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有機化学2(有機分子の反応性)

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令和2年度入学者 有機化学2(有機分子の反応性)
令和元年度以前入学者 有機化学2
教員名 大﨑愛弓
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 化学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 オンデマンド,同時双方向 (併用)
Blackboad ID:20203563 月曜5限
授業概要 有機化学の基礎となる知識の習得
授業のねらい・到達目標 代表的な有機化合物であるハロアルカンやアルコール,エーテルの性質や反応性を理解し,説明できるようになる。
有機分析法として重要であるNMRについて理解し,解析できるようになる。

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。

なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3, DP4, DP8 及びカリキュラムポリシーCP3, CP4, CP8 に対応しています。
・自然科学,とりわけ化学に関する情報を理解し,論理的に説明することができる。(A-3-1)
・さまざまな事象に潜む化学的問題を発見することができる。(A-4-1)
・自分の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1)
授業の方法 講義形式。
小テストで理解度を確認する。

課題の提出方法,フィードバックの方法等については,授業開始時に提示する。
授業計画
1 ガイダンス (A-3, A-4, A-8)
第6章 ハロアルカンの性質と反応
二分子求核置換反応
ハロアルカンの物理的性質,まがった矢印の使い方と意味について理解する。
【事前学習】シラバスを確認するとともに有機化学1の内容を復習する。 (2時間)
【事後学習】教科書を読み,講義ノートを整理し,二分子求核罹患反応についての演習を解く。 (2時間)
2 第6章 ハロアルカンの性質と反応 (A-3, A-4, A-8)
二分子求核置換反応
求核置換反応機構,SN2反応の立体化学について理解する。
【事前学習】第1回目の学習した部分の教科書や講義ノートを復習する。 (2時間)
【事後学習】教科書を読み,講義ノートを整理し,二分子求核置換反応についての演習を解く。 (2時間)
3 第6章 ハロアルカンの性質と反応 (A-3, A-4, A-8)
二分子求核置換反応
SN2反応における脱離基,求核剤,アルキル基の影響について理解する。
【事前学習】第2回目の学習した部分の教科書や講義ノートを復習する。 (2時間)
【事後学習】教科書を読み,講義ノートを整理し,二分子求核置換反応に関する演習問題を解く。 (2時間)
4 第7章 ハロアルカンの反応 (A-3, A-4, A-8)
一分子求核置換反応と脱離反応の経路
SN1反応の反応機構,立体化学について理解する。
【事前学習】第3回目の学習した部分の教科書や講義ノートを復習する。 (2時間)
【事後学習】第3回目の学習した部分の教科書や講義ノートを復習する。 (2時間)
5 第7章 ハロアルカンの反応 (A-3, A-4, A-8)
一分子求核置換反応と脱離反応の経路
SN1反応における溶媒,脱離基,求核剤の影響,アルキル基の影響,E1,E2反応,
SN1, SN2, E1, E2反応の競争反応などについて理解する。
【事前学習】第4回目の学習した部分の教科書や講義ノートを復習する。 (2時間)
【事後学習】教科書を読み,講義ノートを整理し,一分子求核置換反応と脱離関する演習問題を解く。 (2時間)
6 第8章 ヒドロキシ官能基:アルコール (A-3, A-4, A-8)
性質,合成および合成戦略
アルコールの命名,物理的性質,酸,塩基としてのアルコールなどについて理解する。
【事前学習】第5回目の学習した部分の教科書や講義ノートを復習する。 (2時間)
【事後学習】教科書を読み,講義ノートを整理し,アルコールの性質や合成に関する演習問題を解く。 (2時間)
7 第8章 ヒドロキシ官能基:アルコール (A-3, A-4, A-8)
性質,合成および合成戦略
アルコールの合成方法について理解する。
【事前学習】第6回目の学習した部分の教科書や講義ノートを復習する。 (2時間)
【事後学習】教科書を読み,講義ノートを整理しアルコールの性質や合成に関する演習問題を解く。 (2時間)
8 第8章 ヒドロキシ官能基:アルコール (A-3, A-4, A-8)
性質,合成および合成戦略
有機金属を用いたアルコール合成法について理解する。合成戦略について学ぶ。
【事前学習】第7回目の学習した部分の教科書や講義ノートを復習する。 (2時間)
【事後学習】教科書を読み,講義ノートを整理しNMR法に関する演習問題を解く。 (2時間)
9 第9章 アルコールの反応とエーテルの化学 (A-3, A-4, A-8)
アルコールと酸,塩基との反応について理解する。カルボカチオンの転位反応について理解する。
【事前学習】第8回目の学習した部分の教科書や講義ノートを復習する。 (2時間)
【事後学習】教科書を読み,講義ノートを整理し,アルコールやエーテル関する演習問題を解く。 (2時間)
10 第9章 アルコールの反応とエーテルの化学 (A-3, A-4, A-8)
アルコールも用いた合成反応について理解する。エーテルの命名,物理的性質について理解する。
エーテルの合成法について理解する。
【事前学習】第9回目の学習した部分の教科書や講義ノートを復習する。 (2時間)
【事後学習】教科書を読み,講義ノートを整理し,アルコールやエーテル関する演習問題を解く。 (2時間)
11 第9章 アルコールの反応とエーテルの化学 (A-3, A-4, A-8)
エーテルの合成法,アルコール,エーテルの硫黄類縁体について理解する。
アルコール,エーテルの生理学的意味について学ぶ。
【事前学習】第10回目の学習した部分の教科書や講義ノートを復習する。 (2時間)
【事後学習】教科書を読み,講義ノートを整理し,アルコールやエーテル関する演習問題を解く。 (2時間)
12 第10章 NMR分光法による構造決定 (A-3, A-4, A-8)
1HNMR, 13CNMRの理論的背景,スペクトルの読み方について学ぶ。
【事前学習】第11回目の学習した部分の教科書や講義ノートを復習する。 (2時間)
【事後学習】教科書を読み,講義ノートを整理し,NMR法に関する演習問題を解く。 (2時間)
13 第10章 NMR分光法による構造決定 (A-3, A-4, A-8)
1HNMR, 13CNMRの理論的背景,スペクトルを用いた構造解析法について学ぶ。
【事前学習】第12回目の学習した部分の教科書や講義ノートを復習する。 (時間)
【事後学習】教科書を読み,講義ノートを整理し,NMR法に関する演習問題を解く。 (時間)
14 理解度の確認と解説 (A-3, A-4, A-8)
これまでに学修した範囲について理解度について確認を行う。
【事前学習】これまで学習した章の教科書や講義ノートを復習する。 (2時間)
【事後学習】試験の内容について調べて,正答できなかったものについて調べる。 (2時間)
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。 (A-3, A-4, A-8)
【事前学習】これまで学習した章の教科書や講義ノートを整理する。 (2時間)
【事後学習】この科目で学んだことの全体について分かりにくかったところについて調べて,学習を行う。 (2時間)
その他
教科書 古賀憲司・野依良治・村橋俊一監訳 『ボルハルト・ショアー現代有機化学上』 化学同人  2019年 第8版
6版もしくは8版のいずれでも可
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、授業内テスト(20%)、授業参画度:授業参画度(評価基準:毎回のリアクションペーパー等)(10%)
オフィスアワー 随時 (講義終了後または本館6階604)

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