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令和2年度以降入学者 | 経済発展と人口変動 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 経済学2 | ||||
教員名 | 大塚友美 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業により行う。 BlackboardコースID:20220099 |
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授業概要 | 今日、少子高齢化の日本経済に対する悪影響が懸念されているが、人口と経済発展の間にいかなる関係があるのかは、あまり知られていないのが実情である。本講義においては、人口経済学の観点から、この問題を考察する。 |
授業のねらい・到達目標 | 人口と経済との関係を理解した上で、日本の社会経済の在り方に関するシナリオを描いた上で、現実の社会経済を理想に近づけてゆこうとする問題解決能力を涵養することを狙いとしている。 この科目は文理学部のDP1,3及びCP2,6に対応しています。 世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状を概説できる(A-2-1)。 仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる(A-3-1)。 事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる(A-4-1)。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 対面授業に参加できない学生には、Blackboardを通してオンディマンド授業を行う。 |
履修条件 | なし |
授業計画 | |
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1 |
はじめに:経済現象と人口現象との関係(A-2-1)
【事前学習】インターネットや図書館を利用して、人口現象と経済現象の関係を調べること。 (2時間) 【事後学習】講義をもとに、人口現象と経済現象との関係をまとめること。 (2時間) |
2 |
人口転換理論:人口転換理論と日本の人口転換(A-3-1)
【事前学習】配布資料や図書館等を利用して、経済発展と人口転換との関係を調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義をもとに、経済発展と人口転換との関係をまとめること。 (2時間) |
3 |
へーゲン・モデル;経済発展と人口転換(A-3-1)
【事前学習】配布資料や図書館等を利用して、へーゲンの経済発展モデルと人口転換理論との対応関係を調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義をもとに、へーゲンの経済発展モデルと人口転換理論との対応関係をまとめること。 (2時間) |
4 |
経済の成長と発展;現実成長率(ハロッド⁼ドーマー・モデル)(A-3-1)
【事前学習】配布資料や図書館等を利用して、経済の成長と発展の要因を調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義をもとに、経済の成長と発展の要因についてまとめること。 (2時間) |
5 |
経済の成長と発展;自然成長率(ハッロド=ドーマー・モデル)(A-3-1)
【事前学習】配布資料や図書館等を利用して、日本の富国強兵政策について、特に人口政策と経済政策の観点から調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義をもとに、日本の富国強兵政策を人口政策と経済政策の観点からをまとめること。 (2時間) |
6 |
経済発展と農業・工業;ルイス・モデル(A-3-1)
【事前学習】配布資料や図書館等を利用して、富国強兵政策が日本の経済と人口に及ぼした影響について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義をもとに、富国強兵政策が日本の経済と人口に及ぼした影響についてまとめること。 (2時間) |
7 |
発展の副作用;所得格差の拡大(クズネッツの逆U字仮仮説)(A-3-1)
【事前学習】配布資料や図書館等を利用して、経済発展過程で所得格差が生ずる要因を調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義をもとに、経済発展過程で所得格差が生ずる要因についてまとめること。 (2時間) |
8 |
経済発展と社会の変化:イースタリン仮説(A-3-1)
【事前学習】配布資料や図書館等を利用して、人口変動に関する社会理論と経済理論の相違点等について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義をもとに、人口変動に関する社会理論と経済理論の相違点等についてまとめること。 (2時間) |
9 |
出生の経済学:ライベンシュタイン仮説(A-3-1)
【事前学習】配布資料や図書館等を利用して、出生の意志決定に関する経済理論を調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義をもとに、出生の意志決定に関する経済理論についてまとめること。 (2時間) |
10 |
死亡の経済学:平均寿命の男女格差(A-3-1)
【事前学習】配布資料や図書館等を利用して、死亡を変化させる経済的要因について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義をもとに、死亡を変化させる経済的要因についてまとめること。 (2時間) |
11 |
人口モデル:人口変動のシミュレーション(A-3-1)
【事前学習】配布資料や図書館等を利用して、人口モデルについて調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義をもとに、人口モデルによるシミュレーション分析についてまとめること。 (2時間) |
12 |
経済モデル;経済変動のシミュレーション(A-3-1)
【事前学習】配布資料や図書館等を利用して、計量経済モデルについて調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義をもとに、計量経済モデルによるシミュレーションをまとめること。 (2時間) |
13 |
人口経済計量モデル;簡易人口経済計量モデルについて(A-3-1)
【事前学習】配布資料や図書館等を利用して、簡易人口経済計量モデルについて調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義をもとに、シミュレーション結果が示す経済発展と人口変動の関係をまとめること。 (時間) |
14 |
理解度の確認
【事前学習】これまでの講義内容を概観すること。 (2時間) 【事後学習】経済発展と人口変動に関する自己の理解をまとめること。 (2時間) |
15 |
まとめ;日本の人口と経済の将来(A-4-1)
【事前学習】これまでの講義をもとに、日本の人口と経済の将来について考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義を踏まえて、日本の人口と経済の将来像についてまとめること。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 授業中に指示する。 |
参考書 | 授業中に指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(100%) 成績評価は、期末試験により行う。なお、Blackboardのオンディマンド授業を受けた学生には、Blackboardを通して期末試験を行う。 |
オフィスアワー | 水曜日の4限。 |