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日本史特殊研究6

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令和2年度入学者 日本史特殊研究6
令和元年度以前入学者 日本史特殊研究6
教員名 山口輝臣
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 史学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 予定された時限に、Zoomを用いた双方型オンライン授業を実施する。
アドレス等は学習支援システム「Blackboard」による通知する。
Blackboard ID:20204127
授業概要 日本近代史の関する比較的平易な史料を採り上げ、受講生全員で読みすすめていく。テキストは、石橋湛山(1884~1973)の自伝『湛山回想』。『東洋経済新報』の記者と知られ、また短期間ながら内閣総理大臣を務めた人物の回想を読み、関連する事柄を調べていくことで、日本近代史についての素養を高めるとともに、過去について史料を通じて考える習慣を身に着ける一助としたい。
授業のねらい・到達目標 受講生全員:研究文献を介する方法ではなく、史料の読解を通じて、過去を考える習慣を身に着けること。
日本近代史を専攻する学生:専門的知識を深めるとともに、それによって自らの研究の意義をより的確に定位できるようになること。
それ以外の学生:日本近代史に対する土地勘を得ることで、自らが専門とする領域の特徴をより的確に定位できるようになること。
授業の方法 受講生は『湛山回想』の1章分(文庫本にして30頁ほど)を読み、興味を持った事柄を拾い上げておく。各回の授業では、受講生のうち1名を、事前に「報告者」とし、「報告者」は興味を持った事柄について、簡単な調査を行い、その成果を報告する(10~15分程度)。報告内容を受け、全員で質疑をし、テキストについての理解を深める。次いで「報告者」以外の参加者が、興味を持った事柄を順々に披露し、それらについて、時間の許す限り、検討を加える。以上を繰り返す形で、授業は進む。こうした授業方法のため、参加者は毎回の出席と事前の予習、そして授業中に発言が要求されるが、適宜相談に応じる。

*履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。また受講者への連絡もBlackboardの「連絡事項」欄に掲示する場合があるので、随時確認すること。
授業計画
1 石橋湛山と『湛山回想』についての基礎知識の共有
【事前学習】シラバスの確認とテキストの入手。 (1時間)
【事後学習】授業内容の整理をしておく。 (1時間)
2 『湛山回想」第1章「おいたち」を読む
【事前学習】第1章を読み、興味を持った事柄を拾い上げておく。 (1時間)
【事後学習】授業内容の整理をしておく。 (1時間)
3 『湛山回想」第2章「明治の学生」を読む
【事前学習】第2章を読み、興味を持った事柄を拾い上げておく。 (1時間)
【事後学習】授業内容の整理をしておく。 (1時間)
4 『湛山回想」第3章「文筆生活に入る」を読む
【事前学習】第3章を読み、興味を持った事柄を拾い上げておく。 (1時間)
【事後学習】授業内容の整理をしておく。 (1時間)
5 『湛山回想」第4章「軍隊生活」を読む
【事前学習】第4章を読み、興味を持った事柄を拾い上げておく。 (1時間)
【事後学習】授業内容の整理をしておく。 (1時間)
6 『湛山回想」第5章「大正6年の早稲田騒動」を読む
【事前学習】第5章を読み、興味を持った事柄を拾い上げておく。 (1時間)
【事後学習】授業内容の整理をしておく。 (1時間)
7 『湛山回想」第6章「筆舌の歩み」を読む①
【事前学習】第6章を読み、興味を持った事柄を拾い上げておく。 (1時間)
【事後学習】授業内容の整理をしておく。 (1時間)
8 『湛山回想」第6章「筆舌の歩み」を読む②
【事前学習】第6章を読み、興味を持った事柄を拾い上げておく。 (1時間)
【事後学習】授業内容の整理をしておく。 (1時間)
9 『湛山回想」第7章「経済雑誌の思い出」を読む①
【事前学習】第7章を読み、興味を持った事柄を拾い上げておく。 (1時間)
【事後学習】授業内容の整理をしておく。 (1時間)
10 『湛山回想」第7章「経済雑誌の思い出」を読む②
【事前学習】第8章を読み、興味を持った事柄を拾い上げておく。 (1時間)
【事後学習】授業内容の整理をしておく。 (1時間)
11 『湛山回想」第8章「戦時・戦後の生活」を読む
【事前学習】第8章を読み、興味を持った事柄を拾い上げておく。 (1時間)
【事後学習】授業内容の整理をしておく。 (1時間)
12 『湛山回想」第9章「占領下の政界に」を読む①
【事前学習】第9章を読み、興味を持った事柄を拾い上げておく。 (1時間)
【事後学習】授業内容の整理をしておく。 (1時間)
13 『湛山回想」第9章「占領下の政界に」を読む②
【事前学習】第9章を読み、興味を持った事柄を拾い上げておく。 (1時間)
【事後学習】授業内容の整理をしておく。 (1時間)
14 『湛山回想」第10章「新日本の構想」を読む
【事前学習】第10章を読み、興味を持った事柄を拾い上げておく。 (1時間)
【事後学習】授業内容の整理をしておく。 (1時間)
15 『湛山回想』を回想する
【事前学習】これまでの学習内容を振り返っておく。 (1時間)
【事後学習】授業内容の整理をしておく。 (1時間)
その他
教科書 石橋湛山 『湛山回想 (岩波文庫)』 岩波書店 1985年
テキストは必携。版はどれでも構わない。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業参画度:各回の発言と報告時の内容等によって評価する。(100%)
オフィスアワー 本学の専任ではないため、短時間で済むことならば授業の前後に受け付ける。より時間を要するものについては、メールにて調整の上、ZOOM等にて適宜実施する。

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