検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 社会教育演習2 | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和元年度以前入学者 | 社会教育演習2 | ||||
教員名 | 趙天歌 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業(状況に応じて遠隔授業に変更する場合もある) 20224719:月曜3限→2022社会教育演習2 |
---|---|
授業概要 | グローバル化と少子高齢化が急速に進む中で、先住民族・少数民族や高齢者などといった社 会的マイノリティに関わる諸問題、地域社会(地域コミュニティ)の構築・活性化や多文化共生の実現などといった各種の社会問題と課題が現れている。それらの社会問題を解決・改 善していく上で、生涯・社会教育の観点に基づいてさまざまな社会調査を実施し、調査対象 に寄り添いながら、彼/女らのニーズをより正確に把握し分析・考察する必要がある。本演習では、社会教育調査(とくに質的調査)の計画、実施、調査結果の整理・分析・考察の方法について学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | 社会教育調査の計画、実施、調査内容の整理・分析と考察の方法について学習する。 これによって、質的調査法を中心とした社会教育調査に関わる基本知識と調査方法を習得することができる。(A-7-3,A-8-3) <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP3,CP4に対応している |
授業の方法 | 授業の形式【演習】 *(実際の状況に応じて、後期授業の形態が変更する可能性があります。対面jでも遠隔でも授業内容は同じであるが、発表の実施などで順番が前後調節されることもあります。) ・対面授業の場合、計画通りに授業を進め、授業後課題のかわりに、毎回の授業でバズセッションやプレゼンテーション等を行い、振り返りシートを配布する予定(授業終了時に回収する)。 ・遠隔授業の場合、オンデマンド型授業12回・課題研究型3回。blackboardを通して音声付きスライド資料を配信する(1回授業あたり10~15分程度×2程度を配信する予定)。 学生はその教材を視聴し学習すること。教材の視聴期間は、原則として翌週の授業までに公開する(受講の忘れがないよう注意してください)。毎回オンデマンド授業後に、blackboardを通して「課題」の小テストや論述問題(振り返 りシートの代わり)を設ける。小テストの受験や指定された問いへの回答締め切りは、原則として翌週の授業までとする (提出期限をしっかりと守ってください)。blackboard「掲示板」を通して、質問や議論の機会を提供する。掲示板の内容を週2回程度で巡回するが、すぐにご質問に答えられない場合があるのでご了承ください。課題研究型授業(プレゼン課題やレポート等)は、課題の内容や提出方法、締め切りなどについてはblackboardやオンデマンド授業資料を通して知らせる(特に期日の指定がない場合は、最終提出期限を後期授業の終了日とする)。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
ガイダンス:前期授業の内容、実施方法、学習到達目標、評価基準などについて説明する。
【事前学習】シラバスの内容を確認し、社会教育調査1(前期)授業の内容を振り返ること。 (1時間) 【事後学習】本演習の学習内容と学習方法を理解しておくこと。 (1時間) |
2 |
社会教育調査:調査内容の整理方法①について学ぶ。(小テスト/200字程度の論述課題)。
【事前学習】指定教科書の序章を読むこと。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習し、調査内容の整理方法について考えること。 (30分時間) |
3 |
社会教育調査:調査内容の整理方法②について学ぶ。(小テスト/200字程度の論述課題)。
【事前学習】指定教科書の1章を読むこと。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習し、調査内容の整理方法について考えること。 (30分時間) |
4 |
社会教育調査:調査内容の整理方法③について学ぶ。(小テスト/200字程度の論述課題)。
【事前学習】指定教科書の2章を読むこと。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習し、調査内容の整理方法について考えること。 (30分時間) |
5 |
これまでの授業内容を振り返り、各自行った調査の内容を整理してパワーポイント資料を作成する。提出期間は、第8回授業開始までとする(予定)。
【事前学習】各自行った調査の内容を整理すること。 (1時間) 【事後学習】各自行った調査の内容を整理してパワーポイント資料を作成する。 (2時間) |
6 |
社会教育調査:調査内容の分析方法①について学ぶ。(小テスト/200字程度の論述課題)。
【事前学習】指定教科書の3章を読むこと。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習し、調査内容の分析方法について考えること。 (30分時間) |
7 |
社会教育調査:調査内容の分析方法②について学ぶ。(小テスト/200字程度の論述課題)。
【事前学習】指定教科書の4章を読むこと。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習し、調査内容の分析方法について考えること。 (30分時間) |
8 |
社会教育調査:調査内容の分析方法③(分析の例を参考しながら)について学ぶ。(小テスト/200字程度の論述課題)。
【事前学習】指定教科書の5章を読むこと。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習し、調査内容の分析方法について考えること。 (30分時間) |
9 |
これまでの授業内容を振り返り、整理できた調査の内容を分析する練習をする。分析の視点(質的調査データへのアプローチ方法等)や結果などをパワーポイント資料に作成する。提出期間は、第12回授業開始までとする(予定)。
【事前学習】整理できた調査の内容を分析する。 (1時間) 【事後学習】整理できた調査の内容を分析し、その分析視点と結果をパワーポイント資料に作成する。 (2時間) |
10 |
社会教育調査:分析結果の考察方法①について学ぶ。(小テスト/200字程度の論述課題)。
【事前学習】指定教科書の6章を読むこと。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習し、分析結果の考察方法について考えること。 (30分時間) |
11 |
社会教育調査:分析結果の考察方法②について学ぶ。(小テスト/200字程度の論述課題)。
【事前学習】指定教科書の7章を読むこと。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習し、分析結果の考察方法について考えること。 (1時間) |
12 |
社会教育調査:分析結果の考察方法③について学ぶ。(小テスト/200字程度の論述課題)。
【事前学習】指定教科書の8章を読むこと。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習し、分析結果の考察方法について考えること。 (1時間) |
13 |
これまでの授業内容を振り返り、分析できた調査結果を考察する練習をする。調査内容の整理と分析を踏まえ、さらに考察(客観的な考察によって結論を出す)を加えて、レポート(論文)を作成する。提出締切は、最終回授業までとする(予定)。
【事前学習】指定教科書の結を読むこと。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習し、これまでの調査の整理と分析に加えて考察を文章化すること。 (2時間) |
14 |
レポート(論文)の書き方①について学ぶ。(小テスト/200字程度の論述課題)。
【事前学習】これまでの授業内容を振り返りすること。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習し、レポートの書き方を身につけていくこと。 (1時間) |
15 |
授業内テストとして、レポート課題を作成してもらう(予定)。意見交換などを行う。
【事前学習】後期全体の授業内容を振り返りすること。 (2時間) 【事後学習】後期の授業内容を振り返り、レポートの書き方を身につけていくこと。 (1時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | 使用しない |
参考書 | 前田耕司 『『オーストラリア先住民族の主体形成と大学開放』』 明石書店 2019年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題研究型授業で提示した学習課題の提出状況とその成績を評価する。(プレゼン資料・レポートなど)(40%)、授業参画度:授業の参加状況、オンデマンド型授業の視聴状況、小テストや指定された論述課題の回答状況、掲示板の利用状況などを評価する。(60%) |
オフィスアワー | 事前に連絡をしてもらえれば、常時受け付けるが、原則として金曜日までが望ましい。 |