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令和2年度以降入学者 | 美術史 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 美術史 | ||||
教員名 | 伊藤已令 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業。(場合によっては一部遠隔授業) なお、履修希望者が教室定員をこえたばあいは抽選になります。 BlackboardコースID:20220091 |
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授業概要 | 建築と密接に結び付いた美術作品を中心に、古代より近代までの西洋美術史を講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | 建築から装飾が排除されたのは近代建築以降である。それ以前は、建築と装飾は密接に関わりあっていたといえる。ここでいう建築装飾とは、建築構造を覆う意匠や彫刻、壁面に描かれた絵画などである。美術作品というと、まず思い浮かぶのは、美術館の壁に並べられた額絵や、台にのせられた彫刻かもしれない。しかし、19世紀以前の西洋美術において、建築とともに構想された大型の作品は、美術が宗教や社会や政治と結びつく領域であり、美術家にとって最も重要な仕事であった。この授業では建築に付随した作例を具体的にとりあげ、空間や意味のコンテクストのなかで美術作品を学ぶ。 学生は、重要な美術作品をつうじて西洋美術史の基礎的な考え方を説明できるようになり、美術と人類との関りについて自ら考える力を習得する。 この科目は文理学部(学士(文学))のDP1,3,8及びCP1,3,8に対応しています。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1) ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1) ・自己の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1) |
授業の方法 | 授業の形式【講義】 対面授業を考えているが、人数が多いばあいはZoomによる遠隔授業とする。前日にBlackboardを参照すること。 教科書はとくに設けない。毎回、テーマに沿った作例をスライドで投影しながら説明する。授業中に内容に関連した設問を指示するので、当日のうちにBlackboardに解答を提出する。翌週の冒頭に、設問についての解説を行なう。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス。建築装飾としての彫刻や絵画について概略する。毎回の課題の提出のしかた、参考文献について説明する。
【事前学習】第1回資料を読み、テーマの概略を確認しておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第1回課題を完成させ当日中に提出する(A-8-1) (2時間) |
2 |
古代ギリシャ 神殿の装飾 (A-1-1)(A-3-1)
【事前学習】第2回資料を読み、テーマの概略を確認しておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第2回課題を完成させ当日中に提出する(A-8-1) (2時間) |
3 |
古代ローマの住宅と壁画、カタコンベの壁画 (A-1-1)(A-3-1)
【事前学習】第3回資料を読み、テーマの概略を理解しておくこと。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第3回課題を完成させ当日中に提出する(A-8-1) (2時間) |
4 |
ロマネスクの聖堂建築と彫刻 (A-1-1)(A-3-1)
【事前学習】第4回資料を読み、テーマの概略を確認しておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第4回課題を完成させ当日中に提出する(A-8-1) (2時間) |
5 |
ゴシックの大聖堂とステンドグラス (A-1-1)(A-3-1)
【事前学習】第5回資料を読み、テーマの概略を確認しておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第5回課題を完成させ当日中に提出する(A-8-1) (2時間) |
6 |
ラファエッロ ヴァチカン宮殿署名の間 (A-1-1)(A-3-1)
【事前学習】第6回資料を読み、テーマの概略を確認しておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第6回課題を完成させ当日中に提出する(A-8-1) (2時間) |
7 |
ミケランジェロ システィナ礼拝堂 (A-1-1)(A-3-1)
【事前学習】第7回資料を読み、テーマの概略を確認しておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第7回課題を完成させ当日中に提出する(A-8-1) (2時間) |
8 |
マニエリスム 宮殿装飾 (A-1-1)(A-3-1)
【事前学習】第8回資料を読み、テーマの概略を確認しておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第8回課題を完成させ当日中に提出する(A-8-1) (2時間) |
9 |
バロックの天井画 カラッチ (A-1-1)(A-3-1)
【事前学習】第9回資料を読み、テーマの概略を確認しておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第9回課題を完成させ当日中に提出する(A-8-1) (2時間) |
10 |
バロックの彫刻 ベルニーニ (A-1-1)(A-3-1)
【事前学習】第10回資料を読み、テーマの概略を確認しておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第10回課題を完成させ当日中に提出する(A-8-1) (2時間) |
11 |
レンブラント<夜警>(A-1-1)(A-3-1))
【事前学習】第11回資料を読み、テーマの概略を確認しておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第11回課題を完成させ当日中に提出する(A-8-1) (2時間) |
12 |
ヴェルサイユ宮殿の造営と装飾 (A-1-1)(A-3-1)
【事前学習】第12回資料を読み、テーマの概略を確認しておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第12回課題を完成させ当日中に提出する(A-8-1) (2時間) |
13 |
ロココの室内装飾 (A-1-1)(A-3-1)
【事前学習】第13回資料を読み、テーマの概略を確認しておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第13回課題を完成させ当日中に提出する(A-8-1) (2時間) |
14 |
ナポレオンの戴冠式(A-1-1)(A-3-1)
【事前学習】第14回資料を読み、テーマの概略を確認しておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第14回課題を完成させ当日中に提出する(A-8-1) (2時間) |
15 |
ゴヤの自邸と<黒い絵>(A-1-1)(A-3-1)
【事前学習】第15回資料を読み、テーマの概略を確認しておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第15回課題を完成させ当日中に提出する(A-8-1) (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 高階秀爾監修 『カラー版西洋美術史』 美術出版社 1990年 『世界美術大全集』 小学館 1997年 田中正之監修 『西洋美術史 (美術出版ライブラリー 歴史編)』 美術出版社 2021年 小佐野重利、他編 『西洋美術の歴史 全8巻』 中央公論新社 2016年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:学期末レポート(55%)、授業参画度:毎回の課題の提出状況とその記述内容によって評価する(45%) 課題は当日の24時までにBlackboardに提出すること。課題はその記述内容によって1~3点として集計する。 ただし設問と無関係な解答や、明らかに間違っている解答、およびコピペの場合は0点とする。 |
オフィスアワー | 授業後、およびBlackboardで質問を受け付ける。 |