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古典語・古典学6

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令和2年度以降入学者 古典語・古典学6
令和元年度以前入学者 古典語・古典学6
教員名 冨田真浩
単位数    1 学年 1・2 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業(対面授業に参加出来ない学生(日本に入国できない留学生,遠方に居住している学生)に対しては課題学習にて対応します。)
BlackboardのコースID:20223540
授業概要 古代インドの主要な文献が記されるサンスクリット語を基礎から学習する。インド古典が記されるデーヴァナーガリー文字の原典から,現代日本語訳する能力を養うため,演習形式で授業を行う。サンスクリットの読解能力を身に付けることで今後,仏教やインド思想の研究を進めていく際の重要な基礎知識となる。また本年度は,有名なインド二大叙事詩の1つである『マハーバラタ』のを扱う。その中でもこの世界の創世神話として有名な「乳海攪拌」の神話を講読する。
授業のねらい・到達目標 インドの主要となる古典語であるサンスクリット語を基礎から学ぶ事によって、最終的には簡単なインドの古典の原典を辞書と文法書があれば読めるレベルに到達する事を目標とする。
この科目は,は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシー DP1,DP4 及びカリキュラムポ
リシー CP1,CP4に対応している。
・サンスクリットで記されたインド聖典を自らの力で読解し,考察することができる(A-4-2)。
・読解して得た知識により,根本的な思想を理解し,説明することができる(A-1-2)。
授業の方法 授業の形式:【演習】
サンスクリット語が記されているデーヴァナーガリー文字を配布プリントで学習し、プリント及び指定テキストで文法事項を学習し、演習形式を中心として少しずつサンスクリット語を読めるようにしていく。
授業中に,前回の授業で課した課題の内容を発表させ,1単語ずつ確認して文法的解釈を修正していく。

対面授業に参加出来ない場合,次の①②のいずれかの要件を満たす者の参加を認める。
①日本に入国できない留学生,②遠方に居住している学生
対面授業に参加出来ない学生にはBlackboardを通じて課題を配信する。また,授業時間以降にBlackboardを通じて質問を受け付ける。
そして,次の授業時間までに課題を提出することを求める。
履修条件 必ずテキストを入手すること。
前期の古典語・古典学5と合わせて受講すること。
(やる気があれば後期からの受講でも構いません)
初回以降の授業で、簡単な課題を出題するので、必ず課題を終えて次の授業に臨むこと。
他者の発表中も集中して授業を受けること。
授業計画
1 ガイダンス
サンスクリットとはどの様な言語か?デーヴァナーガリー文字の仕組み,読み方,音論,辞書の引き方の復習。『マハーバーラタ』の乳海攪拌の神話に対する概説。【対面授業】
【事前学習】シラバスを熟読しておくこと。前期の内容を復習しておくこと。 (3時間)
【事後学習】あらためて今回の内容を復習するとともに,課題を終えること。 (3時間)
2 梵文『マハーバーラタ』講読(16章1-3行目)。【対面授業】
【事前学習】前回の課題を終えて来ること。 (1時間)
【事後学習】今回学んだことを復習し,課題を終えること。 (3時間)
3 梵文『マハーバーラタ』講読(16章4-6行目)。【対面授業】
【事前学習】前回の課題を終えて来ること。 (1時間)
【事後学習】今回学んだことを復習し,課題を終えること。 (3時間)
4 梵文『マハーバーラタ』講読(16章7-9行目)。【対面授業】
【事前学習】前回の課題を終えて来ること。 (1時間)
【事後学習】今回学んだことを復習し,課題を終えること。 (3時間)
5 梵文『マハーバーラタ』講読(16章10-12行目)。【対面授業】
【事前学習】前回の課題を終えて来ること。 (1時間)
【事後学習】今回学んだことを復習し,課題を終えること。 (3時間)
6 梵文『マハーバーラタ』講読(16章13-15行目)。【対面授業】
【事前学習】前回の課題を終えて来ること。 (1時間)
【事後学習】今回学んだことを復習し,課題を終えること。 (3時間)
7 梵文『マハーバーラタ』講読(16章16-18行目)。【対面授業】
【事前学習】前回の課題を終えて来ること。 (1時間)
【事後学習】今回学んだことを復習し,課題を終えること。 (3時間)
8 梵文『マハーバーラタ』講読(16章19-21行目)。【対面授業】
【事前学習】前回の課題を終えて来ること。 (1時間)
【事後学習】今回学んだことを復習し,課題を終えること。 (3時間)
9 梵文『マハーバーラタ』講読(16章22-24行目)。【対面授業】
【事前学習】前回の課題を終えて来ること。 (1時間)
【事後学習】今回学んだことを復習し,課題を終えること。 (3時間)
10 梵文『マハーバーラタ』講読(16章25-27行目)。【対面授業】
【事前学習】前回の課題を終えて来ること。 (1時間)
【事後学習】今回学んだことを復習し,課題を終えること。 (3時間)
11 梵文『マハーバーラタ』講読(16章28-30行目)。【対面授業】
【事前学習】前回の課題を終えて来ること。 (1時間)
【事後学習】今回学んだことを復習し,課題を終えること。 (3時間)
12 梵文『マハーバーラタ』講読(16章31-33行目)。【対面授業】
【事前学習】前回の課題を終えて来ること。 (1時間)
【事後学習】今回学んだことを復習し,課題を終えること。 (3時間)
13 梵文『マハーバーラタ』講読(16章34-36行目)。【対面授業】
【事前学習】前回の課題を終えて来ること。 (1時間)
【事後学習】今回学んだことを復習し,課題を終えること。 (3時間)
14 梵文『マハーバーラタ』講読(16章37-40行目)。【対面授業】
【事前学習】前回の課題を終えて来ること。 (1時間)
【事後学習】今回までに学んだことを復習し,試験に備えること。 (3時間)
15 授業到達度の確認と解説(A-1,A-4)。【対面授業】
【事前学習】これまで学習内容をふり返り,よく復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】これまで学んだ全体的な内容を復習し,後期に備えること(A-1,A-4)。 (2時間)
その他
教科書 平岡昇修 『改訂新版 初心者のためのサンスクリット辞典』 山喜房佛書林 2015年
ISBN978-4-7963-0255-5
参考書 辻直四郎 校閲,鎧淳 訳 『J.ゴンダ:サンスクリット語初等文法』 春秋社 1989年
ISBN4-393-10108-1
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(40%)、毎回の課題を中心とする授業参画度(60%)
授業参画度は,課題への取り組み状況や授業への積極的な参加によって判断する。
授業内試験では,サンスクリット原文を,どれだけ正確に現代日本語に翻訳できるかなどを見て評価する。
授業内試験に関して,対面授業に参加出来ない学生はBlackboardを通じて配信される試験問題で代用する。
オフィスアワー 授業前後。Blackboardを通じての質問等にも対応します。

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