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令和2年度以降入学者 | 総合研究1~8(地域振興と情報発信) | ||||
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令和元年度以前入学者 | 総合研究1~8(地域振興と情報発信) | ||||
教員名 | 毛利康秀 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面での授業を基本とします。講義型の授業のほか、学生による研究発表があります。週末(土曜日など)に多摩市内の商店街等へのフィールドワークを設定することがあります。ただし、新型コロナウイルスの流行状況によっては、PowerPoint動画を配信するオンデマンド型の遠隔授業やZoomを活用した学生の研究発表に切り替える場合があります。詳細は、状況をみながら指示します。 ※受け入れ側の商店街の事情によって取り組み内容を変更することがあります。さらに、充分な感染防止対策を施してもフィールドワークの実施が困難と判断される場合は、フィールドワークに代わるオンライン型授業を行う予定です。 あらかじめ了解のうえ受講して下さい。 Blackboard ID:月曜1限 20220127 |
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授業概要 | 地域社会の多様な問題に接し、関心を持つことで、地域社会をより活性化するためにどのような取り組みが可能か、どのような情報発信が可能かについて、フィールドワークを通じて実践的に学ぶプロジェクト型の授業です。この授業を受けることにより、学内外の多くの人々と関わる機会を持ち、学生のアイデアを積極的に取り入れていくことによってプロジェクトを遂行し、実際の地域振興につなげていきます。 |
授業のねらい・到達目標 | 地域振興と情報発信をテーマに、授業期間内で実践可能なプロジェクトを立ち上げ、学生の積極的な発案を取り入れながらプロジェクトを遂行していきます。この授業を受けることにより、以下の力を身につけることができます。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1) ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1) ・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1) ・新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる。(A-5-1) ・親しい人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-1) ・集団の活動において,より良い成果を上げるために,お互いを尊重することができる。(A-7-1) ・自己の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1) この科目は文理学部のディプロマポリシーDP1,DP3-8及びカリキュラムポリシーCP1,CP3-8に対応している。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義、演習、実習】 (1)授業の形式:【講義】 東京都内の商店街をフィールドとし、その活性化を目指した取り組みを行います。 主に授業の前半では、PowerPointに動画を付加したオンデマンド教材を用いて、講義形式で多摩市や商店街に関する基本的な事柄を学習します。毎回、小課題を作成し、出席と同時に送信します。 (2)授業の形式:【演習】 主に授業の後半では、地域の活性化につながる問題について、演習形式で授業を行います。テーマに関する検討課題をとりまとめてPowerPoint等を用いて発表し、ディスカッションを行います。 ※演習は対面での授業を予定していますが、登校が難しい場合はZoomからの参加も可とします。 (3)授業の形式:【実習】 今年度は東京都多摩市の聖蹟桜ヶ丘エリアの商店街の協力を得て、商店街や地域の方々と連携し地域の活性化につながる企画・調査などのプロジェクトを遂行していきます。具体的には、7月頃に開催される地域のイベントに参画し、イベントの目玉の一つとして注目されるような活動を行うことを想定しています。取り組みの様子およびプロジェクトの成果は積極的に情報発信を行い、周知に努めます。 ※実習も参加が難しい場合は、遠隔授業でも参加可能な課題で代替します。 ※新型コロナウイルス流行の状況によっては中止になる可能性もあります。その場合はシミュレーション形式で進めます。 ・授業のまとめとして、レポート課題を出します。(1回) ・小課題のフィードバックは、第15回の授業時に解説とコメントをつける形で行います。 対面参加できない学生の要件は学部の方針に従う。 対面参加できない学生は、オンデマンド動画配信および小レポート課題によって代替する。詳細は別途Blackboardから指示する。 |
履修条件 | 受講希望者が多数になる時は抽選を行う。 事前に抽選となる場合があるので、掲示板等で情報を確認しておくこと。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス ―この授業で学ぶこと― 授業内容の説明、受講にあたっての注意事項などを説明します。(A-1-1) 【事前学習】シラバス全体に目を通し、授業全体の流れを理解すること(A-5-1) (0.5時間) 【事後学習】授業中に配布したプリントに記載されている取り組み計画について確認しておくこと。(A-5-1) (0.5時間) |
2 |
地域とは何か、地域振興とは何か 地域とは何か、地域振興とは何かについて、まずは基本的な概念を再確認します。 【事前学習】インターネットを活用して「地域」について下調べして、様々な意味があることを確認しておく。(A-5-1) (2時間) 【事後学習】授業中に配布したプリントに記載されている主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておく。(A-3-1) (2時間) |
3 |
地域社会における商店街の位置づけ 今年度の授業は、東京都多摩市の商店街をフィールドとし、その活性化に貢献できる活動を行います。地域社会における商店街の位置づけについて確認します。(A-1-1) 【事前学習】インターネットを活用して、東京都多摩市について下調べしておく。(A-5-1) (2時間) 【事後学習】授業中に配布したプリントに記載されている主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておく。(A-3-1) (2時間) |
4 |
新しい観光と地域振興 情報化社会における新しい観光について確認し、多摩市における地域振興と観光振興との結びつきについて学習します。(A-1-1) 【事前学習】インターネットを活用して、「観光」「コンテンツツーリズム」について下調べしておく。(A-5-1) (2時間) 【事後学習】授業中に配布したプリントに記載されている主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておく。(A-3-1) (2時間) |
5 |
多摩市聖蹟桜ヶ丘エリアにおける地域振興 多摩市聖蹟桜ヶ丘エリアの地域的な特性、および過去の取り組みの概要について説明し、これから何が出来るかについて考えていきます。(A-1-1) 【事前学習】インターネットを活用して、多摩市の歴史について下調べしておく。(A-5-1) (2時間) 【事後学習】授業中に配布したプリントに記載されている主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておく。(A-3-1) (2時間) |
6 |
実施可能なプロジェクトの発案 多摩市聖蹟桜ヶ丘エリアで具体的に何が取り組めるかについて、他の地域の事例も参考にしながら検討を進めていきます。(A-5-1) 【事前学習】インターネットを活用して、商店街における地域活性化の事例について下調べしておく。(A-5-1) (2時間) 【事後学習】授業での検討内容を踏まえて、どのようなプロジェクトの遂行が可能であるか、アイデアを取りまとめておく。(A-4-1) (2時間) |
7 |
ディスカッションおよび研究班の編成 学生が持ち寄ったアイデアを出し合い、その実現可能性についてディスカッションを行います。各自の興味・関心に応じて研究班を組織し、以降は研究班を単位として活動を進めていきます。(A-3-1, A-4-1, A-6-1) 【事前学習】地域活性化のためのアイデアを取りまとめて、プレゼンテーションの準備をしておく。(A-6-1) (2時間) 【事後学習】ディスカッションで取り上げられたアイデアを絞り込み、さらに検討を進めていく。(A-5-1, A-6-1) (2時間) |
8 |
プロジェクト内容に関する企画案の作成 研究班で検討を進めた内容について企画書の形で取りまとめて、授業内で発表してディスカッションを行います。(A-4-1, A-6-1, A-7-1) 【事前学習】取り組み内容に関する企画書を作成し、プレゼンテーションの準備をしておく。(A-6-1) (2時間) 【事後学習】授業中に話し合った内容を踏まえて、企画書の内容を改訂する。(A-5-1, A-6-1) (3時間) |
9 |
企画案のプレゼンテーション 取りまとめた企画書を、商店街の方に向けてプレゼンテーションを行い、協力をとりつけ、内容を調整していきます。ここで固まった内容が、実際に実践されていくことになります。(A-4-1, A-6-1, A-7-1) 【事前学習】取り組み内容に関する企画書を完成させ、プレゼンテーションの準備をしておく。(A-6-1) (2時間) 【事後学習】商店街の方と話し合った内容を踏まえて、企画書を実行可能な内容に整える。(A-5-1, A-6-1) (2時間) |
10 |
プロジェクト実行のための準備(1) 研究班ごとに企画を実践していくための準備を進めます。情報発信を担当する研究班は、準備が整いしだい取り組み状況を発信し、周知に努めます。(A-5-1, A-6-1, A-7-1) 【事前学習】取り組み内容を再検討し、段取りの詳細について詰めていく。(A-6-1) (2時間) 【事後学習】授業中にディスカッションした内容を踏まえて、段取りに修正を加える。(A-5-1, A-6-1) (2時間) |
11 |
プロジェクト実行のための準備(2) 研究班ごとに企画を実践していくための準備をさらに進めます。進行状況は適宜報告を行って、全体で共有します。(A-6-1, A-7-1) 【事前学習】取り組み内容を取りまとめ、授業内での状況報告に備える。(A-6-1) (2時間) 【事後学習】授業中にディスカッションした内容を踏まえて、段取りに修正を加える。(A-5-1, A-6-1) (2時間) |
12 |
プロジェクト実行のための準備(3) 準備をさらに推し進め、実行への道筋をつけていきます。進行状況は適宜報告を行い、積極的な意見交換を行って問題点を洗い出します。(A-6-1, A-7-1) 【事前学習】取り組み内容を取りまとめ、授業内での状況報告に備える。(A-6-1) (2時間) 【事後学習】意見交換で明らかになった問題点を再検討し、段取りに修正を加える。(A-5-1, A-6-1) (2時間) |
13 |
プロジェクトの実践の最終確認 研究班ごとの取り組み状況を報告し、プロジェクトを実践するための段取りの最終確認を行います。(A-6-1, A-7-1) 【事前学習】プロジェクトの準備状況の報告に備えてプレゼンテーションの準備をしておく。(A-6-1) (2時間) 【事後学習】報告内容を再度確認し、注意点を整理した上で実践に備えること。(A-5-1, A-6-1, A-7-1) (2時間) |
14 |
プロジェクトの実践 これまで取り組んできたプロジェクトを実際に実践します。現地で実施するべき内容については実際に現地に赴き、商店街や地域の関係する方々と連携しながら遂行します。(A-6-1, A-7-1, A-8-1) 【事前学習】これまで準備してきたプロジェクトの遂行計画を再確認して、実践に備えること。(A-1-1, A-5-1, A-6-1, A-7-1) (3時間) 【事後学習】実践した内容を振り返り、印象に残った点や反省点をノートにまとめておくこと。(A-8-1) (2時間) |
15 |
授業内容の総括 これまでの取り組み内容を振り返り、各自で何が得られたかについて再確認します。(A-6-1, A-7-1, A-8-1) 【事前学習】今回のプロジェクトを遂行した感想について、プレゼンテーションの準備をしておく。(A-6-1) (2時間) 【事後学習】自身が取り組んできた内容を取りまとめ、レポートとして構成すること。(A-8-1) (3時間) |
その他 | |
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教科書 | 教科書は特に使用しない。毎回プリントを配布する。 |
参考書 | 参考となる資料は適宜配布する。授業の理解度を高めるための参考書を適宜紹介することがある。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:プロジェクトの実行に関するレポート課題(1回)(50%)、授業参画度:出席確認を兼ねた毎回の小課題で授業参画度をはかる(15回)(30%)、プロジェクトの実行に関する貢献度など(20%) ・リーダーシップの発揮はもちろん、それぞれの個性を活かして持ち味を発揮することが出来れば高く評価する。 ・すべて遠隔授業になった場合は、レポート課題のほか、学生自身によるプレゼンテーション動画を提出してもらい成績評価する予定です。 |
オフィスアワー | 授業前後の時間帯。メールでの質問も歓迎。詳細は初回授業時に説明する。 |
備考 | ・週末等に学外でフィールドワークを行うことがあるので留意すること。いつ行うかは、学生や受け入れ先の都合を調整しながら決定する。(地域のイベントに参加する場合は、7月中旬頃の週末を予定しています。) ・昨今の社会情勢の影響および受け入れ側の商店街の事情によって、プロジェクトの内容を変更することがあります。あらかじめ了解のうえ受講して下さい。 ・やむを得ない理由で欠席する場合は欠席届を提出すること(書式自由)。 |