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固体の量子論2

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令和元年度以前入学者 固体の量子論2
教員名 橋本拓也
単位数    2 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 物理学科
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 主としてオンデマンド授業(スライド、ビデオ資料配信)
Blackboard ID 20203409
授業概要 前期に固体材料中の電子・イオンの挙動の解析学を解説した。これを踏まえて、本講義では固体材料を合成するため、および相転移を理解するための固体の熱力学を解説、実際の実験例も紹介する。また固体の電子構造などを実験的に解析する方法として光電子分光やX線吸収、メスバウアー分光法の解説も実施する。
授業のねらい・到達目標 固体材料の合成・解析に応用される熱力学が理解できるようになること、また電子構造の実験的な測定法である光電子分光、X線吸収、メスバウアー分光が理解できるようになること。
この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP3に対応している。
授業の方法 基本的には講義形式で行う。
本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 熱力学の復習ー熱力学第一法則
【事前学習】前もって配布した資料の該当部を読んでくること (2時間)
【事後学習】講義中の課題を調査・結果を提出すること (2時間)
2 熱力学の復習ー熱力学第二法則
【事前学習】前もって配布した資料の該当部を読んでくること (2時間)
【事後学習】講義中の課題を調査・結果を提出すること (2時間)
3 熱力学の復習ー自由エネルギー・相率
【事前学習】前もって配布した資料の該当部を読んでくること (2時間)
【事後学習】講義中の課題を調査・結果を提出すること (2時間)
4 熱力学の応用ー酸化物の合成
【事前学習】前もって配布した資料の該当部を読んでくること (2時間)
【事後学習】講義中の課題を調査・結果を提出すること (2時間)
5 熱力学の応用ー酸素不定比性の熱力学
【事前学習】前もって配布した資料の該当部を読んでくること (2時間)
【事後学習】講義中の課題を調査・結果を提出すること (2時間)
6 熱力学の応用ー固相反応の熱力学、相図の見方
【事前学習】前もって配布した資料の該当部を読んでくること (2時間)
【事後学習】講義中の課題を調査・結果を提出すること (2時間)
7 熱力学の応用ー相転移の熱力学
【事前学習】前もって配布した資料の該当部を読んでくること (2時間)
【事後学習】講義中の課題を調査・結果を提出すること (2時間)
8 熱分析ー熱重量・示差走査型熱量測定
【事前学習】前もって配布した資料の該当部を読んでくること (2時間)
【事後学習】講義中の課題を調査・結果を提出すること (2時間)
9 熱分析ー走査型熱容量計・熱膨張計
【事前学習】前もって配布した資料の該当部を読んでくること (2時間)
【事後学習】講義中の課題を調査・結果を提出すること (2時間)
10 高エネルギー光を用いた分析ーメスバウアー分光
【事前学習】メスバウアー分光について調査してくること (2時間)
【事後学習】講義中の課題を調査・結果を提出すること (2時間)
11 高エネルギー光を用いた分析ーX線吸収
【事前学習】X線吸収について調査してくること (2時間)
【事後学習】講義中の課題を調査・結果を提出すること (2時間)
12 光電子分光による電子構造解析
【事前学習】XPS、UPSとは何か調査のこと (2時間)
【事後学習】講義中の課題を調査・結果を提出すること (2時間)
13 逆光電子分光による電子構造解析
【事前学習】逆光電子分光とは何か、調査のこと (2時間)
【事後学習】講義中の課題を調査・結果を提出すること (2時間)
14 熱力学・電子構造解析の総まとめ(1)ー全般的な解説
【事前学習】これまでの内容を復習のこと (2時間)
【事後学習】自分の研究と本講義の相関をまとめること (2時間)
15 熱力学・電子構造解析の総まとめ(2)ー自分の研究への応用
【事前学習】熱力学・量子科学の固体材料についての応用例を調査のこと (2時間)
【事後学習】自分の研究と本講義の相関をまとめること。 (2時間)
その他
教科書 特に決まった教科書は使用しない。適宜資料を用いる。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:毎回提出する課題を採点する。(50%)、授業参画度:講義の関しての質問や提案は採点材料となる。(50%)
オフィスアワー 講義終了後

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