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フランス語1

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令和2年度以降入学者 フランス語1
令和元年度以前入学者 フランス語1
教員名 近藤美紀
単位数    1 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業(遠隔で受講する学生に対してはzoomによる同時双方向型授業)。課題の指示は授業内で行いますが、必要に応じてBlackboardで課題の提示を行う場合もあります。
Blackboard コースID : 20220435
授業概要 フランス語を初めて学ぶ学生のための授業。これまで英語を唯一の外国語として学んできた学生が、2つ目の外国語としてフランス語を学び始めるための導入の学習。基本的な発音、アルファベット、綴り字の読み方から始めて、挨拶や自己紹介など簡単な内容のコミュニケーションができるようになることを目指します。
授業のねらい・到達目標 まずは挨拶や自己紹介、綴り字と発音の規則から始めて、基礎を身につけていきます。日常的なやさしいフランス語のやり取りを、聞き、話し、読み書きできるようになることを目標とします。

〈日本大学教育憲章との関係〉
・世界諸国の歴史や政治、経済、文化、価値観、信条などの現状を概説できる。(A-2-1)
・仮説に基づく課題や問題を提示し、客観的な情報を基に、論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1)
・親しい人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-1)

〈ディプロマポリシーとの関係〉
この科目は文理学部のDP及びCPの2、3、6に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【講義】
①会話文と文法の説明・練習問題が組み合わさった教科書を使い、フランス語の基礎力を身につけていきます。会話文の発音練習も行い、声に出すことで発音を身につけ、耳を鍛えていきます。文法は、練習問題をこなすことで定着を図ると同時に、自分がきちんと理解したかを各自確認しながら進めていきます。
②月曜3限に対面形式で授業を実施します。
対面授業に参加できない場合、以下の要件を満たす学生は、事前にメールで教員の許可を得た上でzoomでの参加を認めます。なお、許可を受けずにオンライン参加した場合は、原則として【遅刻扱い】とします。
zoomでの参加を認める要件:
日本に入国できない留学生
基礎疾患があり、通学に不安を感じる学生
精神的な理由等により通学に不安を感じる学生
新型コロナウィルスの感染者・感染が疑われる者、及び濃厚接触者

※風邪や頭痛、腹痛などの一般的な体調不良、及びケガなどは、zoomでの参加要件を満たしません。

※オンラインで参加する学生も、当たった場合は、練習問題の回答を言ってもらったり発音をしてもらったりしますので、必ず発言できる環境で授業を視聴してください。発言できない環境での視聴は、基本的に授業に参加しているとはみなしません。

③練習問題や動詞の活用練習などを課題として出します。提出は原則としてBlackboard上で受け付けます。その上で、練習問題については、次回の授業内で当てた人に答えてもらいます。
なお、オンラインで参加した学生に対する課題の内容や提出方法については、Blackboard上で指示・提出の受け付けをします。
④課題については授業内で解説・全体講評を行います。
⑤分からないことがあったら、授業内はもちろん、メールででもいいので気軽に質問してください。
⑥到達度を確認するため、授業内テストを実施します。対面参加の学生は教室で、遠隔での参加の学生はオンラインで行います。公正を期すため、両者の試験の内容や制限時間などの実施条件は異なるものとします。
履修条件 当科目は50名までの履修者制限を設けます。
授業計画
1 ガイダンス(フランスとフランス語の基礎知識) 簡単な挨拶、自己紹介をフランス語で言えるようにする。アルファベットの読み方を学ぶ(Leçon0)。(A-2-1)【対面授業】
【事前学習】フランス語がどこで(国、分野など)使われているか、フランス語由来の単語にはどんなものがあるかをネットなどで調べておく(A-2-1, A-3-1) (0.5時間)
【事後学習】アルファベットのフランス語の読み、挨拶と自己紹介の発音を何度も練習する。 (0.5時間)
2 綴り字と発音の関係を理解する。道の尋ね方、カフェでの注文をフランス語でどう言うかを学ぶ(Leçon0)。(A-3-1)【対面授業】
【事前学習】挨拶・自己紹介で使われている単語の読み方の規則性を考えておく。(A-3-1) (0.5時間)
【事後学習】道の尋ね方、カフェでの注文の発音を練習する。0課で出てきた単語の読み方を踏まえつつ、綴り字と発音の規則を復習する。 (0.5時間)
3 名詞の性・数と不定冠詞について学ぶ (Leçon1) 。(A-3-1)【対面授業】
【事前学習】0課で出てきた挨拶・カフェでの注文・道の尋ね方・自己紹介の発音を復習しておく。 (0.5時間)
【事後学習】名詞の性・数について復習する。1課の会話文の音読練習を、文の意味を意識しながら行う。 (0.5時間)
4 英語のbe動詞にあたる動詞êtreの現在形の活用と提示表現を学ぶ。自分や他者の国籍や職業、見た目の特徴を言えるようになる(Leçon1)。(A-6-1)【対面授業】
【事前学習】国籍や職業の単語を見直しておく。 (0.5時間)
【事後学習】êtreの現在形の活用をすべての人称で言えるように暗記する。 (0.5時間)
5 基本的な-er動詞のいくつかを活用できるようになる(Leçon2) 。【対面授業】
【事前学習】すべての人称主語代名詞の綴りと発音を見直しておく。 (0.5時間)
【事後学習】授業内で学んだ-er動詞の現在形の活用を暗記する。2課の会話文の音読練習を、文の意味を意識しながら行う。 (0.5時間)
6 定冠詞と形容詞を学ぶ。住んでいる街や好きなことを言えるようになる。1〜30まで数えられるようにする(Leçon2)。(A-6-1)【対面授業】
【事前学習】不定冠詞の綴りや読み、用法を見直しておく。 (0.5時間)
【事後学習】音声教材も利用しつつ、1〜30までの綴りと発音を暗記する。 (0.5時間)
7 英語のhaveにあたる動詞avoirの現在形の活用と、それを使った、状態を表す様々な表現を学ぶ。年齢を言えるようになる(Leçon3)。(A-6-1)【対面授業】
【事前学習】自分や他者の住んでいる街、好きなことをフランス語で言えるように練習しておく。 (0.5時間)
【事後学習】avoirの現在形の活用を暗記する。3課の会話文の音読練習を、文の意味を意識しながら行う。 (0.5時間)
8 疑問文と否定文の作り方を学ぶ。曜日と月を言えるようになる(Leçon3)。(A-3-1)【対面授業】
【事前学習】これまで学んだ動詞について、すべての人称で活用できるように見直しておく。 (0.5時間)
【事後学習】これまで学んだ動詞を使って、すべての人称で疑問文、否定文を作ってみる。 (0.5時間)
9 所有形容詞と指示形容詞を学び、自分や他者の所有物について話せるようになる。位置関係を表す表現を学ぶ(Leçon4) 。(A-6-1)【対面授業】
【事前学習】これまで学んだ不定冠詞と定冠詞について、綴り、発音、用法を見直しておく。 (0.5時間)
【事後学習】「誰それの〜」という表現を知っている単語で作ってみる 。4課の会話文の音読練習を、文の意味を意識しながら行う。 (0.5時間)
10 疑問代名詞を用いて「何が〜?」「何を〜?」と尋ねる言い方を学ぶ(Leçon4)。【対面授業】
【事前学習】フランス語の肯定文・否定文・疑問文の構造を見直しておく。(A-3-1) (0.5時間)
【事後学習】疑問代名詞を用いて何かを尋ねる文章を作ってみる。 (1時間)
11 動詞aller, venirを学び、「どこそこへ行く」、「どこそこから来る」という表現が言えるようにする。前置詞と定冠詞の縮約を学ぶ(Leçon5)。(A-6-1)【対面授業】
【事前学習】パリを除くフランスの都市についてネットなどで調べてみる。都市名のフランス語での読み方を調べておく。(A-2-1, A-3-1) (0.5時間)
【事後学習】aller, venirの現在形の活用を暗記する。5課の会話文の音読練習を、文の意味を意識しながら行う。 (1時間)
12 近接未来と近接過去を学び、直近の過去や未来のことを言えるようにする。いわゆる5W1Hに当たる疑問副詞を学ぶ(Leçon5)。(A-6-1)【対面授業】
【事前学習】日本語化している「ア・ラ・〜」や「オ・〜」を使った単語や表現を探してみる。(A-3-1) (0.5時間)
【事後学習】aller, venirと前置詞と定冠詞の縮約、疑問副詞を使って、出身や行き先を尋ねる文章とそれに対する答えが言えるようにする。(A-6-1) (1時間)
13 これまでに学んだことをBilan1-1と1-2を使って復習する。【対面授業】
【事前学習】これまでの総復習。 (1時間)
【事後学習】授業内容を踏まえたこれまでの総復習。 (1時間)
14 授業内テストを実施する。前期の授業内容の総括をする。【対面授業】
【事前学習】これまでの復習をやっておく。 (2時間)
【事後学習】テストで分からなかったところを教科書で見直す。 (1時間)
15 前週の試験について解説を行う。【対面授業】
【事前学習】テスト内容や過去の授業を振り返って疑問点を列挙しておく。 (0.5時間)
【事後学習】授業内の解説を踏まえて、改めてこれまで学んだことを復習する。 (1時間)
その他
教科書 江島泰子 『ラルカンスィエル』  第三書房  2020年 第3版
内容を録音したものをインターネット (https://www.daisan-shobo.co.jp/book/b491896.html)でダウンロードできるので、各自ダウンロードして活用してください。
参考書 辞書や参考書については、授業内で説明します。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:学期末の到達度確認の試験の結果で評価する。(70%)、授業参画度:授業への参加状況、当てられた時にきちんと答えられるか、会話文を発音規則に則って読めているか、課題をきちんとやってきているかなどで評価する。(30%)
読む・書く・聞く・話す、の総合的なバランスを重視します。ただ出席するのではなく、積極的に発音・発言をし、耳を鍛え、身体全体を使って学ぶ姿勢を評価します。授業中でも授業後でもいいので、分からないことがあったらそのままにせずに質問をし、疑問点を解消した上で次の授業に臨めるようにしてください。
なお、遠隔で受講する学生に関しては、授業への参加状況はzoomの視聴状況と課題の提出によって評価します。また、授業中に当たった場合は、対面の学生同様に発言をしてもらいます。その内容も評価対象となりますので、必ず発言できる環境で授業を視聴してください。授業内テストもオンラインで行いますが、問題や制限時間など、実施方法に関して対面の学生とは異なるやり方を取ります。
オフィスアワー 質問は授業内、あるいはメールで受け付けます。後者に対する回答は、直接返信するか、授業時間内で解説の時間を設けます。

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