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気象学1

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令和元年度以前入学者 気象学1
教員名 山川修治
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 地球科学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンライン授業(Zoom)で行う。

Blackboard ID : 20202901
授業概要 気象学の基礎を天気図を中心に据えて学習する。
授業のねらい・到達目標 ねらい:
高校地学を履修していない学生にとっても分かりやすいように、概して、身近な現象から次第にスケールを大きくし、時間スケールも比較的短期から長期へと展開できるようになる。最近発生した顕著な現象については、随時取り上げ、関心を引くよう努める。また、気象予報士資格に関する諸項目については、基本からマスターできるようになる。

到達目標:
・「太陽系のなかの地球」「大気の鉛直構造」では、広い視野から地球環境を考える(1~2)。
・「降水過程」では、水蒸気から降水のしくみを解き明かす(3~4)。
・「大気熱的な構造」では、エマグラムを理解し、安定度・フェーン現象等を把握する(5~6)。
・「大規模な大気の構造」では、大気大循環、高低気圧、前線、気団などを学ぶ(7~10)。
・「海気相互作用」では、台風、モンスーン、エルニーニョ/ラニーニャを理解する(11~13)。
・「雪氷圏と気候変動」では、雪氷に係る諸作用・諸影響を考える(14)。


学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)の学習・教育到達目標とのかかわり:
「(G)地球科学の専門知識を修得する」に寄与する。
なお、平成27年(2015)度以前の入学者は各入学年度の学習・教育到達目標「(D)専門技術」に寄与する。

地球科学科ディプロマ・ポリシー(D.P.):
「(G)地球科学の専門知識を修得している」に対応する.

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6,及びカリキュラムポリシーCP9に対応する.
授業の方法 ・基本的で重要な図・画像をパワーポイントで編集したプリントを用い解説する。
・現象の構造やメカニズムの理解に焦点を当てる。
・基礎をしっかり理解した上で、応用思考能力を付けるよう配慮する。
・毎回冒頭「本日の天気図」を板書し、身近な現象から関心を高める。
・研究室選択の参考となるよう、卒論成果も交えて講じる。
課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する
授業計画
1 太陽系のなかの地球
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解する (2時間)
【事後学習】授業内容をまとめミニレポートを作成する (2時間)
2 大気の鉛直構造
【事前学習】大気の構造に関して予習する (2時間)
【事後学習】授業内容をまとめミニレポートを作成する (2時間)
3 降水過程(1)対流と雲の成長
【事前学習】降水過程に関して予習する (2時間)
【事後学習】授業内容をまとめミニレポートを作成する (2時間)
4 降水過程(2)雲の種類と降水
【事前学習】雲の種類と降水に関して予習する (2時間)
【事後学習】授業内容をまとめミニレポートを作成する (2時間)
5 大気の熱的な構造(1)エマグラムと安定度
【事前学習】大気の熱的構造に関して予習する (2時間)
【事後学習】授業内容をまとめミニレポートを作成する (2時間)
6 大気の熱的な構造(2)フェーン現象
【事前学習】フェーン現象に関して予習する (2時間)
【事後学習】授業内容をまとめミニレポートを作成する (2時間)
7 大規模な大気の運動(1)大気大循環とコリオリの力
【事前学習】大規模大気運動に関して予習する (2時間)
【事後学習】授業内容をまとめミニレポートを作成する (2時間)
8 大規模な大気の運動(2)高・低気圧
【事前学習】高低気圧に関して予習する (2時間)
【事後学習】授業内容をまとめミニレポートを作成する (2時間)
9 大規模な大気の運動(3)ブロッキングと寒冷渦
【事前学習】ブロッキング・寒冷渦に関して予習する (2時間)
【事後学習】授業内容をまとめミニレポートを作成する (2時間)
10 大規模な大気の運動(4)前線と気団
【事前学習】前線・気団に関して予習する (2時間)
【事後学習】授業内容をまとめミニレポートを作成する (2時間)
11 海気相互作用(1)熱帯低気圧と台風
【事前学習】海気相互作用に関して予習する (2時間)
【事後学習】授業内容をまとめミニレポートを作成する (2時間)
12 海気相互作用(2)モンスーン
【事前学習】モンスーンに関して予習する (2時間)
【事後学習】授業内容をまとめミニレポートを作成する (2時間)
13 海気相互作用(3)エルニーニョ/ラニーニャ現象
【事前学習】エルニーニョ・ラニーニャ現象に関して予習する (2時間)
【事後学習】授業内容をまとめミニレポートを作成する (2時間)
14 雪氷圏と気候変動
【事前学習】雪氷圏と気候変動に関して予習する (2時間)
【事後学習】授業内容をまとめミニレポートを作成する (2時間)
15 総合レポートの解説
【事前学習】授業内容全体を復習し総合的に学習する (8時間)
【事後学習】試験結果の要点を理解する (2時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:毎回のミニレポート(30点)、総合レポート(70点)(100%)
<達成度評価基準>※括弧内の数字は授業計画の講義番号
・「太陽系のなかの地球」「大気の鉛直構造」では、広い視野から地球環境を捉えられたか(1~2)。
・「降水過程」では、水蒸気から降水のしくみを捉えられたか(3~4)。
・「大気熱的な構造」では、エマグラムを理解し、安定度・フェーン現象等を捉えられたか(5~6)。
・「大規模な大気の構造」では、大気大循環、高低気圧、前線、気団などを捉えられたか(7~10)。
・「海気相互作用」では、台風、モンスーン、エルニーニョ/ラニーニャを捉えられたか(11~13)。
・「雪氷圏と気候変動」では、雪氷に係る諸作用・諸影響を捉えられたか(14)。
オフィスアワー 原則として、Blackboardを通じてメールで受け付ける。

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