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レーザー・電子光学特論

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令和2年度入学者 レーザー・電子光学特論
教員名 上岡隼人
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
科目群 相関理化学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンデマンド型の遠隔授業を15回行う。
授業概要 レーザーの基礎物理の理解とその応用
授業のねらい・到達目標 レーザー光の発振原理と媒質との相互作用について、基礎から応用までを学ぶ。
授業の方法 Blackboardを用いたオンデマンド講義の形式を主体として授業を進める。また、適宜課題を配布及び回収して内容の補足を行なう。
本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とする。
授業計画
1 各種レーザーを紹介する。(オンデマンド授業)
【事前学習】教科書の第一章(各種レーザーについて)を予習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】教科書の第一章と講義内容をノートにまとめておくこと。 (2時間)
2 光のコヒーレンスについて学ぶ。(オンデマンド授業)
【事前学習】光の干渉現象について予習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】光の干渉およびコヒーレンスについてノートにまとめておくこと。 (2時間)
3 電磁光学1(マクスウェル方程式と光の反射・屈折)について学ぶ。(オンデマンド授業)
【事前学習】電磁気学および光学について予習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】複素数を用いた光の表式についてノートにまとめておくこと。 (2時間)
4 電磁光学2(共振器と導波路)について学ぶ。(オンデマンド授業)
【事前学習】光の屈折および反射(全反射)の複素表示形式について復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】共振器と導波路内における光の伝搬についてノートにまとめておくこと。 (2時間)
5 電磁光学3(ガウスビーム)について学ぶ。(オンデマンド授業)
【事前学習】共振器と導波路内における光の伝搬について復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】ガウスビームの伝搬とそのモードについてノートにまとめておくこと。 (2時間)
6 量子光学1(黒体輻射および光の吸収と放出)について学ぶ。(オンデマンド授業)
【事前学習】統計熱力学と量子力学の波動関数について復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】黒体輻射の原理と光吸収・放出の量子力学的扱いについてノートにまとめておくこと。 (2時間)
7 量子光学2(屈折率と複素感受率)について学ぶ。(オンデマンド授業)
【事前学習】光吸収・放出の扱いと波動の複素表記について復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】屈折率と複素感受率の導出とその表式の意味についてノートにまとめておくこと。 (2時間)
8 講義内容の理解を深めるため、これまでの復習とその解説を行う。(オンデマンド授業)
【事前学習】第1回~第7回の内容を復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】学修した内容の整理をする。 (2時間)
9 レーザーの原理1(反転分布と増幅)について学ぶ。(オンデマンド授業)
【事前学習】離散的なエネルギー準位と光吸収・放出について復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】反転分布状態からの緩和を表すレート方程式についてノートにまとめておくこと。 (2時間)
10 レーザーの原理2(レーザー発振)について学ぶ。(オンデマンド授業)
【事前学習】反転分布状態と光の増幅について復習しておくこと (2時間)
【事後学習】レーザー発振とその条件についてノートにまとめておくこと。 (2時間)
11 レーザーの出力特性1(レーザー発振の過程)について学ぶ。(オンデマンド授業)
【事前学習】レート方程式とレーザー発振について復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】レーザー発振における閾値と微分方程式についてノートにまとめておくこと。 (2時間)
12 レーザーの出力特性2(Qスイッチ)について学ぶ。(オンデマンド授業)
【事前学習】レーザー発振の過程について復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】発振における数値微分方程式とQスイッチについての理解をノートにまとめておくこと。 (2時間)
13 媒質との相互作用1(2準位系と電磁場)について学ぶ。(オンデマンド授業)
【事前学習】量子力学の波動関数について復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】遷移確率の導出と双極子モーメントについてノートにまとめておくこと。 (2時間)
14 媒質との相互作用2(相互作用の例)について学ぶ。(オンデマンド授業)
【事前学習】二準位系と光の相互作用について復習しておくこと (2時間)
【事後学習】実際の系における相互作用例についてノートにまとめておくこと。 (2時間)
15 講義内容の理解を深めるため、これまでの復習とその解説を行う。(オンデマンド授業)
【事前学習】第9回~第14回の内容を復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】学修した内容の整理をする。 (2時間)
その他
教科書 霜田 光一 『レーザー物理入門』 岩波書店 1983年 第1版
参考書 Amnon Yariv, Pochi Yeh (著), 多田 邦雄, 神谷 武志 (翻訳) 『光エレクトロニクス 基礎編』 丸善 2010年 第6版
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業内テスト(50%)
レポート:Blackboardで提出(Word形式、PDF形式、⼿書きの紙の写真など)(50%)
授業内テスト:Blackboard上で設問への解答を行う形式を予定(50%)
Blackboardで⽰したレポートの締切⽇は厳守すること。レポート提出の遅延は減点する。
評価は、各区切りごとのレポート点数およびBlackboardで行った授業内テストの点数を合わせて行う。
オフィスアワー 8号館B棟114号室 上岡研 (水曜2限目)

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