文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 学芸員コース > 博物館経営論
日本大学ロゴ

博物館経営論

このページを印刷する

令和2年度入学者 博物館経営論
教員名 平野卓治
単位数    2 学年 1・2 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 課題研究型の遠隔授業
BlackboardID 2020—4057
授業概要 博物館の経営―ミュージアム・マネジメントをめぐり、組織と人材、財務や管理、経営形態、市民や地域社会との連携など、博物館経営の核となる事項に関して講義し、課題を探る。博物館の学芸員としての経験をもとに、現場の実状と課題をもふまえながら授業を進めていく。
授業のねらい・到達目標 博物館の経営・運営に必要な各種の事項に関する理解を深め、実際の博物館経営の実状や課題に関して説明できるようになる。
授業の方法 Blackboardを通して学習資料を配信するので、それを通して学習してもらう。各回、内容に関するリアクションペーパーを提出してもらう。質問・疑問点などに関しても、逐次、応えていく。
初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。
履修条件 学芸員課程コースの履修を希望する者は必須。
授業計画
1 授業のテーマ・課題や到達方法、講義計画などに関して説明する。(課題研究型授業)
【事前学習】シラバスを読み、疑問点などを書き出しておく。 (1時間)
【事後学習】自分が関心をもつ博物館の概略を調べる。 (2時間)
2 博物館経営・ミュージアム・マネジメントとは何か―それは何故、博物館に必要か。。(課題研究型授業)
【事前学習】ミュージアム・マネジメントの概略を調べ、ノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。 (2時間)
3 ミュージアム・マネジメントを構成する要素、ミュージアム・マインドとマネジメント・スキルについて。。(課題研究型授業)
【事前学習】博物館経営に必要な要素を考えてノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。 (2時間)
4 博物館の施設と設備-経営資源の「モノ」として。(課題研究型授業)
【事前学習】自分が関心をもつ博物館の施設・設備を調べてノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。 (2時間)
5 博物館の組織と人材-経営資源の「ヒト」として。。(課題研究型授業)
【事前学習】自分が関心をもつ博物館の組織を調べてノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、自分が調べた博物館組織の特徴を整理する。 (2時間)
6 博物館とステークホルダー・関係者・関係機関。。(課題研究型授業)
【事前学習】博物館の利害関係者にはどのような人々がいるのかを調べてノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。 (2時間)
7 博物館の財政-その実状と課題を探る。。(課題研究型授業)
【事前学習】自分が関心をもつ博物館の収支を調べてノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。 (2時間)
8 博物館のマーケティング-利用者調査の方法について。(課題研究型授業)
【事前学習】マーケティングについて概略を調べてノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。 (2時間)
9 博物館の評価-PDCAサイクルと評価の視点、評価の実際。(課題研究型授業)
【事前学習】関心のある博物館の公開されている事業評価を調べてノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。 (2時間)
10 博物館における危機管理-様々な危機とそれへの対処。(課題研究型授業)
【事前学習】物館における危機とは何かを調べてノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。 (2時間)
11 ミュージアムショップ経営の実際と課題。(課題研究型授業)
【事前学習】自分が関心をもつ博物館のミュージアムショップを調べてノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。 (2時間)
12 博物館の経営形態-独立行政法人と指定管理者制度。(課題研究型授業)
【事前学習】指定管理者制度の概略を調べてノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、指定管理者制度の特徴を整理する。 (2時間)
13 博物館とボランティア-その実際と課題について。(課題研究型授業)
【事前学習】自分が関心をもつ博物館のボランティア状況を調べてノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。 (2時間)
14 課題試験
【事前学習】これまでの講義の内容を復習し,試験に備える。 (3時間)
【事後学習】試験の結果を基に理解が足りなかった内容を復習し,学修した内容の整理を行う。 (3時間)
15 博物館の広報活動-様々な情報発信の手段について。(課題研究型授業)
【事前学習】自分が関心をもつ博物館のホームページを調べてノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】れまでの講義の内容を振り返り、博物館経営の課題を考える。 (2時間)
その他
教科書 特に定めない。各回に必要な資料はBlackboardを通して提供する。
参考書 Blackboardを通して随時指示する。
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、授業参画度:リアクションペーパーの提出により評価する。(50%)
試験は課題試験として期末試験を行う。
オフィスアワー Blackboardを通して質問に直接回答するか、授業資料に説明などを掲載する。
備考 学芸員課程コースの履修を希望する者は博物館概論とあわせて履修すること。

このページのトップ