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令和2年度以降入学者 | 情報メディアの活用 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 情報メディアの活用 | ||||
教員名 | 須永和之 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業 BlackboardのコースID: 20221737 |
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授業概要 | 学校図書館での情報メディアの特性と活用について解説する。まず、情報の意味と性質、メディアの語義、メディアの歴史と情報社会の発展について考察する。インターネットの仕組みと検索方法、検索結果の評価、半導体の性質とトランジスターの構造と機能、コンピュータの仕組み、ハードウェア・ソフトウェア、ディスク系のメディアの種類と活用、情報メディアのメディアの性質、著作権、情報社会の光と影を開設する。情報を人文科学、自然科学・理工学、社会科学の視点から考察するのが授業の概要である。 筑波大学と図書館情報大学での図書館職員の実務経験があり、これらの実務経験に基づき、解説を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 情報社会に生きる児童生徒が多様なメディアから必要な情報を収集選択する方法を理解する。生活・ビジネスに活用できる情報活用能力を身に付ける。半導体部品とコンピュータ、インターネット、CD-ROM、DVD-ROMなどの電子メディアの仕組みと機能について理解する。情報化時代の著作権についての知識を身に付ける。情報化社会の問題についても理解する。(A-4-3,A-8-3) <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP4,DP8及びカリキュラムポリシーCP4,CP8に対応している。 |
授業の方法 | 対面授業に参加できない学生は、以下の条件でBlackBoardでのオンデマンド方式の授業を認める。(1)オンデマンド方式の授業を認める要件:遠方に居住している学生(2)対面授業に参加できない学生は、対面授業の終了後、配信する授業資料でテーマに関する話題(トピック)を解説するので、それに基づきレポート作成する。要点をまとめるのではなく、テーマについて探求して考察したことを叙述する。 |
履修条件 | 教職課程を履修していること |
授業計画 | |
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1 |
高度情報社会と人間【対面授業】 情報とメディアの定義、メディアの種類、高度情報社会における学校図書館の役割 【事前学習】情報とメディアの意味を考え、ノートにまとめてくること (1時間) 【事後学習】情報とメディアの種類と意味を復習し、ノートに要点をまとめること。 (3時間) |
2 |
メディアの歴史【対面授業】 文字情報とメディア、粘土板から紙へ、新しいメディアの登場 【事前学習】世界史と日本史を学びなおし、ノートにまとめてくること (1時間) 【事後学習】情報とメディアの歴史を復習し、ノートに要点をまとめること。 (3時間) |
3 |
インターネットと検索技術(1)【対面授業】 インターネットの歴史、インターネットの機能、Webpageとリンク機能 【事前学習】インターネットの機能を列挙して、ノートにまとめてくること (1時間) 【事後学習】インターネットの仕組みについて理解を深めて、ノートに要点をまとめること。 (3時間) |
4 |
インターネットと検索技術(2)【対面授業】 サーチエンジンの種類と特長、検索方法と検索結果の評価 【事前学習】インターネットで情報を検索する方法を考えて、ノートにまとめてくること (2時間) 【事後学習】検索した結果を評価する方法を考察して、ノートに要点をまとめること。 (2時間) |
5 |
インターネットと検索技術(3)【対面授業】 情報検索演習 ドメイン名による情報の信頼性 【事前学習】検索結果の評価を考察して、ノートにまとめてくること。 (2時間) 【事後学習】ドメインによって何がわかるかを考察して、ノートに要点をまとめること。 (2時間) |
6 |
半導体とコンピュータの仕組み【対面授業】 半導体の種類とその利用、コンピュータ・システムの構成 【事前学習】化学と物理で学んだ原子の構造と周期律を学んで、ノートにまとめてくること。 (1時間) 【事後学習】半導体となる物質の性質とトランジスターの仕組みを復習し、ノートに要点をまとめること。 (3時間) |
7 |
ディスク系の電子メディアの利用【対面授業】 CD-ROM、DVD-ROMの原理とその利用、その他のディスク系メディアの利用 【事前学習】物理で学んだ光の性質を学んで、ノートにまとめてくること。 (1時間) 【事後学習】ディスク系のメディアの材質について復習し、ノートに要点をまとめること。 (3時間) |
8 |
メディアの種類と情報の性質【対面授業】 Webpage、ディスク系のメディア、雑誌・新聞、図書における情報の性質 【事前学習】メディアの種類を考えて、ノートにまとめてくること。 (1時間) 【事後学習】メディアの種類と情報の性質の違いを整理して学んで、ノートに要点をまとめること。 (3時間) |
9 |
情報メディアと著作権(1)【対面授業】 知的財産権法における著作権、著作物の定義、著作権の発生と保護 【事前学習】知的財産権について学んで、ノートにまとめてくること。 (1時間) 【事後学習】著作権法の目的と著作物の定義を復習し、ノートに要点をまとめること。 (3時間) |
10 |
情報メディアと著作権(2)【対面授業】 著作権の制限、図書館における著作権 【事前学習】著作権の発生と保護期間を復習して学んで、ノートにまとめてくること。 (2時間) 【事後学習】著作権の制限について復習し、ノートに要点をまとめること。 (2時間) |
11 |
情報メディアと著作権(3)【対面授業】 著作権侵害と刑事上・民事上の措置、電子メディアと著作権、クリエティヴ・コモンズと著作権問題のゆくえ 【事前学習】知的財産権の最新の話題に興味をもって学んで、ノートにまとめてくること。 (2時間) 【事後学習】著作権侵害の重大さをを考え、ノートに要点をまとめること。 (2時間) |
12 |
情報社会の光と影(1)【対面授業】 情報社会がもたらした利便性と情報モラル(ネチケット) 【事前学習】情報社会で問題となっていることを考えて、ノートにまとめてくること。 (1時間) 【事後学習】情報社会で守ることを整理して考察し、ノートに要点をまとめること。 (3時間) |
13 |
情報社会の光と影(2)【対面授業】 有害サイトとフィルタリング、ネットワークの不正使用、コンピュータウィルス 【事前学習】情報社会のモラル(倫理)を考えて、ノートにまとめてくること。 (1時間) 【事後学習】学校および学校図書館で注意すべき留意点と個人情報の保護を考えて、ノートに要点をまとめること。 (3時間) |
14 |
期末試験 情報メディアの活用【論述問題】、著作権【正誤問題】、情報社会の問題点【論述問題】 【事前学習】情報社会の将来に起こる問題を考えて、ノートにまとめてくること。 (2時間) 【事後学習】学校および学校図書館で指導する点を整理して考察し、ノートに要点をまとめること。 (2時間) |
15 |
講義の総括(これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める)【オンデマンド授業】
【事前学習】メディアの種類と情報の性質の違いを整理して学び、考えて、ノートにまとめてくること。 (1時間) 【事後学習】学校における情報の活用を考察し、ノートに要点をまとめること。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 教科書は用いません。講義中に資料を配布します。 |
参考書 | 情報教育学研究会,情報倫理教育研究グループ編 『インターネットの光と影 : 被害者・加害者にならないための情報倫理入門』 北大路書房 2018年 第6版 森田盛行 『みんなで学ぼう学校教育と著作権 - 著作権の基本から指導まで』 全国学校図書館協議会 2019年 ジェームス・E.ヘリング著 須永和之訳 『学校と図書館でまなぶインターネット活用法』 日本図書館協会 2016年 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(90%)、レポート課題(インターネット検索)(10%) キーワードを用いたレポートでは、キーワードに関する正しい知識と論理的な叙述を評価する。 対面授業に参加できない学生への対処 (1)対⾯授業に参加できない場合の要件を満たし,オンデマンド方式で参加した場合,課題の提出によって評価する。 (2)授業内試験を受けられない場合,レポートの提出によって評価する。 |
オフィスアワー | sunaga@kokugakuin.ac.jp |