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令和元年度以前入学者 | 数理計画 | ||||
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教員名 | 森山園子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 情報科学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | オンデマンド授業(PowerPoint による録画授業配信)13回と課題研究2回を組み合わせる |
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授業概要 | 線形計画問題とその解法である単体法の基礎を学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | 情報科学の基盤をなす数学として,現実の問題の数理計画問題への定式化と,数理計画問題の1つである線形計画問題の代表的な解法である単体法を学び,数理計画の基礎能力を身に付ける。受講者がこれらの概念を理解して、正しく使いこなせるようになることを目指す。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。 なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3,4,5及びカリキュラムポリシーCP3,4,5に対応している。 ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-3) ・問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる。(A-4-3) ・責任と役割を担い,新しい問題に取り組む意識を持ち,そのために必要な情報科学の知識・情報を収集することができる。(A-5-3) |
授業の方法 | 第1〜6,8~13,15回は,授業実施日にBlackboardを通して,オンデマンド教材を配信する。 受講生はその教材を必ず視聴すること。 前回までの学修内容を理解していることを前提とし,各回では講義と演習問題を繰り返す。 オンデマンド教材に掲載済みの解答例を参考に理解を深めること。 第7,14回に小レポートを課し,前半および後半の講義内容を総括する。 第6,13回に小レポートに備えた演習を実施する。第7,14回の小レポートの回収はBlackboardを通じて実施する。 提出されたレポートは翌週までに採点結果を返却し,第15回に両レポートの解説を実施する。 |
授業計画 | |
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1 |
高校数学における数理計画問題(オンデマンド授業)
【事前学習】高校数学における数理計画問題の復習(高校数学の教科書を細部まで読み込むこと)(A-5) (1時間) 【事後学習】数理計画問題への定式化に関する復習 (2時間) |
2 |
数理計画問題への定式化(1) 輸送計画問題・クラス編成問題(オンデマンド授業)
【事前学習】数理計画問題への定式化に関する習熟 (2時間) 【事後学習】両記述の読み書きに関する復習(現実の問題における定式化能力の向上(A-4)) (2時間) |
3 |
数理計画問題への定式化(2) ナップサック問題・ビンパッキング問題(オンデマンド授業)
【事前学習】輸送計画問題・クラス編成問題に関する習熟 (2時間) 【事後学習】組合せ最適化問題(第2・3回)に関する復習(現実の問題における定式化能力の向上(A-4)) (2時間) |
4 |
組合せ最適化問題とその緩和(オンデマンド授業)
【事前学習】組合せ最適化問題(第2・3回)に関する習熟 (2時間) 【事後学習】緩和問題に関する復習 (2時間) |
5 |
ナップサック問題の上界と下界(オンデマンド授業)
【事前学習】組合せ最適化問題とその緩和(第4回)に関する習熟 (2時間) 【事後学習】組合せ最適化問題の見積り(上界・下界)に関する習熟 (2時間) |
6 |
第1回小レポートのための総合演習(オンデマンド授業)
【事前学習】数理計画問題への定式化(第1~5回)に関する習熟(論理的な説明を可能にする深い理解(A-3)) (2時間) 【事後学習】講義で扱った演習問題の復習 (2時間) |
7 |
第1回小レポート作成(課題学習)
【事前学習】数理計画問題への定式化と基準型線形計画問題(第1~6回)に関する習熟(論理的な説明を可能にする深い理解(A-3)) (3時間) 【事後学習】第1回小レポートの復習 (1時間) |
8 |
単体法の概要(オンデマンド授業)
【事前学習】線形計画問題の定式化の確認 (2時間) 【事後学習】基準型線形計画問題と単体法の概要に関する復習 (2時間) |
9 |
単体法の幾何的振舞い(オンデマンド授業)
【事前学習】単体法の概要に関する習熟 (2時間) 【事後学習】単体法の幾何的振舞いに関する復習 (2時間) |
10 |
ピボット選択規則(オンデマンド授業)
【事前学習】単体法の概要に関する習熟 (2時間) 【事後学習】3つのピボット選択規則に関する復習 (2時間) |
11 |
補助問題と二段階単体法(オンデマンド授業)
【事前学習】単体法(第8~10回)に関する習熟 (2時間) 【事後学習】二段階単体法に関する復習 (2時間) |
12 |
線形計画問題の双対性(オンデマンド授業)
【事前学習】基準型線形計画問題に関する確認 (2時間) 【事後学習】主問題・双対問題の関係に関する復習 (2時間) |
13 |
第2回小レポートのための総合演習(オンデマンド授業)
【事前学習】単体法と線形計画問題の双対性(第8~12回)に関する習熟(論理的な説明を可能にする深い理解(A-3)) (2時間) 【事後学習】講義で扱った演習問題の復習 (2時間) |
14 |
第2回小レポート作成(課題学習)
【事前学習】単体法と線形計画問題の双対性(第8~13回)に関する習熟(論理的な説明を可能にする深い理解(A-3)) (論理的な説明を可能にする深い理解(A-3)) (3時間) 【事後学習】第2回小レポートの復習 (2時間) (2時間) |
15 |
第1・2回小レポートの解説(オンデマンド授業)
【事前学習】これまでの講義内容に関する習熟(論理的な説明を可能にする深い理解(A-3)) (論理的な説明を可能にする深い理解(A-3)) (2時間) 【事後学習】第1・2回小レポートの理解 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし(資料配布) |
参考書 | 久野誉人,繁野麻衣子,後藤順哉 『数理最適化』 オーム社 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:第7,14回の授業で行う2回のレポートの結果を基に評価する(100%) |
オフィスアワー | 講義資料掲載の連絡先にメールをして問い合わせること。都度時間調整をしてビデオ会議形式で質問に応じる。 |