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東洋史特殊研究2

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令和2年度入学者 東洋史特殊研究2
令和元年度以前入学者 東洋史特殊研究2
教員名 石橋崇雄
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 史学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 「ブラックボード」の「課題研究」による「オンライン遠隔授業」
Blackbord ID → 20204131
授業概要 中国史を中心とし、北、東北アジアを含めた文献学に関する研究を行う
授業のねらい・到達目標 前期にひきつづき、歴史研究に必要な文献学(史料学)の知識を涵養する。基本的には、講座参加者の専門にしたがい史料を読解しながら、その史料が書かれた背景等、厳しい史料批判の方法をも習得する。到達目標としては、
 ①文献学の基本を身につけることができる。
 ②史料を中心とした論理的な論文作成能力を涵養できる。
 ③史料が文法に基づき、正確に読解することが可能となる。
の3点である。
授業の方法 「オン・ライン」方式による「遠隔授業(課題研究)」で実施します。受講生の皆さんは、自らが将来研究したいと考える分野の研究文献(研究書、研究論文、史料紹介、書評等)を紹介し、それを批評することを続けます。「すでに作成している文献目録」にしたがい、当該研究に必要な先行研究を徹底的に読み、その内容を「課題研究」で説明するとともに、その問題点・矛盾点を見出して報告して下さい。基本的に「発表レジュメ」を作成し、それをもとに「課題研究」として説明して下さい。また、その「課題研究」に対する「コメント」に関する各自の考えをまとめておくようにして下さい。

*履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。また受講者への連絡もBlackboardの「連絡事項」欄に掲示する場合があるので、随時確認すること。
授業計画
1 ◎「すでに準備・作成している文献目録」の提出
【事前学習】「東洋史」のどの地域・時代・分野で論文を書きたいのか、今一度まとめておいて下さい。 また、それとともに自分の論文に関係する「文献目録」を充実させておいて下さい。 (2時間)
【事後学習】準備・作成している「文献目録」をよく確認し、その中から自分の論文で批判対象にする予定の論考1本を選定しておいて下さい。そして、その論考を分析するとともに、分析結果の要点を整理し、その要点についての発表レジュメを作成しておいて下さい。 (2時間)
2 ◎「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」の「篇別構成(序~各章の題目~結論~注~参考文献)」を提出
【事前学習】「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」を選定しておいて下さい。そして、その論考を分析するとともに、分析結果の要点を整理し、その要点についての発表レジュメを作成しておいて下さい。 (2時間)
【事後学習】コメントを踏まえ、自身の発表で不備があればそれを理解し、次回の発表の参考とすると共に、次回の発表に備えて下さい。 (2時間)
3 ◎「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」における「序」の「要旨」を提出
【事前学習】「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」を選定しておいて下さい。そして、その論考を分析するとともに、分析結果の要点を整理し、その要点についての発表レジュメを作成しておいて下さい。 (2時間)
【事後学習】コメントを踏まえ、自身の発表で不備があればそれを理解し、次回の発表の参考とすると共に、次回の発表に備えて下さい。 (2時間)
4 ◎「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」における「序」の「修訂要旨」を提出
【事前学習】「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」を選定しておいて下さい。そして、その論考を分析するとともに、分析結果の要点を整理し、その要点についての発表レジュメを作成しておいて下さい。 (2時間)
【事後学習】コメントを踏まえ、自身の発表で不備があればそれを理解し、次回の発表の参考とすると共に、次回の発表に備えて下さい。 (2時間)
5 ◎「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」における「第1章」の「要旨」を提出
【事前学習】「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」を選定しておいて下さい。そして、その論考を分析するとともに、分析結果の要点を整理し、その要点についての発表レジュメを作成しておいて下さい。 (2時間)
【事後学習】コメントを踏まえ、自身の発表で不備があればそれを理解し、次回の発表の参考とすると共に、次回の発表に備えて下さい。 (2時間)
6 ◎「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」における「第1章」の「修訂要旨」を提出
【事前学習】「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」を選定しておいて下さい。そして、その論考を分析するとともに、分析結果の要点を整理し、その要点についての発表レジュメを作成しておいて下さい。 (2時間)
【事後学習】コメントを踏まえ、自身の発表で不備があればそれを理解し、次回の発表の参考とすると共に、次回の発表に備えて下さい。 (2時間)
7 ◎「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」における「第2章」の「要旨」を提出
【事前学習】「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」を選定しておいて下さい。そして、その論考を分析するとともに、分析結果の要点を整理し、その要点についての発表レジュメを作成しておいて下さい。 (2時間)
【事後学習】コメントを踏まえ、自身の発表で不備があればそれを理解し、次回の発表の参考とすると共に、次回の発表に備えて下さい。 (2時間)
8 ◎「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」における「第2章」の「修訂要旨」を提出
【事前学習】「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」を選定しておいて下さい。そして、その論考を分析するとともに、分析結果の要点を整理し、その要点についての発表レジュメを作成しておいて下さい。 (2時間)
【事後学習】コメントを踏まえ、自身の発表で不備があればそれを理解し、次回の発表の参考とすると共に、次回の発表に備えて下さい。 (2時間)
9 ◎「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」における「第3章」の「要旨」を提出
【事前学習】「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」を選定しておいて下さい。そして、その論考を分析するとともに、分析結果の要点を整理し、その要点についての発表レジュメを作成しておいて下さい。 (2時間)
【事後学習】コメントを踏まえ、自身の発表で不備があればそれを理解し、次回の発表の参考とすると共に、次回の発表に備えて下さい。 (2時間)
10 ◎「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」における「第3章」の「修訂要旨」を提出
【事前学習】「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」を選定しておいて下さい。そして、その論考を分析するとともに、分析結果の要点を整理し、その要点についての発表レジュメを作成しておいて下さい。 (2時間)
【事後学習】コメントを踏まえ、自身の発表で不備があればそれを理解し、次回の発表の参考とすると共に、次回の発表に備えて下さい。 (2時間)
11 ◎「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」における「結論」の「要旨」を提出
【事前学習】「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」を選定しておいて下さい。そして、その論考を分析するとともに、分析結果の要点を整理し、その要点についての発表レジュメを作成しておいて下さい。 (2時間)
【事後学習】コメントを踏まえ、自身の発表で不備があればそれを理解し、次回の発表の参考とすると共に、次回の発表に備えて下さい。 (2時間)
12 ◎「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」における「結論」の「修訂要旨」を提出
【事前学習】「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」を選定しておいて下さい。そして、その論考を分析するとともに、分析結果の要点を整理し、その要点についての発表レジュメを作成しておいて下さい。 (2時間)
【事後学習】コメントを踏まえ、自身の発表で不備があればそれを理解し、次回の発表の参考とすると共に、次回の発表に備えて下さい。 (2時間)
13 ◎「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」における「引用史料記事」の「要旨」を提出
【事前学習】「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」を選定しておいて下さい。そして、その論考を分析するとともに、分析結果の要点を整理し、その要点についての発表レジュメを作成しておいて下さい。 (2時間)
【事後学習】コメントを踏まえ、自身の発表で不備があればそれを理解し、次回の発表の参考とすると共に、次回の発表に備えて下さい。 (2時間)
14 ◎「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」における「引用史料記事」の「修訂要旨」を提出
【事前学習】「自分の論文で批判対象にする予定の論考1本」を選定しておいて下さい。そして、その論考を分析するとともに、分析結果の要点を整理し、その要点についての発表レジュメを作成しておいて下さい。 (2時間)
【事後学習】コメントを踏まえ、自身の発表で不備があればそれを理解し、次回の発表の参考とすると共に、次回の発表に備えて下さい。 (2時間)
15 ◎修士論文の課題に関する「総括課題研究」
【事前学習】各自、修士論文の構想について、また作成した修士論文の内容について発表できるよう準備しておいて下さい。 (2時間)
【事後学習】修士論文を作成・提出した学生は、口頭試問の準備をしておいて下さい。これから修士論文を作成する学生は、「総括課題研究」のコメント等を参考にして、修士論文の作成につとめて下さい。 (2時間)
その他
教科書 受講生自らが作成して「課題研究」として提出する毎回のレジュメを教材にします。
参考書 適宜、指示します。
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、レポート(50%)
毎回の「課題研究」(50%)・最終の「総括課題研究」(50%)をもとに、日本大学における成績判定基準に従って成績評価を実施します。
オフィスアワー 基本的に授業担当日における「オン・ライン」による実施を予定しています。

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