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令和元年度以前入学者 | 古環境・古生態学実験2 | ||||
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教員名 | 中尾有利子・鈴木 茂 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | オンデマンド型・オンライン型(Zoomを利用)の遠隔授業と課題研究,および対面型授業を組み合わせる. Blackboard ID:20202987 (2020古環境・古生態学実験2(鈴木茂・中尾有利子・後・火3) ) |
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授業概要 | 第四紀の地球環境史をひも解く鍵の発見をし,環境復元の手法を身につける. |
授業のねらい・到達目標 | ねらい: 堆積物中に保存された化石試料から,古環境・古生態をよみとるために必要な知識 及び調査・分析方法を習得,環境の変遷を復元できるようになる. 到達目標: 1.フィールドにおける調査法を身につける(1-3) 2.堆積物や化石を利用して堆積環境の推定を行う知識を身につける(1-3) 3.花粉分析, プラントオパール,樹種,貝化石,微化石分析を行う事ができる(4-14) 4.分析から得られたデータをパソコンを利用して表示することができる(8,11,15) 5.得られた結果を取りまとめ,評価し,発表し,討論することができる(8,11,15) 学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)の学習・教育到達目標とのかかわり: 「(G)地球科学の専門知識を修得する」に寄与する. なお,平成27年度以前の入学者は各入学年度の学習・教育到達目標「(D)専門技術」に寄与する. 地球科学科ディプロマ・ポリシー(D.P.): 「(G)地球科学の専門知識を修得している」に対応する. この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6,及びカリキュラムポリシーCP9に対応する. |
授業の方法 | オンデマンド型・オンライン型の遠隔授業の回について Blackboardで,オンデマンド教材を配布する. 課題をBlackboardで提出する. 双方向のやりとりはZoomを使用。 ※受講者はBlackboardで,コースID:20202987 : 2020古環境・古生態学実験2(鈴木茂・中尾有利子・後・火3) を第一回授業日の前に登録して下さい。 課題研究の回について 野外実習で得たデータを元に,生物の生態,地形との関わり,環境復元にどのように役立てるかについて考察し,レポートにまとめる. 課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する. |
履修条件 | なし |
授業計画 | |
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1 | 第四紀学に関わる分析の種類と方法・実習の説明(オンライン型遠隔授業)【担当:鈴木・中尾】 |
2 | 地形分類図の作成と標本の記載方法の習得(オンライン型遠隔授業)【担当:鈴木・中尾】 |
3 | 露頭の調査方法と試料採取方法(野外実習)【担当:鈴木・中尾】 |
4 | 花粉分析1(現生花粉処理)(対面型オンライン型遠隔授業併用)【担当:鈴木・中尾】 |
5 | 花粉分析2(現生花粉観察と化石花粉処理)(対面型オンライン型遠隔授業併用)【担当:鈴木・中尾】 |
6 | 花粉分析3(化石花粉観察)とデータのまとめ方(オンライン型遠隔授業)【担当:鈴木・中尾】 |
7 | プラントオパール1(対面型オンライン型遠隔授業併用)【担当:鈴木・中尾】 |
8 | プラントオパール2(対面型オンライン型遠隔授業併用)【担当:鈴木・中尾】 |
9 | プラントオパールデータのまとめ方と討論(オンライン型遠隔授業)【担当:鈴木・中尾】 |
10 | 貝化石の分析1(洗浄)(対面型オンライン型遠隔授業併用)【担当:鈴木・中尾】 |
11 | 貝化石の分析2(対面型オンライン型遠隔授業併用)【担当:鈴木・中尾】 |
12 | 貝化石データのまとめ方とデータに基づく討論(オンライン型遠隔授業)【担当:鈴木・中尾】 |
13 | 微化石の分析1(抽出)(対面型オンライン型遠隔授業併用)【担当:鈴木・中尾】 |
14 | 微化石の分析2(種の特定)とデータのまとめ方と討論(対面型オンライン型遠隔授業併用)【担当:鈴木・中尾】 |
15 | 樹種同定.まとめと総合討論,プレゼンテーション(対面型オンライン型遠隔授業併用)【担当:鈴木・中尾】 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(90%)、調査・分析結果の発表,議論(10%) 総合的に判断し,60点以上を合格とする。 〈達成度評価基準〉 1.フィールドにおける調査法を身につけている(5点). 2.堆積物や化石を利用して堆積環境の推定を行う知識を身につけている(25点). 3.花粉分析, プラントオパール,貝化石分析を行う事ができる(25点). 4.分析から得られたデータをパソコンを利用して表現し,自分の考察を示す事ができる(30点). 5.得られた結果を取りまとめ,評価し,発表,討論することができる(10点). |
オフィスアワー | 原則として、当該授業の後,実習室(A308室)にて対応,もしくはメールで対応. |
備考 | 分析結果のまとめと発表については各自事前に十分な準備をしておくこと. |