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考古学特殊講義3

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令和2年度入学者 考古学特殊講義3
令和元年度以前入学者 考古学特殊講義3
教員名 濱田晋介
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 史学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンデマンド型の遠隔授業(12回)と課題研究(3回)を組み合わせる。
授業概要 論文作成の技術と方法
授業のねらい・到達目標 修士論文作成のため、テーマ設定の適正さを検討して先行研究の収集・整理法を学び、対象資料の収集や分析・結論導出の方法を知ることができる。
学術論文とは何かを理解し、論文執筆のテクニックを習得することができる。
授業の方法 初回講義開始までにBlackBoardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackBoardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。遠隔授業ではBlackboardを用い、2回目から12回目までは、指定した期日までに意見を400字前後にまとめたものを提出してもらう。13回目以降は課題研究とする。Blackboardの「掲示板」機能を使って受講生同士が意見交換できるようにする。なお、受講生全員の同意が得られれば、双方向型を試みる可能性がある。
論文作成法に関する書籍を講読し、内容を理解する。
各自の修士論文のテーマをモデルに、その概要や先行研究、集成資料、分析方法と展望などをまとめて発表し、質疑応答および討論を行う。
授業計画
1 修士論文を作成するにあたっての解説(オンデマンド授業)
【事前学習】Bbにあげた第1回目の論文を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】指摘された事項をノートのまとめ、整理しておくこと (2時間)
2 学術論文とは何か その1 先行研究の精査方法の解説
【事前学習】Bbにあげた第2回目の論文を読んでおくこと。 (3時間)
【事後学習】指摘された事項をノートのまとめ、整理しておくこと (1時間)
3 寺沢薫「弥生時代史論」『講座日本の考古学5』はじめに〜二戦前(昭和初期から)の研究の講読までの講読
【事前学習】Bbにあげた第3回目の論文を読み、第1〜第3回目までをまとめレポートを提出する。 (3時間)
【事後学習】指摘された事項をノートのまとめ、整理しておくこと (1時間)
4 上記 三 弥生時代研究の現状認識の講読
【事前学習】Bbにあげた第4回目の論文を読んでおくこと。 (3時間)
【事後学習】指摘された事項をノートのまとめ、整理しておくこと (1時間)
5 上記 四 最近の方法論的動向について の講読
【事前学習】Bbにあげた第5回目の論文を読んでおくこと。 (3時間)
【事後学習】指摘された事項をノートのまとめ、整理しておくこと (1時間)
6 上記 五 弥生時代研究の展望〜 六 弥生時代研究の意義までの講読
【事前学習】Bbにあげた第6回目の論文を読み、第4〜第6回目までをまとめレポートを提出する。 (3時間)
【事後学習】指摘された事項をノートのまとめ、整理しておくこと (1時間)
7 日本考古学協会編『日本考古学・最前線』の「北海道」の講読
【事前学習】Bbにあげた第7回目の論文を読んでおくこと。 (3時間)
【事後学習】指摘された事項をノートのまとめ、整理しておくこと (1時間)
8 上記 「南島・沖縄」の講読
【事前学習】Bbにあげた第8回目の論文を読み、第7・8回目をまとめレポートを提出する。 (3時間)
【事後学習】指摘された事項をノートのまとめ、整理しておくこと (1時間)
9 上記 「年代測定・食性分析・遺伝人類学」の講読
【事前学習】Bbにあげた第9回目の論文を読んでおくこと。 (3時間)
【事後学習】指摘された事項をノートのまとめ、整理しておくこと (1時間)
10 上記 「動植物・資源」の講読
【事前学習】Bbにあげた第10回目の論文を読んでおくこと。 (3時間)
【事後学習】指摘された事項をノートのまとめ、整理しておくこと (1時間)
11 上記 「保存科学」の講読
【事前学習】Bbにあげた第11回目の論文を読んでおくこと。 (3時間)
【事後学習】指摘された事項をノートのまとめ、整理しておくこと (1時間)
12 上記 「遺跡と社会」の講読
【事前学習】Bbにあげた第12回目の論文を読み、第9〜第12回目までをまとめレポートを提出する。 (3時間)
【事後学習】指摘された事項をノートのまとめ、整理しておくこと (1時間)
13 縄文時代集落の基本文献の研究(課題調査)
【事前学習】課題に対する文献の一覧を調査し、提出する。 (3時間)
【事後学習】授業内容を整理しておく。 (1時間)
14 弥生時代再葬墓の基本文献の研究
【事前学習】課題に対する文献の一覧を調査し、提出する。 (3時間)
【事後学習】授業内容を整理しておく。 (1時間)
15 縄文土時代中期土器あるいは後期土器に関する文献の研究
【事前学習】課題に対する文献の一覧を調査し、提出する。 (2時間)
【事後学習】授業内容を整理しておく。 (2時間)
その他
教科書 なし
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(60%)、授業参画度(40%)
第3・6・8・12回目に提出するまとめ文章とその内容を「授業参画度」、第13回目〜第15回目までのレポートを「レポート」として、上記の%で評価します。
オフィスアワー Blackboard通じて質問・回答する。

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