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日本史特殊講義2

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令和2年度入学者 日本史特殊講義2
令和元年度以前入学者 日本史特殊講義2
教員名 倉本一宏
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 史学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンデマンド型の遠隔授業(15回)
BlackboardID:20204105
授業概要 平安時代中期に藤原実資が記録した『小右記』を解読する。
万寿元年(一〇二四)二月の箇所から読んでいく。
授業のねらい・到達目標 日本における古代国家の完成形態であち、最高度の文化を生んだ摂関期の政治・経済・社会・文化・宗教の実態を、最重要の古記録である『小右記』を解読することによって実感する。
また、日本史研究に置ける最重要史料でありながら、解読が困難である古記録を学ぶことによって、史料読解の基礎作業とする。
授業の方法 毎回、写真版と活字版を照合しながら、発表者が『小右記』の本文を解読し、儀式や政務について、調査結果を報告する。
出席者はそれについて討論する。

*履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。また受講者への連絡もBlackboardの「連絡事項」欄に掲示する場合があるので、随時確認すること。
授業計画
1 古記録概説、『小右記』概説、発表順割り充て
【事前学習】古記録および『小右記』の概略について学習 (1時間)
【事後学習】古記録および『小右記』の概略について復習 (3時間)
2 『小右記』万寿元年二月条解読(1)、討論
【事前学習】『小右記』万寿元年二月条(1)について学習 (2時間)
【事後学習】『小右記』万寿元年二月条(1)について復習 (2時間)
3 『小右記』万寿元年二月条解読(2)、討論
【事前学習】『小右記』万寿元年二月条(2)について学習 (2時間)
【事後学習】『小右記』万寿元年二月条(2)について復習 (2時間)
4 『小右記』万寿元年二月条解読(3)、討論
【事前学習】『小右記』万寿元年二月条(3)について学習 (2時間)
【事後学習】『小右記』万寿元年二月条(3)について復習 (2時間)
5 『小右記』万寿元年二月条解読(4)、討論
【事前学習】『小右記』万寿元年二月条(4)について学習 (2時間)
【事後学習】『小右記』万寿元年二月条(4)について復習 (2時間)
6 『小右記』万寿元年二月条解読(5)、討論
【事前学習】『小右記』万寿元年二月条(5)について学習 (2時間)
【事後学習】『小右記』万寿元年二月条(5)について復習 (2時間)
7 『小右記』万寿元年三月条解読(1)、討論
【事前学習】『小右記』万寿元年三月条(1)について学習 (2時間)
【事後学習】『小右記』万寿元年三月条(1)について復習 (2時間)
8 『小右記』万寿元年三月条解読(2)、討論
【事前学習】『小右記』万寿元年三月条(2)について学習 (2時間)
【事後学習】『小右記』万寿元年三月条(2)について復習 (2時間)
9 『小右記』万寿元年三月条解読(3)、討論
【事前学習】『小右記』万寿元年三月条(3)について学習 (2時間)
【事後学習】『小右記』万寿元年三月条(3)について復習 (2時間)
10 『小右記』万寿元年三月条解読(4)、討論
【事前学習】『小右記』万寿元年三月条(4)について学習 (2時間)
【事後学習】『小右記』万寿元年三月条(4)について復習 (2時間)
11 『小右記』万寿元年四月条解読(1)、討論
【事前学習】『小右記』万寿元年四月条(1)について学習 (2時間)
【事後学習】『小右記』万寿元年四月条(1)について復習 (2時間)
12 『小右記』万寿元年四月条解読(2)、討論
【事前学習】『小右記』万寿元年四月条(2)について学習 (2時間)
【事後学習】『小右記』万寿元年四月条(2)について復習 (2時間)
13 『小右記』万寿元年四月条解読(3)、討論
【事前学習】『小右記』万寿元年四月条(3)について学習 (2時間)
【事後学習】『小右記』万寿元年四月条(3)について復習 (2時間)
14 『小右記』万寿元年四月条解読(4)、討論
【事前学習】『小右記』万寿元年四月条(4)について学習 (2時間)
【事後学習】『小右記』万寿元年四月条(4)について復習 (2時間)
15 『小右記』万寿元年四月条解読(5)、討論
【事前学習】『小右記』万寿元年四月条(5)について学習 (2時間)
【事後学習】『小右記』万寿元年四月条(5)について復習 (2時間)
その他
教科書 東京大学史料編纂所 『『小右記 七』 (大日本古記録)』 岩波書店 2001年 第4版
テキストは、各自準備すること。
コピーでも可。
第4版が望ましいが、ない場合は他の版でも可。
参考書 神宮司庁 『『古事類苑』』 吉川弘文館 1995年 第普及版
国史大辞典編集委員会 『『国史大辞典』』 吉川弘文館 1979年
角田文衞監修・古代学協会・古代学研究所編 『『平安時代史事典』』 角川書店 1994年
成績評価の方法及び基準 発表、討論(100%)
担当した発表を、主として評価する。
また、毎週の発表に対する討論や発言も勘案する。
毎週欠かさず出席するのは、当然である。
オフィスアワー 授業の前後に質問を受け付ける。
メールにより、随時、質問を受け付ける。

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