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令和2年度以降入学者 | 倫理学課題研究5 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 倫理学課題研究5 | ||||
教員名 | 土屋睦廣 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業 BlackboardのコースID:木曜2限→20220613 |
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授業概要 | プラトン『国家』の第1巻から第5巻第18章までを講読する。 講読の外にも、各自が選んだテーマに関して、研究発表と討議を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | プラトンの主著と言うべき著作を精読し考察することで、プラトン哲学への理解を深めるとともに、哲学・倫理学の根本問題を考究することをねらいとする。また、各自が興味をもった倫理学・哲学の課題について独自の研究を深め、その成果を発表し、ディスカッションによって、倫理的・哲学的に思考力を養成する。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,5,6,7,8およびカリキュラムポリシーCP3,5,6,7,8に対応する。 ・自他の主張や論証を論理的・批判的に考察して、既存の見解を問い直すことができる(A-3-3)。 ・自らの思想的課題に取り組むために必要な情報を収集し、それを分析して用いることができる(A-5-3)。 ・さまざまな人とコミュニケーションをとり、傾聴力と発表力に基づいて、合理的な議論を推進することができる(A-6-3)。 ・さまざまな集団活動において、より良い成果を上げるために、指導者として他者と協働し、作業を行う姿勢を示すことができる(A-7-3)。 ・自分の学修経験を振り返り分析して、今後の改善計画を立てることができる(A-8-3)。 |
授業の方法 | 授業の形式【ゼミ】 少人数ゼミ形式で、プラトン『国家』の前半を精読し、それぞれの個所の解釈上の問題と哲学的問題を解説・討議する。また、各自が選んだテーマに関して、研究発表と討議を行う。 特段の事情により対面授業に参加できない学生に対しては、Zoomでの参加を認める。。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業の進め方と留意事項)、プラトンに関する概説【対面】
【事前学習】プラトンに関する基礎的な事項を予習してくること。 (2時間) 【事後学習】プラトンの人物と思想の概要を理解し、復習しておくこと。 (1時間) |
2 |
プラトン『国家』の概説(A-3-3)【対面】
【事前学習】『国家』の翻訳の解説を読んでくること。 (2時間) 【事後学習】『国家』の概要と意義、問題点を整理すること。 (0.5時間) |
3 |
『国家』第1巻第1章~第9章の講読と討議(A-5-3)【対面】
【事前学習】『国家』第1巻第1章~第9章を予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の内容を整理・復習すること。 (0.5時間) |
4 |
『国家』第1巻第10章~第24章の講読と討議(A-6-3)【対面】
【事前学習】『国家』第1巻第10章~第24章を予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の内容を整理・復習すること。 (0.5時間) |
5 |
『国家』第2巻第1章~第9章の講読と討議(A-3-3)【対面】
【事前学習】『国家』第2巻第1章~第9章を予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の内容を整理・復習すること。 (05時間) |
6 |
『国家』第2巻第10章~第16章の講読と討議(A-5-3)【対面】
【事前学習】『国家』第2巻第10章~第16章を予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の内容を整理・復習すること。 (0.5時間) |
7 |
『国家』第2巻第17章~第3巻第5章の講読と討議(A-6-3)【対面】
【事前学習】『国家』第2巻第17章~第3巻第5章を予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の内容を整理・復習すること。 (0.5時間) |
8 |
『国家』第3巻第6章~第18章の講読。ここまでの内容のまとめと討議(A-7-3,A-8-3)。【対面】
【事前学習】『国家』第3巻第6章~第18章を予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の内容を整理・復習すること。 (05時間) |
9 |
『国家』第3巻第19章~第4巻第5章の講読と討議(A-3-3)【対面】
【事前学習】『国家』第3巻第19章~第4巻第5章を予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の内容を整理・復習すること。 (0.5時間) |
10 |
個人研究発表(A-3-3,A-5-3,A-6-3,A-7-3)【対面】
【事前学習】各自の選んだテーマに関する発表の準備をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業での討議・批評を踏まえて、各自の発表内容を整理すること。 (0.5時間) |
11 |
個人研究発表(A-3-3,A-5-3,A-6-3,A-7-3)【対面】
【事前学習】各自の選んだテーマに関する発表の準備をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業での討議・批評を踏まえて、各自の発表内容を整理すること。 (0.5時間) |
12 |
個人研究発表(A-3-3,A-5-3,A-6-3,A-7-3)【対面】
【事前学習】各自の選んだテーマに関する発表の準備をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業での討議・批評を踏まえて、各自の発表内容を整理すること。 (0.5時間) |
13 |
『国家』第4巻第6章~第19章の講読と討議(A-5-3)【対面】
【事前学習】『国家』第4巻第6章~第19章を予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の内容を整理・復習すること。 (0.5時間) |
14 |
『国家』第5巻第1章~第18章の講読と討議(A-6-3)【対面】
【事前学習】『国家』第5巻第1章~第18章を予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の内容を整理・復習すること。 (05時間) |
15 |
これまで講読した個所の内容のまとめと討議。(A-7-3,A-8-3)【対面】
【事前学習】授業でこれまで講読した個所の翻訳を読んで内容をおさらいしておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業でこれまで講読した個所の内容を復習し整理すること。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 『プラトン(藤沢令夫訳) 『国家』 (上・下) (岩波文庫)』 1979年 |
参考書 | 参考書は授業内で適宜紹介し,必要に応じてプリントを配布する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(100%) 授業参画度は毎回の講読と討議、研究発表とディスカッションにより、論理的・批判的思考力(A-3-3)、挑戦力(A-5-3)、コミュニケーション力(A-6-3)、リーダーシップ・協働力(A-7-3)、省察力(A-8-3)を評価する。語学力や哲学史的知識よりも、積極的な取り組みと努力を評価する。Zoomでの参加が認められた学生に対しては、上記の事項を対面授業の出席者と同等に評価する。 |
オフィスアワー | 質問・相談は随時受け付けるので、初講時に知らせするメールで連絡すること。 |