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ドイツ語4

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令和2年度以降入学者 ドイツ語4
令和元年度以前入学者 ドイツ語文法2
教員名 勅使川原聖子
単位数    1 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 対面授業
Blackbaord コースID:20223364
コース名:2022 ドイツ語4/ドイツ語文法2(勅使川原聖子・後・火2)
授業概要 ドイツ語を初めて学ぶ受講者を対象とし,ドイツ語の「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能の基礎となる初級文法を学びます。練習問題やテスト等によって理解度を確認し,基本的な文法構造を習得します。後学期は指定教科書の後半部分を習得します(前学期に教科書の前半部分を「ドイツ語3/ドイツ語文法1」にて学習し,1年間でドイツ語初級文法を習得します)。
授業のねらい・到達目標 ・ドイツ語の文字と発音の規則を理解し,単語や短い文章を発音することができる。
・ドイツ語の基礎的な文法法則や言語構造を理解することができる。
・辞書の活用法を身に着け,文法法則をもとに,短い文章を読み,また書くことができる。
・後学期学習事項は,ドイツ語技能検定の4級及び3級出題範囲に相応する。そこで問われる文法事項を理解し,活用することができる。
・ことばは習慣や生活,地域,歴史,文化的背景とも無縁ではないため,ドイツ語圏の生活等や歴史的・文化的背景についても例文や練習問題に対応する過程において学ぶことにより,ドイツ語圏および異文化への理解を深め,またその多様性や差異を客観的に捉えることができる。
・世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,心情などの現状を概説できる。(A-2-1)。
・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1)。
この科目は文理学部のDP及びCPの2,3に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【演習】
ドイツ語を初めて学ぶ受講者を対象とした授業であるため,はじめにこちらから文法事項等の解説を行う。演習形式で練習問題を解くことを通じて理解を深めていく。
概ね2回の授業で1課を進む。
尚,授業の質疑応答では,間違えることなどを恐れないで欲しい。もともと完璧にできるのであれば習う必要はないのであり,こちらからの解説を参考にしながら「自身で対応しようとする努力」が重要である。

大学の定める要件を満たし,対面授業参加が困難な場合には,対面授業終了後,Blackboardを通じて,授業内容や課題および課題の提出期日についての連絡を行う(要事前連絡)。
履修条件 ドイツ文学科の学生以外が対象となります。
履修希望者が規定の人数を上回る場合には,教室や安全性の関係から抽選を行います。
抽選を実施する場合,それを経ずの履修登録は,公平性の観点から認められません。
ドイツ語3・4/ドイツ語文法1・2をあわせて履修することが望ましいです。
授業計画
1 ガイダンス(授業の進め方や評価などについて詳しい説明をする。),前学期学修事項の復習・確認(前期学修事項を振り返り,またその結果を元に履修生の学習状況についてのアンケートに回答してもらう。) (A-2-1) (A-3-1)
【事前学習】後学期のシラバスを読んでおくこと。前学期学修事項を復習しておくこと。(A-3-1) (A-8-1) (0.5時間)
【事後学習】前学期の学修事項の中で自身のウィークポイントをよく復習しておくこと。(A-3-1) (A-4-1) (A-8-1) (0.5時間)
2 Lektion 7:話法の助動詞,未来・推量の助動詞(可能・必然・許可・禁止・願望・主語の意思・他者の意志・推量などの意味を表す助動詞構文と用法について)(A-2-1) (A-3-1)
【事前学習】教科書34・35ページを音読し,教科書の説明を参考に36・37ページの練習問題を解いて,疑問点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】教科書34ページの話法の助動詞の人称変化を覚えること。文法・発音ともに間違えた箇所を重点的に復習すること。また本動詞のみから成る文章を助動詞を用いた文章への書換えを復習すること。 (0.5時間)
3 Lektion 8:分離動詞・非分離動詞(分離動詞・非分離動詞の構文や用法,辞書の引き方について) (A-2-1) (A-3-1)
【事前学習】教科書38ページの「非分離動詞」までを音読し,教科書の説明を参考に40ページの練習問題大問1・2番を解いて,疑問点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】非分離前つづりを覚えること。文法・発音ともに間違えた箇所を重点的に復習しておくこと。 (0.5時間)
4 Lektion 8:従属接続詞(並列接続詞と従属接続詞の用法について),間接疑問文 (A-2-1) (A-3-1)
【事前学習】教科書39ページの「従属接続詞」および41ページの「間接疑問文」を音読し,教科書の説明を参考に40ページの練習問題大問3番を解いて,疑問点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】重要な接続詞を覚えること。教科書41ページの練習問題を解き,疑問点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
5 Lektion 9:動詞の3基本形,現在完了(動詞の不定詞・過去基本形・過去分詞の3基本形と,現在完了形の構文と用法について) (A-2-1) (A-3-1)
【事前学習】教科書42・43ページを音読し,教科書の説明を参考に44ページの練習問題大問1番の「動詞の3基本形」を調べて,疑問点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】教科書に出てきた「動詞の3基本形」を覚えること。教科書44・45ページの練習問題を解く。 (0.5時間)
6 Lektion 10:過去形(過去人称変化について) 【対面授業】
【事前学習】教科書46ページを音読し,教科書の説明を参考に48ページの練習問題大問1番を解いて,疑問点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】教科書46ページの過去人称変化を覚える。文法・発音ともに間違えた箇所を重点的に復習しておくこと。 (0.5時間)
7 Lektion 10:受動態(動作受動と状態受動の構文と用法について),自動詞の受動文 (A-2-1) (A-3-1)
【事前学習】教科書47ページ「受動態」および49ページの「自動詞の受動文」を音読し,疑問点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】教科書48・49ページの「受動態」の練習問題(大問2番以降)を解き,疑問点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
8 Lektion 11:再帰代名詞・再帰動詞,zu不定詞(再帰代名詞や再帰表現,また辞書の引き方について,zu不定詞の用法と注意点について) (A-2-1) (A-3-1)
【事前学習】教科書50・51ページを音読し,教科書の解説を参考に52・53ページの練習問題を解いて,疑問点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】教科書50ページの再帰代名詞の3・4格の格変化や再帰動詞の熟語表現,および51ページの特定の前置詞と結びつくzu不定詞の副詞句を覚えること。 (0.5時間)
9 Lektion 12:形容詞の格変化(形容詞の付加語的用法の強変化・弱変化・混合変化について),序数(A-2-1) (A-3-1)
【事前学習】教科書54ページおよび教科書巻末ワークブック32ページ【補足】の「形容詞の格変化」を音読し,教科書の解説を参考に56ページの練習問題を解いて,疑問点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】「形容詞の格変化」を覚えること。間違えた箇所を重点的に復習しておくこと。序数を覚え,また序数に形容詞の格語尾をつける日付等の表現を覚えること。 (0.5時間)
10 Lektion 12:比較級・最上級の解説(原級から比較級・最上級の変化について,および比較級・最上級の述語的・付加語的用法について) (A-2-1) (A-3-1)
【事前学習】教科書55ページの「比較級・最上級」音読し,疑問点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】教科書57ページの残りの練習問題を解く。 (0.5時間)
11 Lektion 13:関係代名詞(定関係代名詞,関係副詞の構文と用法について) (A-2-1) (A-3-1)
【事前学習】教科書58・59ページの「関係副詞」までを音読し,疑問点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】教科書58ページの定関係代名詞の格変化を覚えること。教科書60ページの練習問題を解く。 (0.5時間)
12 Lektion 13:不定関係代名詞,命令形 (A-2-1) (A-3-1)
【事前学習】教科書61ページの「不定関係代名詞」および59ページの「命令形」音読し,疑問点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】教科書61ページの練習問題を解く。 (0.5時間)
13 Lektion 14:接続法(接続法第Ⅰ式と接続法第Ⅱ式の形態,および間接話法,非現実話法,婉曲表現などの接続法の用法について) (A-2-1) (A-3-1)
【事前学習】教科書62・63ページを音読し,接続法の第I式・II式の形態について,直接法との違いを自分なりに掴んでおくこと。 (0.5時間)
【事後学習】教科書64・65ページの練習問題を解き,疑問点・不明点を明らかにしておくこと。 (0.5時間)
14 Lektion 14:接続法の練習問題の解説と確認 (A-2-1) (A-3-1)
【事前学習】教科書64・65ページの「接続法」の練習問題を発音しながら回答できるようにしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】間違えた箇所を重点的に復習しておくこと。 (0.5時間)
15 到達度の確認:授業内試験と解説 (A-2-1) (A-3-1)
【事前学習】第1回〜第1 4回までの学習事項を復習しておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】学修した内容の整理・復習をする。 特に間違えた箇所については重点的に復習し,完全なものとすること。(A-2-1) ( A-3-1) (0.5時間)
その他
教科書 櫻井麻美著 『しくみのわかるドイツ語初級文法』 三修社 2020年 第4版
参考書 在間進 『ドイツ語のスタートライン(Starting Lineー優しく詳しい解説・しっかり身につく文法・話したくなる表現ー』 三修社 2006年
在間進,亀ヶ谷昌秀 『新独検合格単語+熟語1800』 第三書房 2010年
推薦辞書は,根元道也他編 同学社『アポロン独和辞典』,在間進編 三修社『アクセス独和辞典』(後期授業初回に上記以外の参考書兼問題集や単語集についても案内し、また授業の際にも履修生からの相談・質問に応じて紹介・説明する機会を設けます。)
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(70%)、授業参画度(30%)
(1) 授業内テストは,期末や中間テストおよび小テスト等をあわせて評価します。具体的には,全てのテストを100点満点換算し(例えば20点満点の小テストの得点を100点満点換算するということ),その平均点を評価対象とします。
(2) 授業参画度は,課題として課した練習問題等の実施状況や,質疑応答などの学習態度・積極度によって評価します。
※希望者を募る練習問題の回答や質問などの積極的な授業参加は高く評価します。
※独検の夏期試験が実施され,受験をした場合には,その実績も評価に加味します。
※「出席」は対象外です。

対面授業に参加できない場合の要件を満たした学生には,別に課題を提示し,それを評価します。
オフィスアワー 授業終了時,およびメールやBlackbord の掲示板等を用いて対応します。
備考 社会状況により,授業実施方法など,上記の内容に変更が生じる場合もあります。
シラバスの内容は,学生の皆さんの学修の状況を考慮して,変更することもあります。
また,事前学習・事後学習の時間は目安です。

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