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令和2年度入学者 | 生命科学概論2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 生命科学概論2 | ||||
教員名 | 間瀬啓介 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 生命科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | オンデマンド授業(Blackboardを通じたPowerPointで作成したスライド資料などの配信)のなかで課題を出す。 Blackboard ID : 月曜2限→20203465 |
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授業概要 | 基本的な生物のしくみや多様な生命現象に関する概念や原理・法則を科学的・体系的に理解する。 生命科学概論2のテーマは、階層性を通して見る生物のつくりとはたらきである。具体的には,生物の基本単位である細胞とそれを構成している分子について学ぶことで,ミクロレベルで生命とは何かを理解する。次に,植物と動物の代表としてヒトを例に,個体を構成している組織・器官について学ぶ。これにより,多細胞生物がそれぞれの組織・器官の間で調和してその集合体である個体を形成していることを理解し,次第にマクロレベルの内容に話をつなげる。最後に,集団内における個体間コミュニケーションについて学び,さらにそれらが集まって生態系が出来ていることを感じ取る。 なお、この科目は教職専門科目に対応できるよう,中学・高校の生物学における一般的包括的内容を意識して進める。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識> 多様な生命現象とそこに見られる原理や法則性を通して、生物に対する見方や考え方、関わり方を学ぶことで、生物を科学的・体系的に理解するために必要な基礎知識と概念が身につくことを目標とする。 ・生命とは何かを十分に理解し,説明できるようになる。 ・様々な生命現象に対して,その生物学的意義を考え,説明することができる。 ・高校までに学ぶ生物学的知識を身につけ,説明することができる。 <能力> この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーDP3, 4, 8およびカリキュラムポリシーCP3, 4, 8に対応している。 ・物事を論理的に説明することができる(DP3-1)。 ・日常生活における現象に潜む科学的問題を見出すことができる(DP4-1)。 ・継続的に自分の学修経験を振り返ることができる(DP8-1)。 |
授業の方法 | 授業は,Blackboardを介した動画配信によるオンデマンド授業を中心に進める。また,理解を深めるために関係するPDF資料の配信も行う。さらに,出席状況や理解度を確認するための小テストや課題問題を実施すると共に,講義のノートやリアクションペーパー等の提出を求め,その解説を行うことで学習内容の定着を図る。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
生物を構成する物質1: 糖質とタンパク質とは何か,また酵素反応の基本について学ぶ。
【事前学習】糖質やタンパク質について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A4-2)」を養う。 (2時間) 【事後学習】糖質や酵素についてまとめ,説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A3-2)」を養う。 (2時間) |
2 |
生物を構成する物質2: 脂質と核酸とは何か,またどのように細胞が形成されているかについて学ぶ。
【事前学習】脂質や核酸について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A4-2)」を養う。 (2時間) 【事後学習】脂質や核酸についてまとめ,説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A3-2)」を養う。 (2時間) |
3 |
生物の基本単位1: 細胞分裂とDNAの複製の仕組みと意義について学ぶ。
【事前学習】細胞分裂について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A4-2)」を養う。 (2時間) 【事後学習】細胞分裂とDNA複製についてまとめ,説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A3-2)」を養う。 (2時間) |
4 |
生物の基本単位2: 細胞の構造と機能として,遺伝子発現の仕組みと意義について学ぶ。
【事前学習】遺伝子発現について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A4-2)」を養う。 (2時間) 【事後学習】遺伝子発現についてまとめ,説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A3-2)」を養う。 (2時間) |
5 |
生物の基本単位3: 細胞の構造と機能として,細胞内小器官の起源と働きについて学ぶ。
【事前学習】細胞小器官について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A4-2)」を養う。 (2時間) 【事後学習】細胞小器官についてまとめ,説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A3-2)」を養う。 (2時間) |
6 |
生物の増殖と成長1: 無性生殖と有性生殖、ならびに減数分裂と配偶子形成について学ぶ。
【事前学習】有性生殖について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A4-2)」を養う。 (2時間) 【事後学習】減数分裂と配偶子形成についてまとめ,説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A3-2)」を養う。 (2時間) |
7 |
生物の増殖と成長2: 発生と分化、および形態形成のしくみについて学ぶ。
【事前学習】胚発生について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A4-2)」を養う。 (2時間) 【事後学習】発生分化メカニズムについてまとめ,説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A3-2)」を養う。 (2時間) |
8 |
植物の組織・器官: 植物を構成する表皮系、基本組織系、維管束系について学ぶ。
【事前学習】植物を構成する各組織について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A4-2)」を養う。 (2時間) 【事後学習】植物の組織についてまとめ,説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A3-2)」を養う。 (2時間) |
9 |
動物の組織・器官1: 動物の外皮系、消化系、呼吸系、循環系、排出系器官の構造と機能について学ぶ。
【事前学習】動物を構成する各器官について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A4-2)」を養う。 (2時間) 【事後学習】動物の器官の成り立ちについてまとめ,説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A3-2)」を養う。 (2時間) |
10 |
動物の組織・器官2: 動物に特徴的な感覚系、神経系、運動系器官の構造と機能について学ぶ。
【事前学習】神経伝達の仕組みについて調べておく。これにより「問題発見・解決力(A4-2)」を養う。 (2時間) 【事後学習】神経系器官についてまとめ,説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A3-2)」を養う。 (2時間) |
11 |
動物の組織・器官3: 動物に特徴的な内分泌系、免疫系器官の構造と機能について学ぶ。
【事前学習】液性伝達の仕組みについて調べておく。これにより「問題発見・解決力(A4-2)」を養う。 (2時間) 【事後学習】ホルモンや生体防御についてまとめ,説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A3-2)」を養う。 (2時間) |
12 |
生物の集団形成1: 動物の群れ、順位制、共生、利他行動の仕組みと意義について学ぶ。
【事前学習】動物の集団行動について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A4-2)」を養う。 (2時間) 【事後学習】個体群や群衆についてまとめ,説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A3-2)」を養う。 (2時間) |
13 |
生物の集団形成2: 植物の遷移や生態系の仕組みと意義について学ぶ。
【事前学習】植物の遷移について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A4-2)」を養う。 (2時間) 【事後学習】植物群落や生態系についてまとめ,説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A3-2)」を養う。 (2時間) |
14 |
全体の復習: 授業全体について配布資料などを用いて復習を行い,その上で質疑応答を行う。
【事前学習】これまでの学習内容で疑問に思ったことをまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A4-2)」を養う。 (2時間) 【事後学習】疑問に対する解答を整理しておく。これにより「論理的・批判的思考力(A3-2)」を養う。 (2時間) |
15 |
理解度の確認と解説: 講義のテーマである『生物学的階層性』の理解度を確認し,振り返ることで学習効果を高める。
【事前学習】講義全体の内容を整理する。これにより「問題発見・解決力(A4-2)」を養う。 (2時間) 【事後学習】生物の階層性について説明できるようにまとめておく。これにより「論理的・批判的思考力(A3-2)」を養う。 (2時間) |
16 |
【事前学習】 【事後学習】 |
17 |
【事前学習】 【事後学習】 |
18 |
【事前学習】 【事後学習】 |
19 |
【事前学習】 【事後学習】 |
20 |
【事前学習】 【事後学習】 |
21 |
【事前学習】 【事後学習】 |
22 |
【事前学習】 【事後学習】 |
23 |
【事前学習】 【事後学習】 |
24 |
【事前学習】 【事後学習】 |
25 |
【事前学習】 【事後学習】 |
26 |
【事前学習】 【事後学習】 |
27 |
【事前学習】 【事後学習】 |
28 |
【事前学習】 【事後学習】 |
29 |
【事前学習】 【事後学習】 |
30 |
【事前学習】 【事後学習】 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 田村隆明 『『大学1年生のなっとく!生物学』』 講談社 2015年 第1版 石川 統 『『生物科学入門』』 裳華房 2003年 第3版 高校の教科書『生物基礎』・『生物学』を活用してもかまいません。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(30%) (1)授業内テストは,期末試験や数回の小テスト等を合わせて評価します。 (2)授業参画度は,質問などの発言やリアクションペーパー等で評価します。 |
オフィスアワー | 月~金10:00~18:00 本館6階 生命科学科 研究室602 |