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生物統計学基礎

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令和2年度入学者 生物統計学基礎
令和元年度以前入学者 生物統計学1
教員名 井上みずき
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 生命科学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 主としてオンデマンド型授業(PowerPointによるスライド資料動画youtube配信をBpに掲載)
Blackboard ID: 20203474
授業概要 生命科学のための基礎統計学を学ぶ。
授業のねらい・到達目標 <知識>
生物学の分野では、どんなに実験条件や調査条件を揃えてもばらつきが生じる。このばらつきをもつデータから有用な情報を客観的に抽出する方法を身につける。
本講義では生物学に必要な基本的な統計事項を理解する。とくに仮説検定およびデータとデータの関係性の解析手法を身につける。

<能力>
この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーDP3, 4, 5およびカリキュラムポリシーCP3, 4, 5に対応している。
・既存の知識にとらわれることなく,物事を論理的・批判的に説明することができる(DP3-1)。
・日常生活における現象に潜む科学的問題を見出し,専門的知識に基づいて説明することができる(DP4-1)。
・与えられた問題に取り組む気持ちを持つことができる(DP5-1)。
授業の方法 授業計画に記載したテーマに沿って講義とアクティブラーニングの形式で行う。授業の構成は前半度が講義で後半がアクティブラーニングとなる。残り時間で講義内容の理解度を確認するための課題を行う
履修条件 PCが必要である。オープンソース(無料)である統計ソフトRおよびRstudioを使うので、第1回にソフトのインストールを行う。
授業計画
1 ガイダンス/統計の威力を知る・統計ソフトRおよびRstudioのインストール (A-3)
【事前学習】PC操作に慣れておく (2時間)
【事後学習】Rの基本操作に慣れておく (2時間)
2 データセットの特徴をつかむ (A-4, A-5)
【事前学習】1回目の講義資料を見返し要点を整理する (2時間)
【事後学習】講義内容の流れを把握し、要点について理解を深める (2時間)
3 平均・分散 (A-4, A-5)
【事前学習】2回目の講義資料を見返し要点を整理する (2時間)
【事後学習】講義内容の流れを把握し、要点について理解を深める (2時間)
4 標準偏差・標準誤差・信頼区間 (A-4, A-5)
【事前学習】3回目の講義資料を見返し要点を整理する (2時間)
【事後学習】講義内容の流れを把握し、要点について理解を深める (2時間)
5 カイ二乗検定 (A-4, A-5)
【事前学習】4回目の講義資料を見返し要点を整理する (2時間)
【事後学習】講義内容の流れを把握し、要点について理解を深める (2時間)
6 対応なしのt検定 (A-4, A-5)
【事前学習】5回目の講義資料を見返し要点を整理する (2時間)
【事後学習】講義内容の流れを把握し、要点について理解を深める (2時間)
7 対応ありのt検定 (A-4, A-5)
【事前学習】6回目の講義資料を見返しておく (2時間)
【事後学習】講義内容の流れを把握し、要点について理解を深める (2時間)
8 分散分析 (A-4, A-5)
【事前学習】7回目の講義資料を見返し要点を整理する (2時間)
【事後学習】講義内容の流れを把握し、要点について理解を深める (2時間)
9 多重比較 (A-4, A-5)
【事前学習】8回目の講義資料を見返し要点を整理する (2時間)
【事後学習】講義内容の流れを把握し、要点について理解を深める (2時間)
10 検定結果の図示 (A-4, A-5)
【事前学習】9回目の講義資料を見返し要点を整理する (2時間)
【事後学習】講義内容の流れを把握し、要点について理解を深める (2時間)
11 無相関検定 (A-4, A-5)
【事前学習】10回目の講義資料を見返しておく (2時間)
【事後学習】講義内容の流れを把握し、要点について理解を深める (2時間)
12 単回帰 (A-4, A-5)
【事前学習】11回目の講義資料を見返しておく (2時間)
【事後学習】講義内容の流れを把握し、要点について理解を深める (2時間)
13 重回帰 (A-4, A-5)
【事前学習】12回目の講義資料を見返し要点を整理する (2時間)
【事後学習】講義内容の流れを把握し、要点について理解を深める (2時間)
14 実践的データ解析 (A-5)
【事前学習】1-13回目の講義資料を見返しておく (2時間)
【事後学習】講義内容の流れを把握し、要点について理解を深める (2時間)
15 授業内テストと解説(A-3)
【事前学習】1-14回目の講義資料を見返し要点を整理する (2時間)
【事後学習】講義内容の流れを把握し、要点について理解を深める (2時間)
その他
教科書 特に使用しない。
参考書 向後千春・富永敦子 『統計学がわかる ハンバーガーショップでむりなく学ぶ、やさしく楽しい統計学』 技術評論社
粕谷栄一 『生物学を学ぶ人のための統計のはなし~君にも出せる有意差~』 文一総合出版 1998年
三中信宏 『みなか先生といっしょに統計学の王国を歩いてみよう』 羊土社 2015年
向後千春・富永敦子 『統計学がわかる アイスクリームで味わう、“関係”の統計学』 技術評論社 2009年
講義の内容をより深く理解するための参考書であり,必ずしも必要なものではない。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:学期末に「実践的データ解析」および「授業内テスト」を行い評価する(48%)、授業参画度:毎回の課題の提出内容を評価する(52%)
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