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令和2年度以降入学者 | 博物館実習2(学内) | ||||
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令和元年度以前入学者 | 博物館実習2(学内) | ||||
教員名 | 濱田晋介 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 【対面授業】 BlackBoard ID :20224713 |
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授業概要 | 博物館資料をどのように公表するのか。政令指定都市に所在する博物館に勤務した経験を基に、博物館が所蔵する資料の取扱方法や、公開方法について実践的なスキルやの向上も交えて授業を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 博物館の所蔵資料を公開するための基本的な作業を行うことができる。前学期は記録類によって公開する方法を学び、そのために必要な技能についても教授し、博物館資料の取扱と記録化について修得することができる。 <日本大学教育憲章との関係> ・物事を既存の知識にとらわれることなく、人文学的根 拠にもとづいて論理的・批 判的に考察し、説明するこ とができる(A-3-3)。 ・日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見 し、専門的知識に基づいて 解決案を作成できる(A4-3)。 ・新しい問題に取り組むために、必要な情報を収集し、 それを分析して用いること ができる(A-5-3)。 <ディプロマポリシーとの関係性> この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,4,5及びカリキュラムポリシーCP3,4,5に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【実習】 実物資料の取り扱いに関する理論と実践を行う。また、記録による公開を行う場合の記録化の方法についての実技を行う。拓本・実測図は数回成果物を提出する。 対面授業に参加できない場合、以下の条件を満たす学生は同時双方向型でのZoomでの参加を認める。 (1)Zoomでの参加を認める要件:日本に入国できない留学生、法定による感染症対策のために自宅待機の学生。 (2)提出課題などがある場合:BlackBoardに指示する方法で期日までに提出する。 |
履修条件 | 「博物館実習1」の単位を取得している者。 |
授業計画 | |
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1 |
博物館資料の公開:博物館資料を公開するために学芸員の役割と実務について解説する。【対面授業】A-5-3
【事前学習】事前に博物館・美術館などを見学し、各館で出版されている収蔵品の目録や展示図録などを入手し、呼んでおくこと。また、電子媒体(web上)で、館所蔵品がどのように公開されているか、を事前に調べておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】学修した内容の整理をする (0.5時間) |
2 |
資料の扱い:考古資料と箱物に対する取扱方を実践し、その所作を会得する【対面授業】A-3-3 A-4-3 A-5-3
【事前学習】考古資料と箱物について、事前に調べておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理をする (0.5時間) |
3 |
資料の扱い:巻子本=巻物の取扱方法を実践し、その所作を会得する【対面授業】A-3-3 A-4-3 A-5-3
【事前学習】巻子本・巻物について事前に調べておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理をする (0.5時間) |
4 |
資料の扱い:軸物=掛け軸の取扱方法を実践し、その所作を会得する【対面授業】A-3-3 A-4-3 A-5-3
【事前学習】掛け軸について事前に調べておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理をする (0.5時間) |
5 |
資料の記録化:立体物=土器の実測作業を行い、その方法と図化の意義について学ぶ【対面授業】A-3-3 A-4-3 A-5-3
【事前学習】立体物(3次元)を平面(2次元)区間で表現する時に、どのような留意点が必要かについて調べておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理をする (0.5時間) |
6 |
資料の記録化:平面物=石器の実測を行い、その方法と図化の意義について学ぶ【対面授業】A-3-3 A-4-3 A-5-3
【事前学習】平面図・側面図・断面図に調べておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理をする (0.5時間) |
7 |
資料の記録化:土器などの拓本を採り、その方法と意義について学ぶ【対面授業】A-3-3 A-4-3 A-5-3
【事前学習】乾拓と湿拓について調べておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理をする (0.5時間) |
8 |
資料の記録化:瓦・板碑などの拓本を採り、その方法と意義について学ぶ【対面授業】A-3-3 A-4-3 A-5-3
【事前学習】瓦と板碑について調べておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理をする (0.5時間) |
9 |
資料の記録化:カメラの理論と構造を知り、博物館資料の意義について学ぶ【対面授業】A-3-3 A-4-3 A-5-3
【事前学習】一眼レフカメラと二眼レフカメラについて調べておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理をする (0.5時間) |
10 |
資料の記録化:野外撮影を実践し、写真撮影の基本を学ぶ【対面授業】A-3-3 A-4-3 A-5-3
【事前学習】第9回のカメラの構造について理解しておくこと (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理をする (0.5時間) |
11 |
資料の記録化:室内で平面物を撮影し、その方法と効果について学ぶ【対面授業】A-3-3 A-4-3 A-5-3
【事前学習】一眼レフのデジタルカメラの説明書を読んでおくこと。 (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理をする (0.5時間) |
12 |
資料の記録化:室内で立体物を撮影し、その方法と効果について学ぶ【対面授業】A-3-3 A-4-3 A-5-3
【事前学習】資料写真と芸術写真の違いについて自分なりの考えをまとめておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理をする (0.5時間) |
13 |
資料データの加工:デジタルデータを処理、その方法を会得する【対面授業】A-3-3 A-4-3 A-5-3
【事前学習】コンピュータ用の画像処理ソフトについて調べておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理をする (0.5時間) |
14 |
印刷物の編集:本作りの基礎を知り、レイアウトについて学ぶ【対面授業】A-3-3 A-4-3 A-5-3
【事前学習】縦書きと横書きの書籍の違いについて自分なりの考えをまとめておくこと (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理する (0.5時間) |
15 |
学習内容の総括とまとめ:これまでのなかでもう一度実践したい内容を復習し、博物館資料を公開することの意味を学ぶ【対面授業】A-3-3 A-4-3 A-5-3
【事前学習】これまでの内容をまとめておいておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理をする (0.5時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | 本実習で行った成果物の提出とその内容および実習の理解度(100%) 各授業での実習内容の指示を理解し実践しているかを、提出物と実習の取り組みによって、総合的に判断する。 対面授業に参加できない要件を満たし、zoomで参加した場合、別途指示する課題の提出によって評価する。対面授業での評価と差が出ることはない。 |
オフィスアワー | 授業時間中、あるいはBbのメール機能を使って対応する。 |