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令和2年度以降入学者 | 情報資源組織演習1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 情報資源組織演習1 | ||||
教員名 | 長谷川昭子 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業 BlackboardのコースID:金曜3限→20221730,金曜4限→20221731 |
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授業概要 | 図書館の情報資源組織化のための実践的な技術の修得について演習を行う。また,図書館での勤務経験をもとに,情報資源の組織化を通して利用者にどのようなサービスを提供できるか,また必要かについても解説する。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> 「情報資源組織論1」および「情報資源組織論2」で学んだ基本的な知識をもとに,「情報資源組織演習1」では,図書を中心に,資料種別ごとにさまざまな目録記入を作成できる力を身につける。(A-4-2,A-5-2) <到達目標> ・ツール(『日本目録規則』)を使用し,資料種別ごとにさまざまな目録記入を作成できる。 ・利用者サービスにとって目録作業で重要なこと,心がけるべきことを説明できる。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP4,CP5に対応している。 |
授業の方法 | 授業の形式:【演習】 資料種別ごとの目録記入の作成方法について,演習形式で授業を行う。授業の最後に小テストを行い,翌週の授業冒頭に解説を行う。 対面授業に参加できない学生については,翌週,別途手渡す課題に取り組み提出する。 |
履修条件 | 過年度「情報資源組織論1」および「情報資源組織論2」の両科目の単位を取得していること。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション:授業の概要説明,目録法の概要と総則
【事前学習】シラバスを事前に確認して授業の全体像を把握する。 (0.5時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え,図書館の目録の記載内容を確認しておく。 (0.5時間) |
2 |
書誌データ作成の実際①:和書(基本型)
【事前学習】『日本目録規則』(以下,『規則』)のp.54~81を通読し,また,和書の作り(構造)をよく見て疑問点をまとめる。 (1時間) 【事後学習】基本的な書誌事項を整理する。 (0.5時間) |
3 |
書誌データ作成の実際②:和書 (シリーズ情報)
【事前学習】『規則』のp.81~83を通読し,シリーズに関する事項について整理して疑問点をまとめる。 (0.5時間) 【事後学習】図書館で図書を実際に閲覧し,「シリーズもの」と「セットもの」の図書を確認する。 (0.5時間) |
4 |
書誌データ作成の実際③:和書(注記)
【事前学習】『規則』のp.84~87を通読し,注記に関する事項について整理して疑問点をまとめる。 (0.5時間) 【事後学習】身近にある翻訳ものの図書や,末尾に参考文献の記載のある図書を確認する。 (0.5時間) |
5 |
書誌データ作成の実際④:和書(標目,標目指示)
【事前学習】『規則』のp.314~333を通読し,標目と標目指示について整理して疑問点をまとめる(A-4)。 (0.5時間) 【事後学習】図書館のサイトでタイトルや著者名から図書を検索し,どれが標目指示に当たるものかを理解する。 (0.5時間) |
6 |
書誌データ作成の実際⑤:和書(物理単位と書誌単位)
【事前学習】『規則』のp.51~52を通読し,物理単位と書誌単位について整理して疑問点をまとめる(A-5)。 (0.5時間) 【事後学習】身近なところで,分冊ものの図書にはどんなものがあるかを確認する。 (0.5時間) |
7 |
書誌データ作成の実際⑥:書誌階層
【事前学習】『規則』のp.55を通読し,書誌階層とは何かを整理して問題点をまとめる。 (0.5時間) 【事後学習】3つの書誌レベルについて整理する。 (0.5時間) |
8 |
書誌データ作成の実際⑦:洋書
【事前学習】『規則』のp.398~401を通読し,また,洋書の作り(構造)を確認して疑問点をまとめる。 (0.5時間) 【事後学習】書誌記述のうち,和書と異なる点を整理する。 (0.5時間) |
9 |
書誌データ作成の実際⑧:映像資料
【事前学習】『規則』のp.170~178を通読し,また,身近な映像資料に触れ,種類や体裁について整理し,疑問点をまとめる。 (0.5時間) 【事後学習】映像資料の書誌記述の特徴を整理する。 (0.5時間) |
10 |
書誌データ作成の実際⑨:録音資料
【事前学習】『規則』のp.144~168を通読し,また,身近な録音資料に触れ,種類や体裁について整理し,疑問点をまとめる。 (0.5時間) 【事後学習】録音資料の書誌記述の特徴を整理する。 (0.5時間) |
11 |
書誌データ作成の実際⑩:電子資料
【事前学習】『規則』のp.192~226を通読し,また,身近な電子資料に触れ、種類や体裁について整理し,疑問点をまとめる。 (0.5時間) 【事後学習】電子資料の書誌記述の特徴を整理する。 (0.5時間) |
12 |
書誌データ作成の実際⑪:継続資料(基本型)
【事前学習】『規則』のp.260~294を通読し,また,逐次刊行物(雑誌)の作り(構造)をよく見て疑問点をまとめる。 (0.5時間) 【事後学習】書誌記述のうち,図書と異なる点を整理する。 (0.5時間) |
13 |
書誌データ作成の実際⑫:継続資料(注記)
【事前学習】『規則』のp.295~305を通読し,逐次刊行物(雑誌)の注記に関する事項について整理して疑問点をまとめる。 (0.5時間) 【事後学習】図書館で実際に逐次刊行物(雑誌)を閲覧し,タイトル変更のあった雑誌を確認する。 (0.5時間) |
14 |
ネットワーク情報資源のメタデータ作成
【事前学習】過年度「情報資源組織論1」で学んだダブリンコアの15の要素について復習し,疑問点をまとめる(A-4)。 (0.5時間) 【事後学習】メタデータの作成方法を整理する。 (0.5時間) |
15 |
コンピュータ演習
【事前学習】図書館でオンライン閲覧目録(OPAC)を利用して,コンピュータ目録の特徴を確認し,疑問点をまとめる(A-5)。 (0.5時間) 【事後学習】カード目録と異なる点を整理する。 (0.5時間) |
その他 | |
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教科書 | 日本図書館協会編 『日本目録規則 1987年版改訂3版』 日本図書館協会 2006年 本書は演習用教材として教室に備えてあるので,購入しなくてよい。 |
参考書 | 竹之内禎[ほか]編著 『情報資源組織演習 (講座図書館情報学 11)』 ミネルヴァ書房 2016年 和中幹雄[ほか]共著 『情報資源組織演習 新訂版 (JLA図書館情報学テキストシリーズ 3-10)』 日本図書館協会 2016年 目録記入の作成方法が具体的に詳述してあるので,参考にするとよい。参考のウェブサイトは次の通り。 ・『情報資源組織演習』(ミネルヴァ書房) http://www.minervashobo.co.jp/book/b239765.html ・『情報資源組織演習』(日本図書館協会) http://www.jla.or.jp/publications//tabid/87/pdid/p11-0000000443/Default.aspx |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:小テストを12回行い,その合計点で評価する。(90%)、授業参画度:演習時の発表等で評価する。(10%) 対面授業に参加できず小テストを受けられなかった学生については,翌週,別途与えた課題の提出によって評価する。 |
オフィスアワー | 授業終了時に教室で行う。 |
備考 | 「情報資源組織演習1」を「情報資源組織演習2」より先に履修することが望ましい。 |