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幾何学序論2(含演習)

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令和元年度以前入学者 幾何学序論2(含演習)
教員名 鈴木正彦・大野晋司
単位数    3 学年    2 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 数学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 ②BlackBoardを用いたオンデマンド授業を行う。
ただし、この授業で使用するシステムとその使い方については、第1回授業で詳述する。
①一部、Zoom による同時双方向型の遠隔授業も行う。
その際は、Blackboardの連絡事項で事前に告知する。

Blackboard ID:20203084
授業概要 ユークリッド空間の開集合、閉集合、連続写像、コンパクト性、連結性、ユークリッド空間の図形の位相同型について学ぶ。
授業のねらい・到達目標 ユークリッド空間を位相的に取り扱うことができる。
この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシー DP3, DP6 及びカリキュラムポリシー CP1, CP9 に対応しています。

なお,新カリキュラム(令和2年度以降入学者対象)では,この科目は文理学部(学士(数学))のディプロマポリシー DP3,4,5,8 及びカリキュラムポリシー CP3,4,5,8に対応している。
・自らが獲得してきた数理科学的知識を基礎とし、その上で既存の知識にとらわれることなく、数理科学的根拠に基づいて論理的に考察することができる(A-3-3)。
・日常生活における現象に潜む数理科学的問題を発見し、専門的知識に基づいて解決案を作成できる(A-4-3)。
・新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集することができる(A-5-2)。
・自分の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる(A-8-1)。
授業の方法 基本的には講義形式で進めるが、演習問題をなるべく豊富に提示し、学生の自主的な勉強を促すように心がける。レポートについては添削して指導する。
授業計画
1 授業計画の説明
【事前学習】教科書に目を通して、授業全体の流れを把握しておくこと。 (3時間)
【事後学習】授業計画を確認しておくこと。 (2時間)
2 ユークリッドの距離(距離の3性質,図形と計量)、一般的な距離の定義
【事前学習】教科書に目を通しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第2回まとめノートを作成すること。 (3時間)
3 開集合・閉集合と連続写像(開集合の定義とその例)
【事前学習】第2回授業ノートを読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】第3回まとめノートを作成すること。 (3時間)
4 開集合・閉集合と連続写像(閉集合の定義とその例)
【事前学習】第3回授業ノートを読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】第4回まとめノートを作成すること。 (3時間)
5 開集合・閉集合と連続写像(連続写像の開・閉集合による特徴付け)
【事前学習】第4回授業ノートを読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】第5回まとめノートを作成すること。 (3時間)
6 コンパクト(定義と例)
【事前学習】第5回授業ノートを読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】第6回まとめノートを作成すること。 (3時間)
7 コンパクト(閉区間のコンパクト性、連続写像のコンパクト性の保存)
【事前学習】第6回授業ノートを読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】第7回まとめノートを作成すること。 (3時間)
8 コンパクト(ハイネーボレルの定理)
【事前学習】第7回授業ノートを読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】第8回まとめノートを作成すること。 (3時間)
9 連結性(定義と例)
【事前学習】第8回授業ノートを読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】第9回まとめノートを作成すること。 (3時間)
10 連結性(種々の定理)
【事前学習】第9回授業ノートを読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】第10回まとめノートを作成すること。 (3時間)
11 連結性(連続写像の連結性の保存)
【事前学習】第10回授業ノートを読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】第11回まとめノートを作成すること。 (3時間)
12 位相同型(定義,合同変換や相似変換の一般化としての位相同型の例)
【事前学習】第11回授業ノートを読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】第12回まとめノートを作成すること。 (3時間)
13 位相同型(コンパクト性・連結性と位相同型)
【事前学習】第12回授業ノートを読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】第13回まとめノートを作成すること。 (3時間)
14 確認テストとその解説
【事前学習】これまでの授業ノート、まとめノートを読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】確認テストの内容を復習すること。 (3時間)
15 まとめ(これまでの講義内容の復習・解説を行い、授業の理解を含める)
【事前学習】これまでの授業ノートを読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】最終まとめノートを完成させること。 (3時間)
その他
教科書 市原一浩、鈴木正彦、茂手木公彦 『幾何学序論 (幾何学序論)』 日本評論社 2018年 第1版
参考書 授業のとき、必要に応じて紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(40%)、授業内テスト(40%)、授業参画度(20%)
レポートは議論の正確さと学修内容の理解度を中心に評価します。
授業参画度は毎回のリアクションペーパー等で評価します。
授業内テストを通じて(A-3,A-4)の達成度を評価し, 確認テストを通じて(A-5)の達成度を評価します。
また, 事後学修への取り組みを通じて(A-8)を評価します。
オフィスアワー 授業のとき、毎週指示する。

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