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令和2年度以降入学者 | 博物館情報・メディア論 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 博物館情報・メディア論 | ||||
教員名 | 村井良子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業(一部Zoomによるライブ中継あり) BlackboardコースID:20224708 金曜4限 |
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授業概要 | 博物館は、収蔵資料をはじめ、多種多様な情報を有しており、多様な形でそれらの情報の提供・発信を行っている。博物館における情報・メディアの特徴に関して、今日的な課題を含めて講義すると共に、著作権など博物館をめぐる知的財産権に関しても、その課題を探っていく。 また、博物館の学芸員・展示プロデューサー・博物館経営コンサルタントとしての経験を持つ教員が、学芸員に必要とされる博物館における情報・メディアについての基礎知識ならびに具体的な手法や今後の方向性について講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | 〈授業のねらい・到達目標〉 ●博物館における情報・メディアの意義、多様な情報やメディアの活用方法と課題について理解し、博物館における情報提供や活用等に関する基本的なノウハウを習得できる。 ●「博物館情報・メディア論」について、現状を分析し、博物館の社会的役割を果たすめに留意すべき課題や今後の方向性について考察し説明することができる。 ●「博物館情報・メディア論」に関して習得した知識によって、博物館の現場で企画・計画・実践・評価できるようになることをめざす。 〈日本大学教育憲章との関係〉 博物館学芸員コースを学ぶ者として、「博物館情報・メディア論」について以下の能力を習得することができる。 ●幅広い知識・教養に基に、博物館ならびに博物館で扱う情報やメディアに対する倫理的課題を説明することができる。(A-1-3) ●国際社会が直面している課題を「博物館情報・メディア論」の視点から説明することができる。(A-2-3) ●既存の知識にとらわれることなく、習得した知識を論理的に考察し、説明することができる(A-3-3) ●能動的に専門的な知識に習得し、博物館における課題を説明でき、課題解決策を提案できる。(A-4-3) ●グループワークなどによって他学科の学生とコミュニケーションを取り、専門的な知識について議論することができる。(A-6-3) 〈ディプロマポリシーの関係〉 この科目は文理学部(学士・文学)のディプロマポリシーDP1〜DP8 及びカリキュラムポリシーCP1〜CP8に対応している。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 ●授業方法は、教員による説明を中心とし、グループワーク等も行う。 ●対面参加が困難な学生については、事前に教員の許可を受けて、Zoomにてオンライン参加ができる。 ●配布資料は、Blackboardを通して配信する。 ●ZoomのURLは、授業前日または当日に、Blackboardのメール機能で連絡、あるいはBlackboardの連絡事項欄に掲示する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業のテーマや到達目標、授業計画等に関して学ぶ。【対面授業】
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解すること。 (2時間) 【事後学習】第2回目以降の授業に備えて、用語など理解できるよう復習する(A-1)。 (2時間) |
2 |
博物館における情報・メディアの意義について学ぶ。【対面授業】
【事前学習】「情報とは何か、メディアとは何か」を調べておく。 (2時間) 【事後学習】第2回課題に取り組み、今後の方向性や課題を考察しとりまとめる(A-1,A-2,A-3)。 (2時間) |
3 |
博物館活動の情報化(博物館における情報の管理と公開・蓄積と活用)について学ぶ。【対面授業】
【事前学習】「博物館活動の情報化」と何かを調べておく。 (2時間) 【事後学習】第3回課題に取り組み、今後の方向性や課題を考察しとりまとめる(A-1,A-2,A-3)。 (2時間) |
4 |
視聴覚メディアの発展と博物館について学ぶ。【対面授業】
【事前学習】「視聴覚メディア」の概略を調べておく。 (2時間) 【事後学習】第4回課題に取り組み、今後の方向性や課題を考察しとりまとめる(A-1,A-2,A-3)。 (2時間) |
5 |
展示・教育普活動におけるICTの活用について学ぶ。【対面授業】
【事前学習】「ICT」の概略を調べておく。 (2時間) 【事後学習】第5回課題に取り組み、今後の方向性や課題を考察しとりまとめる(A-1,A-2,A-3)。 (2時間) |
6 |
インターネットと博物館について学ぶ。【対面授業】
【事前学習】博物館のホームページなどで情報の公開・活用の現状を調べておく。 (2時間) 【事後学習】第6回課題に取り組み、今後の方向性や課題を考察しとりまとめる(A-1,A-2,A-3)。 (2時間) |
7 |
博物館資料のドキュメンテーションとデータベースについて学ぶ。【対面授業】
【事前学習】「ドキュメンテーション」の概略を調べておく。 (2時間) 【事後学習】第7回課題に取り組み、今後の方向性や課題を考察しとりまとめる(A-1,A-2,A-3)。 (2時間) |
8 |
博物館におけるデジタルアーカイブの意義、現状と課題について学ぶ。【対面授業】
【事前学習】「デジタルアーカイブ」の概略を調べておく。 (2時間) 【事後学習】第8回課題に取り組み、今後の方向性や課題を考察しとりまとめる(A-1,A-2,A-3)。 (2時間) |
9 |
デジタルミュージアムとメディアアートについて学ぶ。【対面授業】
【事前学習】「デジタルミュージアム」の概略を調べておく。 (2時間) 【事後学習】第9回課題に取り組み、今後の方向性や課題を考察しとりまとめる(A-1,A-2,A-3)。 (2時間) |
10 |
博物館情報・メディアにおけるユニバーサル・デザインについて学ぶ。【対面授業】
【事前学習】「ユニバーサル・デザイン」の概略を調べておく。 (1時間) 【事後学習】第10回課題に取り組み、今後の方向性や課題を考察しとりまとめる(A-1,A-2,A-3)。また期末の課題に取り組むため博物館を見学し、レポートをまとめる(A-1,A-2,A-3,A-4)。 (3時間) |
11 |
博物館情報・メディアとソーシャル・インクルージョンについて学ぶ。【対面授業】
【事前学習】「ソーシャル・インクルージョン」の概略を調べておく。 (1時間) 【事後学習】第11回課題に取り組み、今後の方向性や課題を考察しとりまとめる(A-1,A-2,A-3)。また期末の課題に取り組むため博物館を見学し、レポートをまとめる(A-1,A-2,A-3,A-4)。 (3時間) |
12 |
博物館と知的財産(著作権・権利処理等)について学ぶ。(課題のレポート提出)【対面授業】
【事前学習】「知的財産(知財)」の概略を調べておく。 (2時間) 【事後学習】第12回課題に取り組み、今後の方向性や課題を考察しとりまとめる(A-1,A-2,A-3)。 (2時間) |
13 |
博物館における情報公開と個人情報の保護について学ぶ。(発表者告知) 【対面授業】
【事前学習】「個人情報の保護」の概略を調べておく。 (2時間) 【事後学習】第13回課題に取り組み、今後の方向性や課題を考察しとりまとめる(A-1,A-2,A-3)。 (2時間) |
14 |
期末課題の発表者によるプレゼンテーションを行い、各発表者の講評も行う。発表と講評、質疑応答によって、博物館における具体的な取組や課題、さらに課題解決案についても共有し、学び合う(A-1,A-2,A-3,A-4,A-6)。【対面授業】
【事前学習】発表者は事前にパワーポイントで発表内容をまとめておく(A-1,A-2,A-3,A-4)。 (2時間) 【事後学習】発表内容に対する自分なりの講評や、発表から得た新たな学びや気づきをとりまとめる(A-1,A-2,A-3)。 (2時間) |
15 |
グループワークを通して、博物館情報・メディアの今後の課題と展開について共有し、学び合う(A-1,A-2,A-3,A-4,A-6)。【対面授業】
【事前学習】これまでの講義の内容を復習する。 (2時間) 【事後学習】これまでの講義内容を振り返り、博物館情報・メディアの今後の展開を考える(A-1,A-2,A-3,A-4)。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題の提出状況をチェックした上で、内容面で評価する。現状分析を行った上で、課題抽出を行い、適切な改善策を設定できているか、難易度の高い課題に取り組んでいるかなどによって総合的に評価する。(70%)、授業参画度:出席状況、学習意欲、コメントシート等から総合的に評価する。(30%) 期末の課題(レポート)、毎回の課題(コメントシート)、その他、グループワークの成果などから、A-1〜A-4の達成度を評価する。 |
オフィスアワー | 質疑応答は、メールやBlackboardの掲示板機能を用いて行う。あるいは次回授業時に回答する場合もある。 |