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記号と文化

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令和元年度以前入学者 記号と文化
教員名 髙橋優美穂
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 対面授業
Blackboard コースID:20220086
授業概要 『百人一首』の和歌や古注釈書の読解を通じて、古典和歌の表現や歌ことばの仕組みを講義する。
授業のねらい・到達目標 ・和歌文学の表現の特性を理解することができる。
・『百人一首』の特徴を理解し、和歌を分析することができるようになる。
・『百人一首』の古注釈書の読解を通じて、古文を読解することができるようになる。

この科目は文理学部のDP及びCPの1、2に対応している。
授業の方法 授業の形式【講義】
・課題のフィードバック方法等については、初回授業で指示する。
・対面授業に参加できない場合、以下の要件を満たす学生は個別の課題を課すことで参加を認める。課題の内容や締切については、Blackboardで周知する。
 要件:日本に入国できない留学生、遠方に居住している学生
履修条件 教室定員を超過する場合、人数調整を行う。その場合、初回授業に参加していない者は受講を許可しない。
授業計画
1 ガイダンス:授業のテーマや到達目標および授業の方法について説明する
『百人一首』とは何か:作品の成立と撰者【対面】
【事前学習】シラバスを事前に確認し、教科書416~422ページ「一、書名」「二、撰者と成立」に目を通す。 (2時間)
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間)
2 『百人一首』とは何か:作品の構成と撰歌基準【対面】
【事前学習】教科書422ページ~447ページ「三、百人一首の内容と選歌意識」に目を通す。 (2時間)
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間)
3 『百人一首』の享受史:注釈書について【対面】
【事前学習】文理学部図書館OPACで『百人一首』の注釈書を検索し、簡単な目録を作成する。 (2時間)
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間)
4 『百人一首』の四季の歌(1):春の歌【対面】
【事前学習】第3回目の課題を行う。 (2時間)
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間)
5 『百人一首』の四季の歌(2):夏の歌【対面】
【事前学習】第4回目の課題を行う。 (2時間)
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間)
6 『百人一首』の四季の歌(3):秋の歌【対面】
【事前学習】第5回目の課題を行う。 (2時間)
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間)
7 『百人一首』の四季の歌(4):冬の歌【対面】
【事前学習】第6回目の課題を行う。 (2時間)
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間)
8 『百人一首』の恋の歌(1):恋のはじめ【対面】
【事前学習】第7回目の課題を行う。 (2時間)
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間)
9 『百人一首』の恋の歌(2):恋のおわり【対面】
【事前学習】第8回目の課題を行う。 (2時間)
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間)
10 『百人一首』の旅の歌:「名所」と「歌枕」【対面】
【事前学習】第9回目の課題を行う。 (2時間)
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間)
11 『百人一首』の述懐の歌【対面】
【事前学習】第10回目の課題を行う。 (2時間)
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間)
12 『百人一首』の作者(1):女房の歌【対面】
【事前学習】第11回目の課題を行う。 (2時間)
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間)
13 『百人一首』の作者(2):天皇の歌【対面】
【事前学習】第12回目の課題を行う。 (2時間)
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間)
14 『百人一首』の作者(3):僧侶の歌【対面】
【事前学習】第13回目の課題を行う。 (2時間)
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間)
15 『百人一首』の享受史:近世以降の百人一首【対面】
【事前学習】第14回目の課題を行う。 (2時間)
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間)
その他
教科書 有吉保 『百人一首 全訳注 (講談社学術文庫)』 講談社 1983年
受講者は必ず教科書を購入し、毎回持参すること。
参考書 関幸彦 『百人一首の歴史学 (NHKブックス)』 日本放送出版協会 2009年
渡部泰明 『和歌とは何か (岩波新書)』 岩波書店 2009年
島津忠夫 『百人一首 (角川ソフィア文庫)』 角川書店 1999年
目崎徳衛 『百人一首の作者たち―王朝文化論への試み (角川選書)』 2005年
寺島恒世 『百人一首に絵はあったか―定家が目指した秀歌撰 (ブックレット〈書物をひらく〉)』 平凡社 2018年
参考書については、この他にも授業内で紹介することがある。
成績評価の方法及び基準 レポート:合計3回の小レポートの内容と提出状況で評価する。(50%)、授業参画度:毎回のリアクションペーパーで評価する。(50%)
対面授業に参加できない学生については、小レポート(合計3回)50%・授業内容に相当する課題50%で評価する。
オフィスアワー 授業前後の休み時間に教室で対応する。
メールでの質問や相談も受け付ける(メールアドレスは初回授業で公開する)。
備考 課題の提出や、授業内で配布した資料の配信をBlackboardで行うため、受講者は必ず登録すること。

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