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令和2年度以降入学者 | 社会福祉学 | ||||
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教員名 | 田中謙 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 【対面授業(一部遠隔授業あり)】 この授業は、授業担当者と履修者で応答的にコミュニケーションをとりながら授業を展開するため、基本的に対面授業および一部遠隔授業として「ZOOM」による「同時双方向型」で行うこととする。また一部授業では「課題研究」(2~3回)を取り入れる。授業担当者からの質疑に応答することが授業参加の条件となるため、対面授業および一部遠隔授業ともにリアルタイムでの参加が履修上の必須条件となる点に留意されたい。 Blackboard:20223021 |
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授業概要 | 本講義では社会福祉の基本的枠組みや制度について、現代日本社会における社会福祉の必要性を社会システムの関係から概説する。特に社会福祉制度および行政・政策の展開(過程)は、政治・社会情勢や関連する政策領域(教育政策、医療政策等)を併せて理解することが必要である。そのため、社会福祉学の基礎として、保健福祉領域、児童・家庭福祉領域、高齢者福祉領域、障害者福祉領域の各領域の具体的事例を通して、社会福祉に関する理解の深化を図る。 |
授業のねらい・到達目標 | 本講義では、以下3点を目的(授業のねらい・到達目標)に設定する。 ①本講義では社会福祉の基本的枠組みや制度について、現代日本社会における社会福祉の必要性を社会システムの関係を踏まえ理解を深める。 ②社会福祉制度および行政・政策の展開(過程)に関して、政治・社会情勢や関連する政策領域(教育政策、医療政策等)を踏まえて理解を深める。 ③保健福祉領域、児童・家庭福祉領域、高齢者福祉領域、障害者福祉領域の各領域の具体的事例を通して、社会福祉に関する理解を深める。 上述の目的(授業のねらい・到達目標)の達成を通して、以下の3つの資質・能力の育成をめざす。 ・「世界の現状を理解し、説明する力」:世界諸国の歴史や政治、経済、文化、価値観、信条などの現状を概説できる(A-2-1)。 ・「論理的・批判的思考力」:仮説に基づく課題や問題を提示し、客観的な情報を基に、論理的・批判的に考察することの重要性を説明で きる(A-3-1)。 ・「問題発見・解決力」:事象を注意深く観察して、解決すべき問題を認識できる(A-4-1)。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 (1)本講義は2022(令和4)年9月27日(火)から2023(令和5)年1月24日(火)までの授業期間中の授業日に、「Blackboard」を通じて授業資料を配布する。 (2)授業資料を参考に、自ら文献・webサイト等での自主的な調べ学習に取り組みながら、対面授業および遠隔授業に参加して学修を行う。 (3)授業資料を基に、各自で事前学習・事後学習を行うこと。 (4)期末試験を実施する(状況に応じて期末レポート課題に振替を行う)。 (5)授業資料配布および授業内課題等の提出は「Blackboard」での提出を予定しているため、「Blackboard」が使用できるように準備しておくこと。 (6)【重要】この授業では授業担当者と履修者で応答的にコミュニケーションをとりながら授業を展開する。その際教育効果を高めるため、対面授業での参加および遠隔授業時の「ZOOM」使用の際のビデオONで授業への参加を求めることがある。この点を理解した上で、本科目を履修すること。 (7)【重要】この授業の資料は授業前にあらかじめ掲示する(資料を利用した反転学習型授業方法)。その資料を事前学習時に履修者が学習をしてきた前提で、ポイントを中心に解説する。 (8)本講義は対面授業および一部遠隔授業「ZOOM」(同時双方向型)を基本に行う。ただし、2~3回程度【課題研究】での授業を取り入れる可能性がある。また対面授業に参加できない場合は、毎回授業資料を基にレポート課題に取り組み、それを提出することで出席とみなす。詳細は授業内で指示する。 (9)授業内課題の内容や評価等の詳細は授業内で指示する。 (10)この授業では必要に応じて現場の福祉関係者をゲスト講師として招聘し、授業内容の深化を図る可能性がある。詳細は授業内で指示する。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:現代社会における社会問題と社会福祉が必要とされる背景要因について概説する(A-2-1)。
【事前学習】シラバスを読み込み、授業概要について学習ノートをあらかじめ作成する。 (2時間) 【事後学習】授業概要に関するガイダンスを振り返り、学習ノート・配布資料の加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
2 |
社会福祉(学)の目的・目標と基本構造【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:社会福祉(学)の目的・目標と基本構造について概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、社会福祉学の目的・目標と社会福祉の基本構造についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
3 |
社会保障制度の概要①【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:「社会保険」「公的扶助」制度について概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、「社会保険」「公的扶助」制度についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
4 |
社会保障制度の概要②【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:「社会福祉」「保健医療・公衆衛生」制度について概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、「社会福祉」「保健医療・公衆衛生」制度についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
5 |
社会福祉史①【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:戦後から1960年代の日本の社会福祉制度の特徴について、主に「福祉三法」「福祉六法」時代に関して概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、戦後から1960年代の「福祉三法」「福祉六法」時代の日本の社会福祉制度についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
6 |
社会福祉史②【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:1970年代以降の日本の社会福祉制度の特徴について、主に「社会福祉基礎構造改革」に関して概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、1970年代以降の日本の社会福祉制度についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
7 |
社会福祉政策【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:日本の社会福祉政策の特徴について概説する(A-2-1)。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、日本の社会福祉政策の特徴についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
8 |
社会福祉におけるニーズ【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:社会福祉におけるニーズについて、主に「貨幣的ニーズ」「非貨幣的ニーズ」に関して概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、社会福祉におけるニーズについてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
9 |
ソーシャルワーク理論【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:ソーシャルワーク理論について概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、ソーシャルワーク理論についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
10 |
相談援助の原理【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:相談援助の原理について概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、相談援助の原理についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
11 |
社会福祉の現状①「保育」【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:社会福祉の現状について、主に「保育」現場の実情を事例に概説する(A-3-1)(A-4-1)。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、「保育」についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
12 |
社会福祉の現状②「障害者福祉」【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:社会福祉の現状について、主に「障害者福祉」現場の実情を事例に概説する(A-3-1)(A-4-1)。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、「障害者福祉」についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
13 |
社会福祉の現状③「地域福祉」【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:社会福祉の現状について、主に「地域福祉」現場の実情を事例に概説する(A-3-1(A-4-1))。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、「地域福祉」についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
14 |
社会福祉の現状④「スクールソーシャルワーク」【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:社会福祉の現状について、主に「スクールソーシャルワーク」現場の実情を事例に概説する(A-3-1)(A-4-1)。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、「スクールソーシャルワーク」についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
15 |
授業総括【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:授業総括を行い、今後の日本社会における社会福祉のあり方を考えていくための視座を提示する(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1)。
【事前学習】これまで作成・整理してきた学習ノートを加筆・修正し、仕上げる。 (2時間) 【事後学習】授業総括に基づきテスト内容の復習を行う。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 教科書は特に定めません。授業時にはプリント(資料)を配布します。また必要に応じてあらかじめ持参する資料等を指示します(例:厚生労働省WEBサイトのコピー等)。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、授業参画度:授業内課題(全2回)(20%) 期末試験(テスト形式で実施。ただし社会情勢を考慮し、期末レポートに変更の可能性あり)と授業内課題の状況で評価を行います(リモート参加学生も同様)。なお授業内課題は、ゲスト講師の招聘により一部変更になる可能性があります。 |
オフィスアワー | Eメールアドレスを伝えますので、必要に応じてメールでも受け付けます。 |
備考 | 本科目は2020(令和2)年度以降入学者が履修可能な科目です。 |