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基礎化学

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令和2年度入学者 基礎化学
令和元年度以前入学者 基礎化学
教員名 大川眞一郎
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 化学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 オンデマンド授業
(パワ-ポイントを使用し,そのスライドの一部を空欄としたプリント原稿を授業資料としてBlackboardの「教材」の「項目」に記載する。更に毎回の授業で「課題」の指示に従い小テストを実施する。
 なお,初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。)
授業概要 化学についてこれまでに学んだ知識を再確認し,応用出来るように学ぶ。
授業のねらい・到達目標 高校で学習した化学の知識を大学専門科目で応用出来るようになる。

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。

なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP2,3,8 及びカリキュラムポリシーCP2,3,8 に対応しています。
・現代の物質文明社会において科学技術,とりわけ化学が果たしている役割を説明することができる。(A-2-1)
・自然科学,とりわけ化学に関する情報を理解し,論理的に説明することができる。(A-3-1)
・自分の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1)
授業の方法 各自がBlackboardの授業資料を印刷して用意したプリントを使って,プロジェクタ-を用い授業を行う.また,Blackboardで指示された,その日の課題について簡単な演習(授業内小テスト)を実施する。
授業計画
1 溶液濃度1)パーセント濃度について学ぶ(A-2, A-3, A-8)。
【事前学習】溶液の濃度を求めるための基礎知識を予習しておく (2時間)
【事後学習】計算問題を自ら作成し解く (2時間)
2 溶液の濃度2)モル濃度について学ぶ(A-2, A-3, A-8)。
【事前学習】物質量について予習しておく (2時間)
【事後学習】なぜモル濃度使うのか,利点を考える (2時間)
3 物質の構成要素について学ぶ(A-2, A-3, A-8)。
【事前学習】原子,電子および分子について予習しておく (2時間)
【事後学習】原子と電子の大きさの違いを考えてみる (2時間)
4 酸塩基1)アレニウス,ブレンステッド-ロリ-およびルイスの酸塩基理論について学ぶ(A-2, A-3, A-8)。
【事前学習】化学平衡と電離平衡について予習しておく (2時間)
【事後学習】三つの理論の特徴をまとめる (2時間)
5 酸塩基2)pHと中和の化学量論について学ぶ(A-2, A-3, A-8)。
【事前学習】なぜ pH という表現を使うのか,さらに酸塩基の価数について予習しておく (2時間)
【事後学習】計算問題を自ら作成し解く (2時間)
6 酸化還元1)酸化と還元の概念について学ぶ(A-2, A-3, A-8)。
【事前学習】酸素,水素および電子に着目して酸化還元を考えてくる (2時間)
【事後学習】三つの着目点の違いをまとめる (2時間)
7 酸化還元2)電池と電気分解について学ぶ(A-2, A-3, A-8)。
【事前学習】電池の種類を調べておく (2時間)
【事後学習】太陽電池の原理を考えてみる (2時間)
8 周期表1)元素の周期的性質について学ぶ(A-2, A-3, A-8)。
【事前学習】配布されたプリントの空欄に記入する語句を考えておく (2時間)
【事後学習】どの様な事柄で周期性が有ったか復習する (2時間)
9 周期表2)周期表と電子配置について学ぶ(A-2, A-3, A-8)。
【事前学習】配布する電子配置表と周期表を用い関連性を予習しておく (2時間)
【事後学習】原子核の周りへの電子の配置について復習する (2時間)
10 周期表3)単体の周期的性質について学ぶ(A-2, A-3, A-8)。
【事前学習】単体の意味を確かめておく (2時間)
【事後学習】イオン化エネルギーと電子親和力の周期性を復習する (2時間)
11 周期表4)酸化数の周期的性質について学ぶ(A-2, A-3, A-8)。
【事前学習】元素の酸化数はどの様に求めるか予習しておく (2時間)
【事後学習】どの様な周期性が有ったか復習する (2時間)
12 20世紀以前の化学結合論について学ぶ(A-2, A-3, A-8)。
【事前学習】化学親和力などについて予習しておく (2時間)
【事後学習】19世紀後半くらいまでに考えられていた,化学結合を復習する (2時間)
13 化学熱力学について学ぶ(A-2, A-3, A-8)。
【事前学習】コップに入れた水に,墨汁落とすとどうなるか考えておく (2時間)
【事後学習】エントロピー増大の方向に化学変化が起こる事を確かめる (2時間)
14 まとめ これまでの復習を行い授業の理解を深める (A-2, A-3, A-8)。
【事前学習】これまでの授業を復習し,疑問点を書き出しておく. (2時間)
【事後学習】疑問点が分かったか,再確認する (2時間)
15 到達度の確認(授業内テスト)と解説で学修内容を振り返る(A-2, A-3, A-8)。
【事前学習】前回までの授業を復習し,疑問点を解決しておく. (2時間)
【事後学習】自分の解答が正しかったか確認する (2時間)
その他
教科書 使用しない.プリントは学生自身がBlackboardに掲載された資料を印刷して用意しておく.
参考書 竹内敬人 『化学の基礎』 岩波書店 1998年 第5版
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:授業内 小テスト(70%)、授業参画度:評価基準:小テストおよび口頭でより詳細な説明した事柄(30%)
小テストの課題は,その日の授業で「1.分かった事.2.確かめられた事 3.今後の自分にどう役立つか」を書く事が基本です.更に事柄を追加することもある.
最初の間は,A5(12ポイント)の大きさの用紙(500-800字)を埋め尽くせなくても,授業が進むにつれ口頭で説明した事が書けるようになり,用紙が足りなく成ります.
オフィスアワー 授業終了後

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