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令和元年度以前入学者 | フィールド科学入門 (再履修用) | ||||
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平成27年度以前入学者 | フィールド科学入門 | ||||
教員名 | 宇野史睦 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | オンデマンド型の遠隔授業。履修者の人数によっては、一部Zoom等を用いたグループディスカッションと発表を実施する。 BlackboarID:20202891 |
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授業概要 | 気象観測や数値シミュレーションの基礎と一般に公開されている気象データの利用方法と観測原理について学ぶ。また、観測値の利用のための基本的な統計解析について学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | ねらい: フィールド科学はフィールド(野外)に出かけて調査し、あるいはフィールドから得られるデータを解析して、地球の様々な現象やそのメカニズムを解明しようとする、地球科学を学ぶ上で最も基礎的な研究分野である。このフィールド科学は主に気圏を中心とした現象をとらえるための基礎的な観測手法の概要からその方法論を理解できるようになる。 ・到達目標: 学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)の学習・教育到達目標「(G)地球科学の専門知識を修得する(1-15)」に寄与する. *括弧内の数字は授業計画内の講義番号 学習を行う上での到達目標 気圏分野の視点で野外調査・観測をするための基礎的な方法論を理解している(1,12-15) ・地球科学科 ディプロマ・ポリシー(D.P.):(G)地球科学の専門知識を修得している.に対応する。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6, 及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | 講義資料の配布 課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします |
授業計画 | |
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1 |
フィールド科学の概要と講義全体のガイダンス
【事前学習】シラバスを確認する。 (2時間) 【事後学習】今回の内容のまとめを行う。 (2時間) |
2 |
気象観測の種類と原理
【事前学習】気象庁HPから基本的な気象測器の種類を調べて置く (2時間) 【事後学習】今回の内容のまとめを行う。 (2時間) |
3 |
気象衛星等のリモートセンシング技術よる気象現象の観測とその原理
【事前学習】日本が運用する気象衛星を調べておく (2時間) 【事後学習】今回の内容のまとめを行う。 (2時間) |
4 |
一般に公開されている気象観測データの入手と解析の基礎
【事前学習】各自で解析したい地域を選定しておく (2時間) 【事後学習】データ解析方法について自身が使用するものを選別し、解析方法について整理しておく (2時間) |
5 |
基本的な気象データの統計解析方法
【事前学習】各自で解析したい地域を選定しておく (2時間) 【事後学習】データ解析方法について自身が使用するものを選別し、解析方法について整理しておく (2時間) |
6 |
気象観測データの解析結果・考察の紹介
【事前学習】解析結果について発表資料でまとめる (3時間) 【事後学習】他の人の発表方法、解析内容について自身との違いを考え、改善点をまとめる (1時間) |
7 |
気象統計の基礎
【事前学習】第二回の講義資料を見返す (2時間) 【事後学習】今回の内容についてまとめる (2時間) |
8 |
気象統計の利用例の解説
【事前学習】前回の資料を読み、気温の測定について復習しておく (1時間) 【事後学習】測定した結果を解析し、グラフを作成する。 (3時間) |
9 |
極端現象の統計解析基礎
【事前学習】前回の測定結果をまとめた発表資料をグループで作成する。 (3時間) 【事後学習】他のグループと自身のグループの発表資料を比較し、学内の気温分布を比較する。 (1時間) |
10 |
極端現象の統計解析応用
【事前学習】前回共有した各グループの発表資料を見返す (2時間) 【事後学習】自身の発表と教員の総括による共通点・相違点をまとめる (2時間) |
11 |
気象観測と数値シミュレーションの基礎とその違い
【事前学習】「数値予報」の用語について調べて置く (2時間) 【事後学習】1つ興味のある気象シミュレーションの用語について調べる (2時間) |
12 |
数値シミュレーションの予測・推定誤差
【事前学習】前回の資料を見返し、整理しておく (2時間) 【事後学習】シミュレーションによる誤差についてまとめる (2時間) |
13 |
数値シミュレーションと観測の比較
【事前学習】第4回・5回の資料を読み直し、解析方法について理解しておく (1時間) 【事後学習】解析結果について考察を行う (3時間) |
14 |
数値シミュレーションと観測の比較とその指標
【事前学習】前回の解析結果について資料にまとまる (3時間) 【事後学習】自身と他の人の発表内容を比較し、まとめる (1時間) |
15 |
これまでの復習・解説により理解度を確認する。
【事前学習】これまでの講義資料・自身の発表資料をまとめる (2時間) 【事後学習】講義全体の中で、特に興味の持った内容についてまとめる (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 地球システム科学教室編 『富士山の謎をさぐる』 築地書館 2006年 第2版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:講義資料の理解度(70%)、授業参画度:課題の考察内容(30%) |
オフィスアワー | 授業終了以降にBlackboardによる質問を受け付ける。 |