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生体エネルギー学

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令和元年度以前入学者 生体エネルギー学
教員名 中里勝芳
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 生命科学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンデマンド授業(PowerPointによる録画授業配信)を行う。市販教材は使用せず、講義資料を配信する。受講したことを確認するために簡単な問題を解いてもらい、その答えをBlackboardで担当教員に知らせる。指定したテーマのレポート(2回)と各自が興味あるテーマのレポート(1回)を提出する。
授業概要 この授業では、生物が生きていくために必要不可欠な化学エネルギーについて基本的な事柄を学びます。食べ物がもつ化学エネルギーとはいったい何か?からはじめ、植物による化学エネルギーの獲得方法や動物による化学エネルギー利用システムについて学びます。
授業のねらい・到達目標 <知識>
授業終了段階までに、生物が生きていくために必要な化学エネルギーをどのような様式でどれだけ獲得しているか、また、生物は生体内で化学エネルギーをどのようなシステムを用いて利用しているかを理解することができる。
<能力>
この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーDP3, 4, 8およびカリキュラムポリシーCP3, 4, 8に対応している。
・既存の知識にとらわれることなく,物事を論理的・批判的に説明することができる(DP3-2)。
・日常生活における現象に潜む科学的問題を見出し,専門的知識に基づいて説明することができる(DP4-2)。
・継続的に自分の学修経験を振り返り,分析することができる(DP8-2)。
授業の方法 オンデマンド授業(PowerPointによる録画授業配信)を行う。質疑応答はBlackboardを使って行う。
履修条件 なし
授業計画
1 ガイダンス:授業の内容、方法や到達目標についての話します。
【事前学習】シラバスを事前に確認し,授業全体の流れを理解しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第2回以降の授業に備え、生体エネルギー学について基礎的なことを学んでおく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
2 化学エネルギーとは何か、水素は燃えるが水は燃えないのはなぜ
【事前学習】化学結合について調べ、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】授業で述べた言葉等が分からないときは調べて理解しておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
3 生物が利用できる化学エネルギー、炭水化物・脂質・タンパク質
【事前学習】三大栄養素について調べ、それらの特徴を整理しておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】授業で述べた言葉等が分からないときは調べ、理解したことをまとめる。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
4 生物の化学エネルギー獲得方法1、植物の光合成1
【事前学習】植物の光合成について高校教科書レベルの知識を得て、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】授業で述べた言葉等が分からないときは調べて理解しておく。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
5 生物の化学エネルギー獲得方法2、植物の光合成2
【事前学習】光についての知識を得て、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】物質の励起エネルギー状態について調べて理解する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
6 生物の化学エネルギー獲得方法3、細菌の光合成1
【事前学習】光合成細菌について調べ、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う (2時間)
【事後学習】授業で述べた言葉等が分からないときは調べて理解する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
7 生物の化学エネルギー獲得方法4、細菌の光合成2
【事前学習】光合成細菌の種類について調べ、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う (2時間)
【事後学習】光合成における細菌と植物の共通点と相違点をまとめておく。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
8 生物の化学エネルギー利用方法1、代謝とATP
【事前学習】ATPの構造とエネルギーについて調べ、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う   (2時間)
【事後学習】授業で述べた言葉等が分からないときは調べて理解する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
9 生物の化学エネルギー利用方法2、呼吸
【事前学習】呼吸と燃焼の違いを調べ、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】授業で述べた言葉等が分からないときは調べて理解しておく。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
10 生物の化学エネルギー利用方法3、解糖系とクエン酸回路
【事前学習】解糖系とクエン酸回路について調べ、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】授業で述べた言葉等が分からないときは調べて理解する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
11 生物の化学エネルギー利用方法4、発酵
【事前学習】発酵について調べ、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】授業で述べた言葉等が分からないときは調べて理解する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
12 生物の化学エネルギー利用方法5、筋収縮
【事前学習】筋肉の構造について調べ、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】授業で述べた言葉等が分からないときは調べて理解する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
13 植物を模倣した人工光合成
【事前学習】人工光合成について調べ、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】人工光合成の問題点を考える。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
14 一連の講義内容についてデイスカッションを行う。
【事前学習】一連の講義で分からなかったことや疑問点を整理しておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】授業で述べた言葉等が分からないときは調べて理解する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
15 「理解度の確認とまとめ」 各回で学んだ内容について説明できるか試験を通して確認する(論理的・批判的思考力(A-3))とともに,試験終了後に内容を解説する。
【事前学習】前回までに学んだ内容を十分に理解し,説明できるようにしておく。 (2時間)
【事後学習】本科目全体の内容,そして試験の内容と自身の回答を振り返り,改めて学んだ内容を説明できるようにする(省察力(A-8))。 (2時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
・授業参画度は、簡単な問題を解いてもらいその答えをBlackboardで担当教員にどの程度知らせたかで評価する。課題レポート(2回)と各自が興味あるテーマのレポート(1回)に書かれた内容を通して、表現力、問題発見・解決力(A-4)ならびに「挑戦力 (A-5)」を評価する。

オフィスアワー Blackboardでいつでも質問を受ける。きるだけ早く返答できるように努力したい。

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