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令和元年度以前入学者 | 無機化学3 | ||||
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教員名 | 尾関智二 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | Blackboard Collaborate Ultra、Zoom、Webex等を使用した双方向授業またはBlackboardを利用したオンデマンド授業と課題学習を組み合わせる。受講生の通信環境に配慮して形式(双方向授業あるいはオンデマンド授業)および使用するツール(Blackboard、Zoom等)を適宜最適なものに切り替えるため、Blackboardの掲示を確認すること。また、授業中にBlackboardを利用した小テストをおこなう。 授業開始までにBlackBoardのコースID 20203588 : 2020無機化学3(尾関智二・前・月3) に登録し、「初回授業までに行うこと」従って準備をしておくこと。 |
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授業概要 | 周期表の族ごとにsおよびpブロック(13族まで)元素の無機化学的性質を解説する。化学的性質を網羅的に記憶するのではなく、無機化学1,2で学習した理論を適用して、体系的に理解する能力の習得を目指す。 |
授業のねらい・到達目標 | 全ての周期のsおよびpブロック元素、第4周期のdブロック元素の電子配置を説明できるようになる。Lewis式を組み立てて、無機化合物の構造を予測できるようになる。元素の電子配置に基づいて、1,2,13族元素の性質を系統的に説明できるようになる。また、主要な無機材料の工業的製法を、化学的根拠を踏まえて説明できるようになる。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | 教科書に沿ってZoomなどによる双方向授業あるいはBlackboardに掲載したオンデマンド資料により説明を行う。教科書に掲載の図表を常に参照できることを前提に講義を進めるので、受講の際には必ず教科書を参照できるようにしておくこと。予習課題・復習課題には、学内共通LMS(学習管理システム)のBlackboardを利用する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)・原子および原子核の構造について解説する
【事前学習】シラバスを事前に確認し、Blackboardの当該コースに登録、注意事項に従った準備をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】Blackboardの第01回講義復習課題を実施すること。 (2時間) |
2 |
原子核の安定性および元素の生成と元素の分布について解説する
【事前学習】Blackboardの第02回講義予習課題を実施すること。 (2時間) 【事後学習】Blackboardの第02回講義復習課題を実施すること。 (2時間) |
3 |
原子軌道と電子配置について解説する
【事前学習】Blackboardの第03回講義予習課題を実施すること。 (2時間) 【事後学習】Blackboardの第03回講義復習課題を実施すること。 (2時間) |
4 |
電子配置に見られる規則性と元素の周期律について解説する
【事前学習】Blackboardの第04回講義予習課題を実施すること。 (2時間) 【事後学習】Blackboardの第04回講義復習課題を実施すること。 (2時間) |
5 |
電子配置について理解度を確認する
【事前学習】電子配置にみられる規則性について復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】理解が不十分であった事項を確認すること。 (2時間) |
6 |
電子配置について理解度を再度確認する 水素(1)元素の特徴と単体の性質、水素が作る化合物二元化合物の分類と性質について解説する 【事前学習】Blackboardの第06回講義予習課題を実施すること。 (2時間) 【事後学習】Blackboardの第06回講義復習課題を実施すること。 (2時間) |
7 |
水素(2)水素結合の起源と水素結合が化合物の性質に及ぼす影響について解説する
【事前学習】Blackboardの第07回講義予習課題を実施すること。 (2時間) 【事後学習】Blackboardの第07回講義復習課題を実施すること。 (2時間) |
8 |
1族元素の性質、単体および化合物の性質について解説する。
【事前学習】Blackboardの第08回講義予習課題を実施すること。 (2時間) 【事後学習】Blackboardの第08回講義復習課題を実施すること。 (2時間) |
9 |
2族元素の性質、単体および化合物の性質について解説する。 3族元素(1)元素および単体の性質について解説する。 【事前学習】Blackboardの第09回講義予習課題を実施すること。 (2時間) 【事後学習】Blackboardの第09回講義復習課題を実施すること。 (2時間) |
10 |
ルイス式の作り方(1)価電子数の数え方、共有結合の考え方、簡単な分子のルイス式の作り方を解説する。
【事前学習】Blackboardの第10回講義予習課題を実施すること。 (2時間) 【事後学習】Blackboardの第10回講義復習課題を実施すること。 (2時間) |
11 |
ルイス式の作り方(2)共鳴・電子不足化合物・超原子価化合物について解説する。
【事前学習】Blackboardの第11回講義予習課題を実施すること。 (2時間) 【事後学習】Blackboardの第11回講義復習課題を実施すること。 (2時間) |
12 |
ルイス式の作り方(3)原子価殻電子対反発(VSEPR)モデルに基づいて分子構造を予測する方法について解説する。
【事前学習】Blackboardの第12回講義予習課題を実施すること。 (2時間) 【事後学習】Blackboardの第12回講義復習課題を実施すること。 (2時間) |
13 |
ルイス式の作り方と原子価殻電子対反発(VSEPR)モデルについて理解度を確認する。 3族元素(2)3族元素が作る電子不足化合物について紹介する。 【事前学習】ルイス式の作り方と原子価殻電子対反発(VSEPR)モデルについて復習するとともに、Blackboardの第13回講義予習課題を実施すること。 (2時間) 【事後学習】理解が不十分であった事項を確認するとともに、Blackboardの第13回講義復習課題を実施すること。 (2時間) |
14 |
3族元素(2)3族元素が作る電子不足化合物について解説する。 まとめ(これまでの復習・解説を行い、授業の理解を深める) 【事前学習】Blackboardの第14回講義予習課題を実施すること。 (2時間) 【事後学習】Blackboardの第14回講義復習課題を実施すること。 (2時間) |
15 |
授業内試験および解説
【事前学習】第14回までの講義内容を理解し消化しておくこと。 (2時間) 【事後学習】理解不足だった部分をノートにまとめること。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | Housecroft, Sharpe著 巽和行・西原寛・穐田宗隆・酒井健監訳 『ハウスクロフト無機化学 上巻』 東京化学同人 2012年 『ハウスクロフト無機化学』上巻に沿って行うが、参考書に挙げた『シュライバー・アトキンス無機化学』第6版上巻または第4版上巻を所有している場合にはそれらを使用してもよい。 |
参考書 | Weller, Overton, Rourke, Armstrong著 田中勝久・髙橋雅英・安部武志・平尾一之・北川進訳 『シュライバー・アトキンス無機化学 上巻』 東京化学同人 2016年 第6版 Atkins, Overton, Rourke, Weller, Armstrong著 田中勝久・平尾一之・北川進訳 『シュライバー・アトキンス無機化学 上巻』 東京化学同人 2008年 第4版 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(40%)、授業参画度(30%)、予習課題および復習課題(30%) 授業参画度は、授業時間中に実施する簡単なクイズへの回答状況を基に評価する。 |
オフィスアワー | 授業終了時、Blackboard Collaborate Ultra、Zoom、Webexのいずれかを用いて質問及びフィードバックの機会を設ける。使用するツールは授業中に連絡する。 |
備考 | 事前学修・事後学修のために学内共通LMS(学習管理システム)のBlackboardを利用して予習課題・復習課題等を課すので、期限内に必ず実施すること。 |