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令和2年度以降入学者 | 日本の歴史・社会・文化 | ||||
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教員名 | 興津香織 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業 Blackboard コースID:20220087 |
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授業概要 | 日本人は古来より宗教をどのように扱ってきたのだろうか。そこには、日本独自の様々な宗教への相対し方が見られる。本講義では、日本において特徴的である多様な信仰の形を、歴史や文化など様々な切り口から学ぶ。全体的には日本の宗教の歴史的流れに沿って学習する。それにより、古来より受け継がれてきた日本のアイデンティティーの一端を垣間見、現代の日本の諸宗教や文化への理解に役立たせ、そこを立脚点として、世界の諸宗教や文化との相互理解を目指す。 |
授業のねらい・到達目標 | 日本人と宗教との関係について、歴史的変遷や影響関係などを含めた基本的な知識を習得し説明出来る。専門的な学習を進めていくための基礎作りのみならず、日本の宗教に対する知識を深め、様々な文化、宗教への相互理解に役立たせる。 この科目は文理学部のディプロマポリシーDP1,2,3及びカリキュラムポリシーCP1,2,3に対応しています。 経験や学修から得られた 豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1) 世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状を概説できる。(A-2-1) 仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1) |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 教科書に沿った基本的な事項を配付する資料も加えて解説し、理解度を測るため毎回の課題として要点をまとめてもらう。課題については翌週に解説と全体講評を行う。 対面授業に参加出来ない場合:対面授業終了後、Blackboardに記載する期日までに動画を視聴し課題を提出する。 |
授業計画 | |
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1 |
序説:授業の進め方などの詳細と概要 次回以降取り上げるトピックについて、日本宗教史年表など解説(A-1-1) 【事前学習】シラバスを読み、自分の関心がどこにあるのか考えておく (1時間) 【事後学習】第二回目の授業に備えて、配付資料の日本宗教史年表の流れを頭に入れておく (2時間) |
2 |
日本神話と出雲大社(A-2-1)
【事前学習】配付資料の日本神話と出雲大社の部分を読んで不明な点を明確にしておく (1時間) 【事後学習】日本神話と出雲大社について、配付資料、板書を熟読し、まとめておく (2時間) |
3 |
日本神話と伊勢神宮(A-2-1)
【事前学習】配付資料の日本神話と伊勢神宮の部分を読んで不明な点を明確にしておく (2時間) 【事後学習】日本神話と伊勢神宮について配付資料、板書を熟読し、説明できるようにしておく (2時間) |
4 |
聖武天皇と仏教信仰(A-2-2)
【事前学習】配付資料の聖武天皇についてを読んで不明な点を明確にしておく (1時間) 【事後学習】当時の仏教信仰の形について配付資料、板書を熟読し、まとめておく (3時間) |
5 |
奈良平安古写経入門(A-3-2)
【事前学習】配付資料の奈良平安古写経についてを読んで不明な点を明確にしておく (2時間) 【事後学習】奈良平安古写経とは何かについて配付資料、板書を熟読し、説明できるようにしておく (2時間) |
6 |
神仏習合(A-2-1)
【事前学習】配付資料の神仏習合についてを読んで不明な点を明確にしておく (2時間) 【事後学習】神仏習合とは何か、および諸形態について配付資料、板書を熟読し、まとめておく (2時間) |
7 |
法華経信仰と装飾経の世界(A-2-2)
【事前学習】配付資料の法華経信仰の部分を読んで不明な点を明確にしておく (2時間) 【事後学習】法華経信仰および装飾経とは何かについて配付資料、板書を熟読し、説明できるようにしておく (2時間) |
8 |
山岳信仰と熊野 日本観光史の始まり(その1)(A-2-1)
【事前学習】配付資料の山岳信仰の部分を読んで不明な点を明確にしておく (2時間) 【事後学習】山岳信仰とは何かについて配付資料、板書を熟読し、まとめておく (2時間) |
9 |
末法と極楽浄土(A-2-1)
【事前学習】末法到来について配付資料の部分を読んで不明な点を明確にしておく (2時間) 【事後学習】末法思想とは何かについて配付資料、板書を熟読し、説明できるようにしておく (2時間) |
10 |
地獄と看取り(A-2-2)
【事前学習】地獄について配付資料の部分を読んで不明な点を明確にしておく (2時間) 【事後学習】死後の世界について配付資料、板書を熟読し、まとめておく (2時間) |
11 |
知識の広がりと「おそれ」の低下(A-3-2)
【事前学習】近世の人々の宗教への態度について配付資料の部分を読んで不明な点を明確にしておく (2時間) 【事後学習】近世の知識と「おそれ」について配付資料、板書を熟読し、説明できるようにしておく (2時間) |
12 |
近世庶民の信仰 日本観光史その2(A-2-2)
【事前学習】近世庶民の信仰について配付資料の部分を読んで不明な点を明確にしておく (2時間) 【事後学習】近世の庶民の信仰の形について配付資料、板書を熟読し、まとめておく (2時間) |
13 |
「おそれ」からパロディーへ 知識の増大、飽和(A-3-2)
【事前学習】近世の知識の増大について配付資料の部分を読んで不明な点を明確にしておく (2時間) 【事後学習】江戸時代特有の宗教への態度について配付資料、板書を熟読し、説明できるようにしておく (2時間) |
14 |
日本における宗教意識に関する映像資料を鑑賞し、日本の宗教の扱い方について具体的にイメージしていく。(A-1-2)
【事前学習】日本宗教の歴史的変遷を復習しながら、授業で扱った内容について説明できるようにまとめてみる (3時間) 【事後学習】日本宗教に特有な信仰の形ついて整理し、まとめてみる (3時間) |
15 |
授業内試験と解説(A-2-2)
【事前学習】第一回から第十四回まで学んできた日本宗教における信仰上の特徴を確認し説明できるようにすること (3時間) 【事後学習】これまでの学修を踏まえて、自分の関心がどう変化したか、どこを深めていきたいか考えてみる (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない。毎回資料を配付する。 |
参考書 | 末木文美士 『日本宗教史 (岩波新書)』 岩波書店 2006年 第1版 清水正之 『日本思想全史 (ちくま新書)』 筑摩書房 2014年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:授業内テストは全講義内容の中から出題する論述形式(最終回実施)(50%)、授業参画度:授業参画度は毎回の課題(授業内容についての要点のまとめ)により評価(50%) 授業内試験を受けられない場合、理解度を測るためのテーマ(授業内テストとも関連するので現時点では内容は示さない)について2本レポートを提出する。 |
オフィスアワー | Blackboardやメールを通しての質疑応答を行う。 |