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令和元年度以前入学者 | コーチング論 | ||||
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教員名 | 野口 智博・大嶽 真人・水島 宏一・城間 修平 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信) |
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授業概要 | 異なる競技形態でコーチングの実務経験を持つ専任教員から、様々なアスリートを対象としたスポーツコーチングの事例についてレクチャーを受け、更にコーチングの現場で起こる様々な問題解決のための手法を学習する。 |
授業のねらい・到達目標 | スポーツ・コーチングについての本質を理解し(A-1-2、A-2-2)、トップアスリートから初心者まで様々なカテゴリーで体育・スポーツ指導者としての資質を育むための基本的知識を身につけアウトプットでき(A-7-2)、状況に応じた即興的なコーチングができるようにする(A-3-1)。 この科目は文理学部(学士(体育学))のディプロマポリシーDP1,DP2,DP3,DP7及びカリキュラムポリシーCP1,CP2,CP3,CP7に対応しています。 |
授業の方法 | 教員5名(前期は4名)によるオムニバス形式。実際のコーチング現場の例証を多く紹介し、Blackboard上に掲示される資料を参照しながら講義する。 また、授業によっては採点ありのレポート・小テストや実習課題が提示されるので、それらを通じて指導実践力を高める。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。 |
履修条件 | 日本スポーツ協会公認コーチ(共通科目免除適応)資格取得希望者 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス・指導者の心構え・視点 (担当:野口 智博 Blackboardを用いたオンデマンド授業)
【事前学習】シラバスを確認し、コーチングの語源や意味をノートに記しておくこと(A-1) (2時間) 【事後学習】著名なコーチの著書を一冊読んで、コーチングの本質だと思ったことをノートに記し、発表できるようにしておくこと(A-2) (2時間) |
2 |
スポーツ指導者なにをを学ぶべきか? (担当:野口 智博 Blackboardを用いたオンデマンド授業)
【事前学習】これまで指導された様々なコーチの助言や行動に見る「コーチの哲学」をノートに記入してくること(A-2) (2時間) 【事後学習】コーチが哲学を持つことのメリットとデメリット、ある思想に偏ったコーチングをすることの弊害について、授業内容を振り返ってノートに記入し、発表できるようにしておくこと(A-3、A-7) (2時間) |
3 |
スポーツ指導者の哲学(担当:野口 智博 Blackboardを用いたオンデマンド授業)
【事前学習】自身が教わったコーチの哲学、そのコーチ自身の人生観を想像してノートに記入し、発表できるようにしてくること(A-1) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、コーチやアントラージュが幸福になるにはどのようなことに心がけるべきかを10個以上ノートに記入し、そのうち1つについて発表できるようにしておくこと(A-3,A-7) (2時間) |
4 |
プレーヤーと指導者の望ましい関係 (担当:城間 修平 Blackboardを用いたオンデマンド授業)
【事前学習】これまで指導された様々なコーチと自身の関係性についてノートに記入し、特長的なこととどのアスリートにも共通することに分けて説明できるようにしておくこと(A-1, A-3) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、プレーヤーと指導者の関係が崩れる要因を挙げ、防止策をノートに記入し、発表できるようにしておくこと(A-3,A-7) (2時間) |
5 |
ミーティングの方法 (担当:城間 修平 Blackboardを用いたオンデマンド授業)
【事前学習】これまで指導された様々なコーチのおこなってきたミーティングの方法をノートに記入してくること(A-1) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、ミーティングの際に必要なスキルを挙げ、その練習法をノートに記入し、発表できるようにしておくこと(A-3,A-7) (2時間) |
6 |
世界の頂点を目指すアスリートの育成・強化の在り方と指導者の役割 (担当:大嶽 真人 Blackboardを用いたオンデマンド授業)
【事前学習】自身が知る限りの世界的アスリート(30名以上)の言動や行動を収集し、ノートに記入してくること(A-1,A-2) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、自身が世界のトップアスリートの指導に立つことを想定し、今からなにを学ぶべきかを挙げノートに記入し、発表できるようにしておくこと(A-3,A-7) (2時間) |
7 |
トップアスリートを育てるために~指導者が持つべき視点~ (担当:大嶽 真人 Blackboardを用いたオンデマンド授業)
【事前学習】これまで指導された様々なコーチは、選手の何を観察していたのかを回想して、ノートに20個以上記入してくること(A-1) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、アスリートのパフォーマンスを見抜くために必要な要素を挙げ、観察方法をブラッシュアップする方略をノートに記入し、発表できるようにしておくこと(A-3,A-7) (2時間) |
8 |
トップアスリートの育成・強化の方法とその評価 (担当:大嶽 真人 Blackboardを用いたオンデマンド授業)
【事前学習】これまで指導された様々なコーチは、どのように試合結果を分析していたのかを、ノートに記入してくること(A-1,A-2) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、普通の選手と世界のトップ選手のトレーニングの違いを挙げ、競技力の高い選手のトレーニングに必要な要素をノートに記入し、発表できるようにしておくこと(A-3,A-7) (2時間) |
9 |
競技力向上のためのチームマネジメント (担当:水島 宏一 Blackboardを用いたオンデマンド授業)
【事前学習】これまで指導された様々なコーチはどのように戦術を指示し、評価していたかを、ノートに記入してくること(A-1,A-2) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り「チームの社会的スキル醸成」という側面からの課題をノートに記入し、発表できるようにしておくこと(A-3,A-7) (2時間) |
10 |
競技力向上のための情報とその利用法 (担当:水島 宏一 Blackboardを用いたオンデマンド授業)
【事前学習】これまで指導された様々なコーチが、どのような方法で、自らのコーチングに役立つ情報収集をしていたかを、ノートに記入してくること(A-1,A-2) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、コーチが常に情報収集せねばならない要素を挙げ、その収拾策をノートに記入し、発表できるようにしておくこと(A-3,A-7) (2時間) |
11 |
トップアスリート育成の実例とその検証 (担当:水島 宏一 Blackboardを用いたオンデマンド授業)
【事前学習】自身が知る限りの世界的アスリート(5名以上)の育成事例を収集し、ノートに記入し発表できるようにしてくること(A-1,A-2) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、トップアスリート育成特有の問題点を挙げ、自らのコーチング能力の何を伸ばす必要があるかをノートに記入し、発表できるようにしておくこと(A-3,A-7) (2時間) |
12 |
コーチング行動に関するディスカション(担当:城間 修平 Blackboardを用いたオンデマンド授業)
【事前学習】これまで指導を受けた、あるいは指導をしている時に、迷ったことや混乱したことを5つ以上、ノートに記入し発表できるようにすること(A-1) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、どのようなチーム(あるいは個人)を対象にコーチしても、共通して必要な要素をノートに記入し、発表できるようにしておくこと(A-3,A-7) (2時間) |
13 |
様々なコーチング場面・コーチ行動の観察およびディスカション (担当:野口 智博 Blackboardを用いた課題授業)
【事前学習】自身のコーチの指導風景を動画で観察し、その特徴と、更に良いコーチングをするために取り込むべき点などをノートに記入してくること(A-1) (2時間) 【事後学習】授業の最後に提示されるケーススタディについて、自ら何を根拠にどのように行動するかをノートに記入し、発表できるようにしておくこと(A-3,A-7) (2時間) |
14 |
世界の舞台を目指すアスリートの発掘・育成の重要性と指導者の役割 (担当:野口 智博 Blackboardを用いた課題授業)
【事前学習】国際舞台で活躍する選手やコーチのインタビユーを5つ以上読み、競技者発掘の共通点をノートに記して発表できるようにすること(A-2、A-3) (2時間) 【事後学習】世界の舞台がどういう舞台で、それを目指すことの価値とは何かについて、授業で行なった内容を振り返りノートに記すこと(A-3、A-7) (2時間) |
15 |
筆記試験および、ワークシートを用いてこれまでの授業の解説とリフレクションを行う (担当:野口 智博 Blackboardを用いたオンデマンド授業)
【事前学習】これまでの授業を振り返り、自身のコーチングのために役立ったと思うところをノートに記し、間欠に記述できるようにしておくこと(A-1) (3時間) 【事後学習】筆記試験とリフレクションから、自らのストロングポイント、ウイークポイントをそれぞれ5つずつノートに記し、今後どのような学びが必要かを挙げ、ノートに記入すること(A-3,A-7) (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(60%)、授業参画度(10%) 出席状況およびレポート、授業内テスト等により総合的に評価する。 授業参画度は,毎回のリアクションペーパー、ディスカション、発表等で授業参画度を評価します。 |
オフィスアワー | 各担当教員に確認をして下さい。 |