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博物館実習1(学内)

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令和2年度以降入学者 博物館実習1(学内)
令和元年度以前入学者 博物館実習1(学内)
教員名 勝木言一郎
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業
BlackboardコースID:20221745
授業概要 かつて東京文化財研究所で文化財の研究や保存、情報発信などに携わり、現在、東京国立博物館で日本東洋美術史・東西文化交流史担当の学芸員として勤務する教員が、文化財の展示と保存、活用など、学芸員にとって必要な知識と技術を指導する。
この授業科目における事前・事後学習は合わせて1時間を目安とする。

<日本大学教育憲章との関係>
・物事を既存の知識にとらわれることなく、人文学的根 拠にもとづいて論理的・批 判的に考察し、説明するこ とができる(A-3-3)。
・日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見 し、専門的知識に基づいて 解決案を作成できる(A-4-3)。
・新しい問題に取り組むために、必要な情報を収集し、 それを分析して用いること ができる(A-5-3)。

<ディプロマポリシーとの関係性>
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,4,5及びカリキュラムポリシーCP3,4,5に対応しています。
授業のねらい・到達目標 博物館に関する基礎的な資料の取扱い,展示,教育普及事業等の基本的な技能習得をねらいとした実務実習を行う。この授業では特に美術系・歴史系資料について取り扱う。美術系・歴史系博物館の収蔵品の多くは絵画・彫刻・工芸・考古資料・歴史資料などの有形文化財からなっている。そのため有形文化財の取り扱いは、美術系・歴史系博物館の学芸員にとって重要なスキルの一つであるといえる。そこでこの授業科目では有形文化財の取り扱いに関する知識や技術を習得し、それらの展示と保存、活用の実務へつなげていく。
授業の方法 有形文化財各種の取り扱いを通じて、モノを対象とした調査や研究の方法を学ぶ。授業は対面形式か課題研究形式かにかかわらず、毎回、資料とスライドショーをBlackbordにアップロードする。毎回のスライドショーには実習の内容を説明するほか、動画を視聴して取り組むべき課題が記載してある。履修生は各自が予め資料とスライドショーをダウンロードし、実習に備えること。対面授業に出席できない場合、少なくとも課題には取り組み、提出すること。
履修条件 「博物館概論」および「博物館経営論」の両科目の単位を取得し,かつ学芸員コース履修者選考試験に合格した者。
授業計画
1 ガイダンス 授業のテーマや計画の説明(A-3-3)(A-5-3)(A-4-3)
【事前学習】シラバスを確認し授業全体の流れを理解しておく。 (0.5時間)
【事後学習】授業で配付した資料の確認 (0.5時間)
2 有形文化財の取り扱いと展示 有形文化財の保管、梱包(A-3-3)(A-5-3)(A-4-3)
【事前学習】有形文化財の保管、梱包について文献やメディアで検索し,ノートにまとめる。 (0.5時間)
【事後学習】授業で配付した資料の確認 (0.5時間)
3 有形文化財の取り扱いと展示 絵画の取り扱い(A-3-3)(A-5-3)(A-4-3)
【事前学習】軸装・屏風・襖・衝立・額装の取り扱いについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる。 (0.5時間)
【事後学習】授業で配付した資料の確認 (0.5時間)
4 有形文化財の取り扱いと展示 書跡の取り扱い(A-3-3)(A-5-3)(A-4-3)
【事前学習】巻子・折本・冊子の取り扱いについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる。 (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
5 有形文化財の取り扱いと展示 彫刻の取り扱い (A-3-3)(A-5-3)(A-4-3)
【事前学習】仏像の梱包や彫刻の取り扱いについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる。 (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
6 有形文化財の取り扱いと展示 金工品、刀剣の取り扱い(A-3-3)(A-5-3)(A-4-3)
【事前学習】金工品、刀剣の取り扱いについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる。 (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
7 有形文化財の取り扱いと展示 漆工品の取り扱い(A-3-3)(A-5-3)(A-4-3)
【事前学習】漆工品の取り扱いについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる。 (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
8 有形文化財の取り扱いと展示 陶磁器の取り扱い(A-3-3)(A-5-3)(A-4-3)
【事前学習】漆工品の取り扱いについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる。 (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
9 有形文化財の取り扱いと展示 考古資料の取り扱い(A-3-3)(A-5-3)(A-4-3)
【事前学習】漆工品の取り扱いについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる。 (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
10 有形文化財の取り扱いと展示 歴史資料、古写真の取り扱い(A-3-3)(A-5-3)(A-4-3)
【事前学習】歴史資料、古写真の取り扱いについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる。 (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
11 有形文化財の展示 平常展(A-3-3)(A-5-3)(A-4-3)
【事前学習】平常展について文献やメディアで検索し,ノートにまとめる。 (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
12 有形文化財の展示 特別展(A-3-3)(A-5-3)(A-4-3)
【事前学習】特別展について文献やメディアで検索し,ノートにまとめる。 (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
13 有形文化財の理解を目指した教育活動(A-3-3)(A-5-3)(A-4-3)
【事前学習】講座・ギャラリートークについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる。 (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
14 有形文化財の理解を目指した教育活動(A-3-3)(A-5-3)(A-4-3)
【事前学習】関連イベントについて文献やメディアで検索し,ノートにまとめる。 (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
15 まとめ(A-3-3)(A-5-3)(A-4-3)
【事前学習】有形文化財の取り扱い、展示、教育活動について文献やメディアで検索し,ノートにまとめる。 (0.5時間)
【事後学習】講義で配付した資料の確認 (0.5時間)
その他
教科書 なし
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 授業参画度:ワークシートで評価する。(100%)
実習という授業の性格上、毎回の資料取扱いに対する姿勢等で授業参画度を評価します。ワークシートを配布するので、授業が対面形式か課題研究形式かにかかわらず、各自、毎回の課題をワークシートに記入し、前期の授業が終了した後に提出すること。
オフィスアワー 対面形式の授業時は金曜午前9時00分から10時40分までの間、博物館学芸員課程研究室で、それ以外の場合はメールで、それぞれ質疑応答に対応する。

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