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令和2年度以降入学者 | ドイツ語講読3 | ||||
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令和元年度以前入学者 | ドイツ語講読3 | ||||
教員名 | 武井香織 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 外国語科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 主として同時双方型授業(Zoomによるライブ中継)をBlackboardを利用した課題研究などと組み合わせる。 授業開始までにBlackboardに登録し、初回授業の注意事項に従って準備をしておくこと。 Blackboard コースID:20220434 |
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授業概要 | ドイツ語で書かれたさまざまな種類のテクストに触れ、理解し、自らの視点で解釈・批評することを内容とします。前後期を通じて履修すれば、ドイツ語のテクストがかなり(CEFRのA222程度)読めるようになるはずです。前期では主として文学テクストを読みます。 |
授業のねらい・到達目標 | 日常生活のコミュニケーションの一環として、ドイツ語のテクストに能動的に関わり、興味を抱き、反応する態度を養うとともに、効果的に内容を理解する能力を身につけます(A-2-2)。またそのことによって日本とドイツの日常生活上のさまざまな違いを認識し、その背後にある文化の問題を考えます(A-3-2)。 この科目は文理学部(学士(文学))のDP2,DP3及びCP2,CP3に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:演習。 履修生は、予め配布(Blackboardにアップロード)されるテクストを読み、授業ではテクストの種類に応じた課題(翻訳を含む)を行います。 |
授業計画 | |
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1 |
ドイツ語について:ドイツ語の歴史、特徴、重要性について解説し、英語との違い、また日本語との違いについて考察します。
【事前学習】Blackboardで配布する資料を読んでおく。 (0.5時間) 【事後学習】日本人がドイツ語を習得する上で、問題となる点を整理する。 (0.5時間) |
2 |
外国語の文学テクストを読むとはどのような行為なのか、そのプロセスや条件について考察します。
【事前学習】Blackboardで配布する資料を読んでおく。 (0.5時間) 【事後学習】今回授業中に考察した事柄をノートに整理して、独自のコメントを付け加える。 (0.5時間) |
3 |
具体詩を読む(1):印刷された紙面のレイアウトや文字配列など「見た目」がテクストの意味と結びついた実験的詩である具体詩(Konkrete Poesie)と扱います。具体詩ではテクストの理解に視覚情報がヒントとなるため、ドイツ語に自分から関わっていく気持ちを学習者に起こさせ、初心者向けの教材として優れています。
【事前学習】Blackboardで配布する資料を読んでおく。 (0.5時間) 【事後学習】授業で扱ったテクストについて、感想をまとめる。 (0.5時間) |
4 |
具体詩を読む(2):前回に引き続き、ドイツ語の具体詩をいくつか扱います。
【事前学習】Blackboardで配布する資料を読んでおく。 (0.5時間) 【事後学習】授業で扱ったテクストについて、感想をまとめる。 (0.5時間) |
5 |
メルヒェンを読む(1):グリム童話の中から一編を取り上げ、さまざまな意味に「気付く」ような読み方が身につくように練習します。
【事前学習】Blackboardで配布する資料を読んでおく。 (0.5時間) 【事後学習】今回扱ったテクスト部分を翻訳し、また課題を行う。 (0.5時間) |
6 |
メルヒェンを読む(2):前回に引き続き、グリム童話を読みます。
【事前学習】前回の事後学習で作成した翻訳を確認し、必要ならば修正しておく。 (0.5時間) 【事後学習】今回扱ったテクスト部分を翻訳し、また課題を行う。 (0.5時間) |
7 |
メルヒェンを読む(3):前回に引き続き、グリム童話を読み、さらに全体を読み返し、翻訳を完成させます。
【事前学習】前回の事後学習で作成した翻訳を確認し、必要ならば修正しておく。 (0.5時間) 【事後学習】全体を読み返し、翻訳を完成させるとともに、このテクストが持っているさまざまな意味の可能性についてまとめる。 (0.5時間) |
8 |
掌編小説を読む(1):全体で1ページほどのごく短い小説を読みます。学習者自らが作品内部の世界で行動し、体験しているような読み方が身につくよう練習します。
【事前学習】Blackboardで配布する資料を読んでおく。 (0.5時間) 【事後学習】今回扱ったテクスト部分を翻訳し、また課題を行う。 (0.5時間) |
9 |
掌編小説を読む(2):前回に引き続き、掌編小説を読みます。
【事前学習】前回の事後学習で作成した翻訳を確認し、必要ならば修正しておく。 (0.5時間) 【事後学習】今回扱ったテクスト部分を翻訳し、また課題を行う。 (0.5時間) |
10 |
掌編小説を読む(3):前回に引き続き、掌編小説を読み、さらに全体を読み返し、翻訳を完成させます。
【事前学習】前回の事後学習で作成した翻訳を確認し、必要ならば修正しておく。 (0.5時間) 【事後学習】全体を読み返し、翻訳を完成させるとともに、このテクストが持っているさまざまな意味の可能性についてまとめる。 (0.5時間) |
11 |
寓話を読む(1):人間世界の諸相を動物などに託して、たとえ話として構成する寓話(Fabel)を読みます。物語の表向きの展開の裏に、どんな意味が隠されているかを探り、そのために選ばれている言葉の表現を味わう能力が身につくよう練習します。
【事前学習】Blackboardで配布する資料を読んでおく。 (0.5時間) 【事後学習】今回扱ったテクスト部分を翻訳し、また課題を行う。 (0.5時間) |
12 |
寓話を読む(2):前回に引き続き、寓話を読みます。
【事前学習】前回の事後学習で作成した翻訳を確認し、必要ならば修正しておく。 (0.5時間) 【事後学習】今回扱ったテクスト部分を翻訳し、また課題を行う。 (0.5時間) |
13 |
寓話を読む(3):前回に引き続き、寓話を読み、さらに全体を読み返し、翻訳を完成させます。
【事前学習】前回の事後学習で作成した翻訳を確認し、必要ならば修正しておく。 (0.5時間) 【事後学習】全体を読み返し、翻訳を完成させるとともに、このテクストが持っているさまざまな意味の可能性についてまとめる。 (0.5時間) |
14 |
文学テクストを読むことについての考察とまとめ:これまでの学習を振り返り、文学テクストを読む際に必要な条件(語学力、態度、教養)を議論する。
【事前学習】今まで扱ったテクストを読み返し、興味深かった事柄をまとめておく。 (0.5時間) 【事後学習】議論を踏まえ、ドイツ語で書かれた文学作品でこれから読んでみたいものについて調べる。 (0.5時間) |
15 |
前期の総まとめ:疑問点を整理し、授業中に質問する。またドイツ語テクストを読む際必要なことを議論する。
【事前学習】疑問点をまとめ、授業での質問に備える。 (0.5時間) 【事後学習】今学期扱ったすべてのテクストにもう一度目を通す。 (0.5時間) |
その他 | |
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教科書 | 出版された教科書は使用せず、資料をその都度Blackboardにアップロードします。 |
参考書 | 白井恭弘 『外国語学習の科学 ( 岩波新書)』 岩波書店 2008年 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業内テスト(25%)、授業参画度(25%) 授業参画度と試験、授業内テストによって(A-2)(A-3)の達成度を確認します。 |
オフィスアワー | メールで連絡してください。 |