交通省の「川の防災情報」の内容を把握すること。https://www.river.go.jp/kawabou/ipTopGaikyo.do （２時間） 【事後学習】教科書pp.13-38を読むとともに関連する課題をブラックボードを通じて提出して授業内容の理解を深めること。 （２時間） |
| 3 |
自然災害事例の紹介（2018年西日本豪雨を例にして）。自然災害事例の紹介（2017年九州北部豪雨の斜面災害を例にして）。防災地理情報や地理情報技術を主題とした講義を行う(A-1-3)
【事前学習】地質調査のボーリングとは何かWebで検索・下調べすること。 （２時間） 【事後学習】ボーリングデータに対する理解を深める課題を出すのでブラックボードを通じて提出して理解を深めること。 （２時間） |
| 4 |
自然災害事例の紹介（2014年関東・東北豪雨を例にして）。防災地理情報や地理情報技術を主題とした講義を行う(A-1-3)
【事前学習】以下のURLを参照して西日本豪雨の内容を把握すること。https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/2018/20180713/jyun_sokuji20180628-0708.pdf （２時間） 【事後学習】教科書pp.31-50を読むとともに関連する課題をブラックボードを通じて提出して授業内容の理解を深めること。 （２時間） |
| 5 |
風水害への備えと地理的知識の有用性。防災地理情報や地理情報技術を主題とした講義を行う(A-1-3)
【事前学習】授業で取った前回のノートとBlack Boardに掲示した前回のスライドを復習すること。 （２時間） 【事後学習】教科書pp.41-64を読むとともに関連する課題をブラックボードを通じて提出して授業内容の理解を深めること。 （２時間） |
| 6 |
自然災害事例の紹介（2016年熊本地震を例にして）。防災地理情報や地理情報技術を主題とした講義を行う(A-1-3)
【事前学習】授業で取った前回のノートとBlack Boardに掲示した前回のスライドを復習すること。 （２時間） 【事後学習】教科書pp.62-79を読むとともに関連する課題をブラックボードを通じて提出して授業内容の理解を深めること。 （２時間） |
| 7 |
自然災害事例の紹介（東日本大震災の被災者・被災地の影響）。防災地理情報や地理情報技術を主題とした講義を行う(A-1-3)
【事前学習】授業で取った前回のノートとBlack Boardに掲示した前回のスライドを復習すること。 （２時間） 【事後学習】教科書pp.72-91を読むとともに関連する課題をブラックボードを通じて提出して授業内容の理解を深めること。 （２時間） |
| 8 |
自然災害事例の紹介（阪神・淡路大震災の被災者・被災地の影響）。防災地理情報や地理情報技術を主題とした講義を行う(A-1-3)
【事前学習】授業で取った前回のノートとBlack Boardに掲示した前回のスライドを復習すること。 （２時間） 【事後学習】教科書pp.111-118を読むとともに関連する課題をブラックボードを通じて提出して授業内容の理解を深めること。 （２時間） |
| 9 |
地震災害への備えと地理的知識の有用性。防災地理情報や地理情報技術を主題とした講義を行う(A-1-3)
【事前学習】授業で取った前回のノートとBlack Boardに掲示した前回のスライドを復習すること。 （２時間） 【事後学習】教科書pp.119-130を読むとともに関連する課題をブラックボードを通じて提出して授業内容の理解を深めること。 （２時間） |
| 10 |
自然災害事例の紹介（2013年御嶽山噴火を例にして）。防災地理情報や地理情報技術を主題とした講義を行う(A-1-3)
【事前学習】授業で取った前回のノートとBlack Boardに掲示した前回のスライドを復習すること。 （２時間） 【事後学習】教科書pp.130-144を読むとともに関連する課題をブラックボードを通じて提出して授業内容の理解を深めること。 （２時間） |
| 11 |
自然災害事例の紹介（1783年浅間山噴火を例にして）。防災地理情報や地理情報技術を主題とした講義を行う(A-1-3)
【事前学習】授業で取った前回のノートとBlack Boardに掲示した前回のスライドを復習すること。 （２時間） 【事後学習】教科書pp.145-160を読むとともに関連する課題をブラックボードを通じて提出して授業内容の理解を深めること。 （２時間） |
| 12 |
自然災害事例の紹介（日本の巨大噴火を例にして）。防災地理情報や地理情報技術を主題とした講義を行う(A-1-3)
【事前学習】授業で取った前回のノートとBlack Boardに掲示した前回のスライドを復習すること。 （２時間） 【事後学習】教科書pp.161-177を読むとともに関連する課題をブラックボードを通じて提出して授業内容の理解を深めること。 （２時間） |
| 13 |
火山災害や風水害への備えと地理的知識の有用性。防災地理情報や地理情報技術を主題とした講義を行う(A-1-3)
【事前学習】授業で取った前回のノートとBlack Boardに掲示した前回のスライドを復習すること。 （２時間） 【事後学習】教科書pp.178-195を読むとともに関連する課題をブラックボードを通じて提出して授業内容の理解を深めること。 （２時間） |
| 14 |
課題研究。防災地理情報や地理情報技術を主題とした講義を行う(A-3-3)
【事前学習】前回の理解度の確認における問題の確認と解答を誤った問題に関わる災害の背景をWebや図書館で検索すること。 （２時間） 【事後学習】教科書pp.195-212を読むとともに関連する課題をブラックボードを通じて提出して授業内容の理解を深めること。 （２時間） |
| 15 |
課題研究。防災地理情報や地理情報技術を主題とした講義を行う(A-3-3)
【事前学習】前回の理解度の確認における問題の確認と解答を誤った問題を復習すること。rdに掲示した前回のスライドを復習すること。 （２時間） 【事後学習】教科書pp.212-227を読むとともに関連する課題をブラックボードを通じて提出して授業内容の理解を深めること。 （２時間） |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 鈴木康弘（編著） 『防災・減災につなげる ハザードマップの活かし方 （ISBN-13: 978-4000058384）』 岩波書店 2015年 〇授業で使うので必ず購入すること。まとめ（理解度の把握）では教科書の持ち込みを可能とする。まとめでは図を掲示せず教科書の図の番号で参照させるようにする。 〇教科書を購入もせず学修しようとし、たとえ購入したとしても重いからといって持参しないで授業に臨もうとする学生は、授業のみならず、まとめの内容をそもそも理解できない。 |
| 参考書 | 特に無し |
| 成績評価の方法及び基準 | レポート:ブラックボートの⼩テストの正答数で評価する(50%)、課題研究の内容で評価する(50%) ブラックボードの⼩テストの正答数と、課題研究の内容の充実性について、⼀定の⽔準を両者とも超えたものを採点する。 |
| オフィスアワー | ８号館５階Ａ-508号室 金曜日 14:40～15:40 |