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令和2年度以降入学者 | 国民国家とグローバル資本主義 | ||||
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教員名 | 三澤真明 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業 Blackboard コースID:20223049 |
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授業概要 | グローバル化によって、それまで所与のものとされてきた主権国家の性質が変化することで、国際関係は大きく変容した。また、国際関係の変容は国民国家にも大きな衝撃を与えた。そこで、本講義では、グローバル化という現象がどのようなものかを明らかにしていくとともに、グローバル化が与えた影響を、主として国際政治と国内政治に焦点をあてて検討していく。なお、グローバル化は、政治領域のみに影響を与えるものではないので、必要に応じて経済や文化の領域にも言及していく。 |
授業のねらい・到達目標 | 本科目を通じて、国際政治の基本単位である国家の在り方を考えることによって、グローバル化現象を理解して、評価することができるようになる。 この科目は文理学部のDP2,3,4及びCP2,3,4に対応しています。 グローバル化という概念を理解し、この概念を用いて国際政治や国内政治の変容を説明することができる。(A-2-1、A-3-1) 世界各地で見られる様々な政治現象を、グローバル化という文脈の中で解釈し議論することができる。(A-4-1) |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 授業計画に沿って、当該回のテーマについて授業を行う。また、受講生の理解度や要望などを把握するために、適宜リアクションペーパーの提出を求める。なお、リアクションペーパーへのコメントは、授業の冒頭で行う。 |
履修条件 | 授業の進め方や評価方法などを説明するので、初回の授業に出席すること。出席が難しい場合は、個別に連絡をしてください。(現時点では、対面授業の模様をZoomで配信する予定) |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:講義の内容や進め方、成績評価の方法等について学ぶ。(A-2-1、A-3-1、A-4-1)
【事前学習】シラバスを読み、授業の目的や到達目標を理解し、授業計画にも目を通してくる。 (2時間) 【事後学習】シラバスの記載内容およびガイダンスでの説明を振り返り、自分の学習計画と他の履修科目との関係について検討する。 (2時間) |
2 |
グローバル化の歴史(1):グローバル化と呼ばれる現象が現代に特有のものではないことを学ぶ。(A-2-1、A-3-1、A-4-1)
【事前学習】第2回講義資料を確認し、基礎概念を理解しておく。 (2時間) 【事後学習】第2回授業内容を踏まえ、自身の考えを言語化する。 (2時間) |
3 |
グローバル化の歴史(2):現代のグローバル化を促進することになった背景を学ぶ。(A-2-1、A-3-1、A-4-1)
【事前学習】第3回講義資料を確認し、基礎概念を理解しておく。 (2時間) 【事後学習】第3回授業内容を踏まえ、自身の考えを言語化する。 (2時間) |
4 |
グローバル化の概念:グローバル化が与える多面的な影響(政治、経済、文化)を学ぶ。(A-2-1、A-3-1、A-4-1)
【事前学習】第4回講義資料を確認し、基礎概念を理解しておく。 (2時間) 【事後学習】第4回授業内容を踏まえ、自身の考えを言語化する。 (2時間) |
5 |
国家とは何か(1):主権国家とは何かを学ぶ。(A-2-1、A-3-1、A-4-1)
【事前学習】第5回講義資料を確認し、基礎概念を理解しておく。 (2時間) 【事後学習】第5回授業内容を踏まえ、自身の考えを言語化する。 (2時間) |
6 |
国家とは何か(2):国民国家とは何かを学ぶ。(A-2-1、A-3-1、A-4-1)
【事前学習】第6回講義資料を確認し、基礎概念を理解しておく。 (2時間) 【事後学習】第6回授業内容を踏まえ、自身の考えを言語化する。 (2時間) |
7 |
欧州統合とECSCの誕生:国民国家を揺るがす欧州統合の始まりを学ぶ。(A-4-1)
【事前学習】第7回講義資料を確認し、基礎概念を理解しておく。 (2時間) 【事後学習】第7回授業内容を踏まえ、自身の考えを言語化する。 (2時間) |
8 |
欧州統合の深化:欧州統合における主権の共有範囲の拡大を学ぶ。(A-4-1)
【事前学習】第8回講義資料を確認し、基礎概念を理解しておく。 (2時間) 【事後学習】第8回授業内容を踏まえ、自身の考えを言語化する。 (2時間) |
9 |
EUの誕生:欧州統合の質を決定的に変えることになったEUの誕生を学ぶ。(A-4-1)
【事前学習】第9回講義資料を確認し、基礎概念を理解しておく。 (2時間) 【事後学習】第9回授業内容を踏まえ、自身の考えを言語化する。 (2時間) |
10 |
リスボン条約下におけるEUの現在:現在のEUが抱える諸問題を学ぶ。(A-4-1)
【事前学習】第10回講義資料を確認し、基礎概念を理解しておく。 (2時間) 【事後学習】第10回授業内容を踏まえ、自身の考えを言語化する。 (2時間) |
11 |
ポピュリズムの理論:反グローバル化の文脈からポピュリズムを学ぶ。(A-2-1、A-3-1)
【事前学習】第11回講義資料を確認し、基礎概念を理解しておく。 (2時間) 【事後学習】第11回授業内容を踏まえ、自身の考えを言語化する。 (2時間) |
12 |
反グローバル化としてのポピュリズム(イギリス):ポピュリズム勢力の台頭の事例としてのイギリスを学ぶ。(A-2-1、A-3-1)
【事前学習】第12回講義資料を確認し、基礎概念を理解しておく。 (2時間) 【事後学習】第12回授業内容を踏まえ、自身の考えを言語化する。 (2時間) |
13 |
反グローバル化としてのポピュリズム(ドイツ):ポピュリズム勢力の台頭の事例としてのドイツを学ぶ。(A-2-1、A-3-1)
【事前学習】第13回講義資料を確認し、基礎概念を理解しておく。 (2時間) 【事後学習】第13回授業内容を踏まえ、自身の考えを言語化する。 (2時間) |
14 |
反グローバル化としてのポピュリズム(フランス):ポピュリズム勢力の台頭の事例としてのフランスを学ぶ。(A-2-1、A-3-1)
【事前学習】第14回講義資料を確認し、基礎概念を理解しておく。 (2時間) 【事後学習】第14回授業内容を踏まえ、自身の考えを言語化する。 (2時間) |
15 |
授業内試験:1時間で試験を実施し、その後、試験問題について説明する。(A-2-1、A-3-1、A-4-1)
【事前学習】学期期間の授業で扱った内容を復習し、自身の理解を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ内容を自身の言葉で説明できるようにする。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | スライド資料を配布しますので、特定の教科書は使用しませんが、必要に応じて、授業で文献を紹介します。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、授業参画度:主にリアクションペーパーの提出状況による。(20%) (1)対面授業に参加できない場合の要件を満たし、Zoomで参加した場合、毎回の課題やレポートの提出によって評価する。 |
オフィスアワー | 原則として、メールで行いますが、必要に応じて、Zoom等を使用することも可能です。なおメールアドレスは次の通りです。 misawa.masahiro@nihon-u.ac.jp |