文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 英語 > 英語12 (14組)
日本大学ロゴ

英語12 (14組)

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 英語12 (14組)
令和元年度以前入学者 英語12
教員名 元氏久美子
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業

Blackboard ID【20223334】英語12(14組)(元氏久美子・後・木4)
(Blackboardの登録に加え)履修登録期間中にCHIPSで履修登録を行うこと
授業概要 Shakespeareの英語
「英語12」では、Shakespeareの英語を読みます。英文学科の学生なら少なくとも一度はShakespeareを原文で読むことが必要です。というのも、Shakespeareの英語は、英語圏の人々によってきわめて頻繁に引用されているからです。このことは、Shakespeareが日常の一部になっていることの現れです。
授業のねらい・到達目標 Shakespeareの物語のあらすじと見どころを他者へ伝えることができる。
Shakespeareの作中に登場する文法や言い回しについて説明できる。
文化を担う言語としての一端を、Shakespeareを通して垣間見ることができる。

この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの1,3に対応しています。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の高い倫理観を倫理的な課題に適切に適用することができる(A-1-4)
・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報に基づく論理的・批判的な考察を通じて,課題に対し,具体的かつ論理整合的な見解を示すとともに,その限界を認識することができる。(A-3-4)
授業の方法 授業の形式:【講義】
Shakespeareによって書かれた英語には、37編の戯曲と154編のソネット集、それにいくつかの長編詩、叙情詩があります。これらの作品は、今から400年以上も前のものであり、語彙、文法、発音などの点で、現代の英語とは大いに異なっています。言語に内在するこれらの点を十分ふまえつつ、テキストにつけられた注釈を参考にしながら、作品を丹念に読むことが求められます。これらの英語が持つ言語的な意味、作品が書かれた16世紀、17世紀当時の社会状況、受容のされ方についても十分念頭に置く必要があります。それらを背景に、現代での受容のされ方と比較しながら、英語という言語に潜在している英語圏文化を理解していきます。すなわち、Shakespeareを読むことは、英語の歴史を振り返ることにとどまらず、文学、文法、音声学、文化など、英文学科で学ぶほとんどの領域と関連を持ちながら、英語を読むことを意味します。演習方式。本授業の事前・事後学習は、合わせて1時間の学習を目安とします。

遠隔での参加を認める要件:日本に入国できない留学生、遠方に居住している学生で事前に学部(学科)から許可された者。または事前に授業担当教員に許可された者。
Blackboardに配信する動画を視聴し、課題を提出する。
履修条件 ①英文学科の3年生
②同一時限・同一教員で前期の「英語11」と対にして履修すること。
授業計画
1 前期の復習、As You Like It Act 3 Scene 2 (ll. 1-48) TouchstoneとColin (A-1-4)(A-3-4) 【対面授業】
【事前学習】テキストの該当部分を読み、単語調べをしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】テキストの該当部分の意味を確認しながら音読すること。 (0.5時間)
2 Act 3 Scene 2 (ll. 49-152) Rosalindを称える詩 (A-1-4)(A-3-4) 【対面授業】
【事前学習】テキストの該当部分を読み、単語調べをしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】テキストの該当部分の意味を確認しながら音読すること。 (0.5時間)
3 Act 3 Scene 2 (ll. 153-235) Orlandoが森にいることに慌てるRosalind (A-1-4)(A-3-4) 【対面授業】
【事前学習】テキストの該当部分を読み、単語調べをしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】テキストの該当部分の意味を確認しながら音読すること。 (0.5時間)
4 Act 3 Scene 2 (ll. 236-320) RosalindとOrlandoの再会 (A-1-4)(A-3-4) 【対面授業】
【事前学習】テキストの該当部分を読み、単語調べをしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】テキストの該当部分の意味を確認しながら音読すること。 (0.5時間)
5 Act 3 Scene 2 (ll. 321-414) Orlandoの恋煩いの治療を提案するRosalind (A-1-4)(A-3-4) 【対面授業】
【事前学習】テキストの該当部分を読み、単語調べをしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】テキストの該当部分の意味を確認しながら音読すること。 (0.5時間)
6 Act 3 Scene 4 (ll. 1-55) Orlandoの噂をするRosalindとCelia, Act 3 Scene 5 (ll. 1-35) SilviusとPhoebe (A-1-4)(A-3-4) 【対面授業】
【事前学習】テキストの該当部分を読み、単語調べをしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】テキストの該当部分の意味を確認しながら音読すること。 (0.5時間)
7 Act 3 Scene 5 (ll. 36-109) Phoebeを叱責するRosalind (A-1-4)(A-3-4) 【対面授業】
【事前学習】テキストの該当部分を読み、単語調べをしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】テキストの該当部分の意味を確認しながら音読すること。 (0.5時間)
8 Act 3 Scene 5 (ll. 110-140) Rosalindに一目惚れするPhoebe, Act 4 Scene 1 (ll. 1-61) 約束に遅れるOrlando (A-1-4)(A-3-4) 【対面授業】
【事前学習】テキストの該当部分を読み、単語調べをしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】テキストの該当部分の意味を確認しながら音読すること。 (0.5時間)
9 Act 4 Scene 1 (ll. 62-145) RosalindとOrlando (A-1-4)(A-3-4) 【対面授業】
【事前学習】テキストの該当部分を読み、単語調べをしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】テキストの該当部分の意味を確認しながら音読すること。 (0.5時間)
10 Act 4 Scene 1 (ll. 146-200) 前公爵との約束に去るOrlando, Act 4 Scene 3 (ll. 1-31) Phoebeからの手紙 (A-1-4)(A-3-4) 【対面授業】
【事前学習】テキストの該当部分を読み、単語調べをしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】テキストの該当部分の意味を確認しながら音読すること。 (0.5時間)
11 Act 4 Scene 3 (ll. 32-121) Oliver登場 (A-1-4)(A-3-4) 【対面授業】
【事前学習】テキストの該当部分を読み、単語調べをしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】テキストの該当部分の意味を確認しながら音読すること。 (0.5時間)
12 Act 4 Scene 3 (ll. 122-183) 負傷したOrlando, Act 5 Scene 4 (ll. 1-38) Rosalindの不思議な約束 (A-1-4)(A-3-4) 【対面授業】
【事前学習】テキストの該当部分を読み、単語調べをしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】テキストの該当部分の意味を確認しながら音読すること。 (0.5時間)
13 Act 5 Scene 4 (ll. 39-141) 結婚の神Hymen (A-1-4)(A-3-4) 【対面授業】
【事前学習】テキストの該当部分を読み、単語調べをしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】テキストの該当部分の意味を確認しながら音読すること。 (0.5時間)
14 Act 5 Scene 4 (ll. 142-193) ハッピーエンド, Epilogue (ll. 1-21) ヒロインが語るエピローグ (A-1-4)(A-3-4) 【対面授業】
【事前学習】テキストの該当部分を読み、単語調べをしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】テキストの該当部分の意味を確認しながら音読すること。 (0.5時間)
15 学習内容の整理 期末試験 (A-1-4) (A-3-4)【対面授業】
【事前学習】第1回~第14回の内容を復習すること (0.5時間)
【事後学習】学修した内容の整理をする。 (0.5時間)
その他
教科書 William Shakespeare, The Oxford Shakespeare As You Like It, Oxford University Press, 2008
参考書 授業で紹介します。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(50%)、授業参画度:毎回授業の課題(50%)
授業参画度は毎回のリアクションペーパー等で評価する。
対面授業に参加できない場合の要件を満たし、授業動画を視聴した場合、課題の提出によって評価する。
オフィスアワー メールやBlackboardを用いて質疑応答を行います。
備考 授業の際は必ず英和辞典を参照すること。

このページのトップ